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セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

博物館浴(半蔵門ミュージアム「小川晴暘と飛鳥園 一〇〇年の旅」)

2024-10-03 12:27:15 | 博物館・美術館
 半蔵門ミュージアムでは、11月24日(日)まで「小川晴暘と飛鳥園 一〇〇年の旅」が開催されている。





 写真家小川晴暘(おがわ せいよう)は、1894年に姫路市で生まれ、會津八一の勧めで奈良に仏像撮影専門の写真館「飛鳥園」を創業した。2022年に創業100周年を迎え、その歩みを紹介している。
 中国の雲岡石窟、韓国の石窟庵や仏国寺、カンボジアのアンコール・ワットなど、アジアの文化遺産の調査・撮影も積極的に行いました。
 小川晴暘の写真は、記録という枠を超えて、背景を暗がりに仏道に光を当て、仏像写真が芸術作品まで高まった。
 さらに、小川晴暘の子・光三の作品も展示されている。

展示構成
第1章 小川晴暘と飛鳥園
第2章 小川晴暘とアジアの仏教美術
第3章 小川晴暘から小川光三へ
第4章 飛鳥園一〇〇年の旅 志を継いで

 常時展示として、重要文化財の大日如来坐像なども展示されている。

 ちなみに、入館料は無料である。
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博物館浴(三井記念美術館「バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰」)

2024-10-02 12:24:03 | 博物館・美術館
 三井記念美術館では、11月12日まで「文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰 ―ガンダーラから日本へ―」が開催されている。




 何年前だっただろう、テレビで衝撃的な映像を観た。石窟の大仏が爆破される映像だ。

 バーミヤン遺跡

 中央アジアに位置するバーミヤンは、文明の十字路とも呼ばれ、その中に数多くの石窟が彫られ、東西にそれぞれ大仏がそびえていた。爆破前に調査された際のスケッチ、写真、壁画の描き起こし図が展示されている。 
 東西二体の大仏を原点とする太陽神と弥勒の世界に迫り、未来仏である弥勒信仰の流れを、インド・ガンダーラの彫刻と日本の法隆寺など奈良の古寺をはじめ各所に伝わる仏像、仏画等で確かめる。

展示構成
東西二体の大仏と壁画の描き起こし図
玄奘三蔵と『大唐西域記』
太陽神の信仰
アジアの弥勒信仰
弥勒に関する経典と図像

 展示品の中に、「半蔵門ミュージアム」所蔵の作品も展示されていた。

 引き続き、半蔵門ミュージアムに足を運び、「小川晴暘と飛鳥園 一〇〇年の旅 」を鑑賞することにした。
 
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