おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その319

2017-02-13 20:40:27 | 
 先週は、出張で静岡県掛川市へ。水曜日は移動日、東海道新幹線に乗車するときは、いつも「E」席である。なぜなら、電源を確保できるし、なにより、晴れていれば富士山を眺めることができる。今回、世の中は晴天。美しき山を拝することが出来た。翌日、掛川方面は雨。職場の同僚が、気を遣ってくれて、LINEで雪が降っている職場周辺の写真をピンボケで送信してくれた。
 折角、掛川に滞在するので、駄菓子屋の「静岡おでん」や、これまた職場の同僚が「是非行け」、と言ったやきとり屋、そこで一杯。特に、駅北口西側にある「やきとり街」にある「みつば」は、80歳を超えた女将が一人で切り盛りしているお店。ディープである。そして、肉も旨し。そして、1品380円の格安居酒屋もある。掛川、捨てがたし。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、都営新宿線・新宿三丁目。明治通り、靖国通り、新宿通りが通る。新宿御苑の最寄り駅でもある。類氏は、大正8年に神奈川からこの地に移転した「相模屋秋澤商店」、豆菓子店である。現在の主人は三代目、類氏は豆をいただく。落花生の銘柄は「千葉半立」で100グラム500円、完全に乾燥させているのに生の食感。「北海道産黒豆」は100グラム400円、煎っただけなのに風味がとんでもない。庶民受けする価格、「青ピース」は100グラム120円。食したところで、「まめに暮らしましょう」との落ち。

 暗がりになり、「居酒屋 あいうえお」、創業して半世紀、店先の赤提灯は非常に趣がある。店に入ると、昭和レトロを感じる。類氏、カウンターに座して先ずは「酎ハイ」400円を注文。焼酎は「キンミヤ」、それを炭酸で割ってレモン入り。「お通し」400円は、松前漬けにキュウリが入る。お勧めの「マグロ脳天刺」550円は、筋があるものの、脂がのって、なおかつ盛りがよい。こうなると日本酒、富山の地酒「銀盤50 純米大吟醸」650円。
 「牡蛎どんどん焼き」650円は塩味。素材の旨味を引き出す。お次のお酒はぬる燗、三重の地酒「芳泉 純米」500円、類氏はこれに合った肴を所望。アオヤギの貝柱と生ウニを煮た「貝柱生ウニバター煮」550円、これを「芳泉」で流し込む。「和風豆腐ステーキ」650円は、1丁を4等分し、醤油ベースで煮込んだもの。薬味として、大葉、葱、ショウガを一緒に煮込む。これまた「芳泉」で流し込む。〆は御常連との乾杯。十分満足した模様。


 土曜・日曜と、「いわきサンシャインマラソン」のボランティア、ここ数年、天候が思わしくなかったが、今回は晴天。しかし、強風であった。
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博物館浴(東京国立博物館 「春日大社 千年の至宝」)

2017-02-07 21:23:10 | 散策
 東京国立博物館では、特別展「春日大社 千年の至宝」展が開催されている。


   


   


 春日大社では、「式年造替」と呼ばれる社殿の建て替えや修繕が行われ、昨年、60回目を迎えた。

 御祭神は、常陸の国から鹿に乗り、御蓋山山頂に降臨したと伝えられる。そのようなことから、鹿は神の使いとして、奈良では扱われている。

 第1章では、「神鹿の杜」として、春日大社の創祀を物語る歴史資料や絵画作品、そして神々しくも親しみにあふれる「神鹿」に関わる美術品が展示されている。

 第2章は「平安の正倉院」、神々の調度品として奉納された古神宝、国宝の数々が展示されている。

 第3章は「春日信仰をめぐる美的世界」では、神と仏が一体であるとする神仏習合の思想を背景とした仏像や「春日宮曼荼羅」

 第4章は「奉納された武具」では、春日大社に伝わる国宝の甲冑や刀剣など

 第5章は「神々に捧げる芸能」、祭礼の際に神前に奉納された舞楽や能など、芸能に関わる作品

 第6章は「春日大社の式年造替」、式年造替の記録や、狛犬・獅子

 
 神社で曼荼羅図、ちょっと違和感を感じたものの、当時の時代背景を考えれば、神仏合体、八百万の神を祀る日本人の文化である。
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呑兵衛たちの月9 その318

2017-02-06 20:47:19 | 
 先週は、1日、3日と職場の先輩の送別会だった。日本酒好きの面々が多かったので、両日ともに、小生、日本酒を差し入れ。古殿町の「一歩己 無濾過純米生原酒」が好評であった。そのほか、天栄村の「廣戸川 純米吟醸」、旨し。いずれも、福島県産の酒、若い杜氏が頑張っている。そうそう、いわきの地酒「又兵衛」の樽酒、口に含んだ面々、みんな唸って呑んでいた。旨しである。ということで、先週のアルコール摂取量、若干多めであった。しかし、呑兵衛の性、なかなか「休む」ということができない。しかたがないのだろうか。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。


 今日は、つくばエクスプレス・浅草。類氏、小生がよく使う降り口から登場。見馴れた光景が映されている。
 まち歩きは職人町、藍染めのお店「和なり屋」へ。機織りと藍染めを体験することができる。綿や麻でできている衣服を持ち込むこともできる。持ち込み料は、100グラムあたり2,400円。類氏、シャツを持参した。準備は万端である。藍染めは、最初は緑色、空気に触れると酸化して、藍色に変わる。江戸文化を堪能した。

 暗がりになり、仲見世通り方面に向かう「食通街」、路地に入って創業約30年、「房総料理 木むら」へ。女将とその孫で切り盛りしている。女将の生まれは御宿、「房総料理」と称するのを理解した。カウンターに座して、先ずは「瓶ビール」550円、「お通し」300円は大多喜産の筍の煮付け。「さんが焼き」950円は、アジに味噌、ショウガ、葱など薬味を入れてたたく。生のままだと「なめろう」、鮑の貝殻に入れて焼いたのが「さんが焼き」である。まさに、房総の名物。地のものには地の酒、「岩の井 山廃仕込辛口」580円をいただく。御常連のお勧めは「さばねぎ」850円、焼いた鯖をほぐして、その上に千切り大根と葱を乗せていただく。「まぐろのホッペ焼き」900円は筋がなく柔らかい。「岩の井 吟の舞 純米大吟醸」1,150円がお供になる。
 〆は、ベーコン出汁がきいた「にら粥」850円、アルコールで満たした胃袋に優しそうである。


 今週は、出張で静岡県へ。掛川がベースになる。時間があれば、掛川城天守、現存の本丸御殿を見たいものだ。
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博物館浴(東京都写真美術館 「総合開館20周年記念」)

2017-02-05 19:32:35 | 博物館・美術館
 東京都写真美術館では、総合開館20周年記念の展覧会が開かれている。


   


   


 「東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13」は、新進気鋭で、「東京」というテーマで取り組んでいる作家を都営揚げている。そこに見えるのは、人々の生活、風景、ポートレートなど、そこには、混沌とした、都市化された「東京」を伺うことができる。

 「TOPコレクション 東京・TOKYO」は、著名な写真家たちが写真を通して「東京」と対峙している。それぞれの視点でイメージ化された「東京」、見入ってしまう。
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博物館浴(横浜美術館 「篠山紀信展 写真力」)

2017-02-04 20:57:08 | 博物館・美術館
 横浜美術館では、「篠山紀信展 写真力」が開催されている。


   


   


 11月に、品川にある原美術館で「篠山紀信展 快楽の館」を観てきたが、それに引き続きの篠山紀信展である。

 今回の展覧会は、篠山紀信自ら選んだ約130点が、5つのテーマで展示されている。

 最初のコーナーは「GOD 鬼籍には入られた人々」、まさに、亡くなられたスターたちの写真である。ジョン・レノン、三島由紀夫、活慎太郎などなど。

 次は、「STAR 全ての人々に知られる有名人」、山口百恵、吉永小百合、ピンクレディーなどなど。奥方である南沙織の写真も何気に展示してある。

 次は、「SPECTACLE 私たちを異次元に連れ出す夢の世界」、後藤久美子や歌舞伎の写真。

 次は、「BODY 裸の肉体-美とエロスの闘い」、なんといっても衝撃的だった宮沢りえ、樋口可南子などなど。

 最後は、「ACCIDENTS 2011年3月11日-東日本大震災で被災された人々の肖像」、被災地の姿ではなく、被災した人にフォーカスしている。震災発生から50日後に被災地に入り、人と語りながら撮影した。

 スペシャルコーナーには、篠山紀信が関わった雑誌などが展示されていた。

 横浜美術館コレクション(常設)でも写真展が開かれている。これも見ごたえのある作品が展示されていた。
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