Al Primer Toqueという、たぶんラジオ番組ですが、ここでグティがあれこれとインタビューに答えたものをマドリー公式がつらつらと載せています。Q&A形式ではないのですが、それで却ってわかりやすいかも。まだ日本語になってない……と思うので、今のうちに。
-------------
彼の誠心は、14年以上に渡ってレアル・マドリーのユニフォームを守ってきたことにある。グティは純粋だ。Al Primer Toqueのインタビューで、グティはレアル・マドリーとスペインのフットボールの現況について概観した。より個人の立場からは、彼の音楽の好みについての話も出た。「Perezaが俺のお気に入りのスペインのグループだ」。さらに個人的なこととして「俺の人生で、何よりも最高の出来事は、俺の子供たちだよ」。マドリディスモに緊密に結びついた話も忘れてはいない。「デル・ボスケが14歳の俺に言ったんだ。もし髪を切らないなら、フットボールの何にも到達できないだろうってね」。話題が広範囲に及んだインタビューで、レアル・マドリーの14番は、フットボール選手としての誠心のキャリア、その将来、その夢について語った。
レアル・マドリーでの彼の人生
「俺は自分のゲームを成熟させなければならなかった。才能の一部として、他のことも身につけなければならない。俺は、自分のポジションだけでなく、それ以外のたくさんのポジションでもプレイしなければならなかった。それで今ここにいる。この夏は、これまでで一番疑問を持った。自分の中で、サイクルが終わったという考えがあったからだ。でもフロレンティーノが復帰し、大きな補強があり、ペジェグリーニが来た。それでここに残るという気持ちを盛り上げられた。俺は、これはやりがいのあるプロジェクトだと信じている。俺にとってというだけでなく、どのマドリディスタにとっても。クラブは俺が残ることを望んでいたが、俺は疑問を持っていた。俺は、事態がはっきりするまで数週間待ってもらうようクラブに求め、最終的に残ることを決めた。」
「俺は、レアル・マドリーというクラブで過ごし、多くの試合を戦い、すべてをこのクラブのために尽くした良い選手として記憶されたい。俺は9歳からここにいる。俺の2番目の家族だ。俺はこのエンブレムと共に成長し、ここで力を伸ばした。レアル・マドリーのファンたちには、特別な感情と共に俺を想い出して欲しいと願っている。第2キャプテンとして、俺にはこのエンブレムが意味するものを、ここに来る人たちに教えていく義務がある。犠牲の心を持ち、このクラブの要求する高みに共にあらねばならないということだ。」
「レアル・マドリーのようなクラブに14年間も所属するのは難しいことだ。努力、トレーニング、自身を信じることで、それが可能になる。自分が役に立っていると感じ続ける一方で、レアル・マドリーがそうだと信頼してくれる、それで俺はここで続けていけるのだろうとはっきり理解している。」
「プレイするのは自分次第だ。自分が良い状態ならプレイできるだろうし、そこにいるだけの選択の自由があるだろう。記憶に(過去に?)生きることはできない。確かに、以前のシーズンから多くのことが変わるだろう。でも現実はそこにある。バルダーノが言ったように。俺は、チームのために有用であり続けることができればと願っているし、レアル・マドリーでプレイする時間を求めている。」
「俺は、物事が俺にとってうまくいき始めたと考えている。ミステルの信頼を得て、彼のプランに入り続けるという希望がある。他の選手よりプレイ時間は少ないだろうというのはわかっている。でも、監督が他の選手のコンディションが落ちていると判断したら、俺はそこにいることだろう。俺たちは監督にとって難しい問題を押し付けることになるし、俺はそうしていくつもりだ。」
新しいロッカールーム
「一番難しいチームだろう。ロナウド、ジダン、フィーゴといった多くの才能が所属した時期もあった。今も多くの才能が集まっているが、チームはより補正されている。このチームに欠けている存在というのはないだろう。」
「チームのまとまりは作られているところだ。ここでは、監督の仕事を重視する必要がある。それがすべてであり、軽視してはいけない。その意味で、そうすればチームは喜びを見出せるし、選手誰もがどんな時でもプレイできると理解する。重要なのは一体となったチームを保持していくことだ。」
「セビージャ戦でのイケルとのことは、何千回もある状況だ。ああいうのがフットボールのひとつだ。以前は、全試合を追うためのカメラが1台だけだったのが、今は選手1人1人にカメラがついているわけだ。難しい話だ。試合の緊張感というのは、日常の現実とはかけ離れて、仲間に対してもひどい言葉の応酬をさせてしまうわけだから。」
すばらしいシーズンスタート
「今シーズンは重要だ。ベルナベウでのCLファイナルに出場したら素晴らしい、最高に特別なことだ。俺たちは、ヨーロッパで良い結果を出せない時期を過ごしてきている。高いレベルを保てないチームで失敗した。でも今シーズンは、大きな希望を持って欧州のタイトルを戦いに挑戦していく。」
「俺たちは、良いスタートを切ったと思う。たくさんの変化があるが、新しいシステム、新しい監督のために融合していかなければならない。もちろん新加入の選手も多いし、簡単なことではない。おそらく、試合はそんなに輝いてはいないだろうが、結果は良いものとなっているだろう。セビージャ戦を除けば。」
「ローテーションは、シーズンの開始のためには非常に良いものになっている。しかしチームがすべての試合を戦い、最後まで続けていくための信頼を得る11人の選手たちを見出す時が来るだろう。」
「足りないものはごくわずかなことだと思っている。それが、バルセロナとレアル・マドリーの唯一の差だ。どちらもビッグクラブだけれど、彼らは成果を出した。俺たちはそれを作っていくところだ。そうだから、俺たちは疑いをクリアしていかなければならない。ただ、俺たちが抱えている選手たちのクオリティからいけば、チームはすぐに非常に良いプレイをし始めることだろう。」
マヌエル・ペジェグリーニ
「俺たちが目指している高いレベルは、一番良いのは、真実をもって向かい合い前へ進んでいくことだ。もしプレイする時間がなかったら、別のところで俺のキャリアを続ける方がいいだろうと思っていた。彼は、俺を信頼すると言ってくれた。俺のトレーニングと努力で、このチームでプレイ時間があるだろうと。」
「彼は、長期に渡りレアル・マドリーの監督であるための、多くの資質を備えている。彼は控えめで、いつ話をすれば良いのかを心得ていて、何かが起きればその選手をサポートする。彼はまた、話し合いを多くする。彼についての欠点が、俺には見当たらない。」
「ペジェグリーニに対して疑いがもたれているなんて、俺には驚きだ。チームにも監督にも時間を与える必要がある。第6節でチャンピオンにはなれないだろう。俺たち全員が、良いプレイをすること、どの試合でも5ゴール叩き込むことを望んでいる。でもそれは簡単なことではない。」
個人のこと
「俺の名前で何かが起こると、すべてが悪い方向になってしまう。他の人の名前だと、もっと穏やかなのに。ファンに関してもマスコミに関しても、俺は愛から憎しみまでを経験している。これは難しいし辛いことだ。俺は、いろいろなことを否定するのにうんざりしているし、それを毎日はできない。今は、とても快適に過ごしているけれど、何年もの間スケープゴートにされていた。俺がいつも言っていたのは、事態がうまく行っている時は、俺は二の次だ。だけど事態が悪化すると、俺の名前が頭に出てくる。」
「フットボールを離れるときが来たら、たくさん旅をするつもりだ。他の国に行って、他の文化を学び、そこで何かフットボールに関係したことを始めるんだ。俺は監督になりたい。はっきりしたアイディアを持てていると思うから。俺が自分のチームをどうプレイさせたいか、わかるんだ。」
「俺の最大の長所は、俺の友人たちにとって最高の友人であるということだ。俺の最大の欠点は…もう皆、どの試合でもピッチの中で見てるな、俺はマラ・レッチェだから(mala leche=性格悪、攻撃的)。」
「11月には、俺の名前がつけられるスタジアムを落成させる。俺はそこで何年も暮らしてきたし、今、レアル・マドリーと共にある俺のキャリアが、とても誇らしく感じることに気づいているんだ。」
-------------
グティも旅人希望とは知りませんでした。某ナカタさんと一緒。日本に来て日本文化を学び…なんてどうだろう。
-------------
彼の誠心は、14年以上に渡ってレアル・マドリーのユニフォームを守ってきたことにある。グティは純粋だ。Al Primer Toqueのインタビューで、グティはレアル・マドリーとスペインのフットボールの現況について概観した。より個人の立場からは、彼の音楽の好みについての話も出た。「Perezaが俺のお気に入りのスペインのグループだ」。さらに個人的なこととして「俺の人生で、何よりも最高の出来事は、俺の子供たちだよ」。マドリディスモに緊密に結びついた話も忘れてはいない。「デル・ボスケが14歳の俺に言ったんだ。もし髪を切らないなら、フットボールの何にも到達できないだろうってね」。話題が広範囲に及んだインタビューで、レアル・マドリーの14番は、フットボール選手としての誠心のキャリア、その将来、その夢について語った。
レアル・マドリーでの彼の人生
「俺は自分のゲームを成熟させなければならなかった。才能の一部として、他のことも身につけなければならない。俺は、自分のポジションだけでなく、それ以外のたくさんのポジションでもプレイしなければならなかった。それで今ここにいる。この夏は、これまでで一番疑問を持った。自分の中で、サイクルが終わったという考えがあったからだ。でもフロレンティーノが復帰し、大きな補強があり、ペジェグリーニが来た。それでここに残るという気持ちを盛り上げられた。俺は、これはやりがいのあるプロジェクトだと信じている。俺にとってというだけでなく、どのマドリディスタにとっても。クラブは俺が残ることを望んでいたが、俺は疑問を持っていた。俺は、事態がはっきりするまで数週間待ってもらうようクラブに求め、最終的に残ることを決めた。」
「俺は、レアル・マドリーというクラブで過ごし、多くの試合を戦い、すべてをこのクラブのために尽くした良い選手として記憶されたい。俺は9歳からここにいる。俺の2番目の家族だ。俺はこのエンブレムと共に成長し、ここで力を伸ばした。レアル・マドリーのファンたちには、特別な感情と共に俺を想い出して欲しいと願っている。第2キャプテンとして、俺にはこのエンブレムが意味するものを、ここに来る人たちに教えていく義務がある。犠牲の心を持ち、このクラブの要求する高みに共にあらねばならないということだ。」
「レアル・マドリーのようなクラブに14年間も所属するのは難しいことだ。努力、トレーニング、自身を信じることで、それが可能になる。自分が役に立っていると感じ続ける一方で、レアル・マドリーがそうだと信頼してくれる、それで俺はここで続けていけるのだろうとはっきり理解している。」
「プレイするのは自分次第だ。自分が良い状態ならプレイできるだろうし、そこにいるだけの選択の自由があるだろう。記憶に(過去に?)生きることはできない。確かに、以前のシーズンから多くのことが変わるだろう。でも現実はそこにある。バルダーノが言ったように。俺は、チームのために有用であり続けることができればと願っているし、レアル・マドリーでプレイする時間を求めている。」
「俺は、物事が俺にとってうまくいき始めたと考えている。ミステルの信頼を得て、彼のプランに入り続けるという希望がある。他の選手よりプレイ時間は少ないだろうというのはわかっている。でも、監督が他の選手のコンディションが落ちていると判断したら、俺はそこにいることだろう。俺たちは監督にとって難しい問題を押し付けることになるし、俺はそうしていくつもりだ。」
新しいロッカールーム
「一番難しいチームだろう。ロナウド、ジダン、フィーゴといった多くの才能が所属した時期もあった。今も多くの才能が集まっているが、チームはより補正されている。このチームに欠けている存在というのはないだろう。」
「チームのまとまりは作られているところだ。ここでは、監督の仕事を重視する必要がある。それがすべてであり、軽視してはいけない。その意味で、そうすればチームは喜びを見出せるし、選手誰もがどんな時でもプレイできると理解する。重要なのは一体となったチームを保持していくことだ。」
「セビージャ戦でのイケルとのことは、何千回もある状況だ。ああいうのがフットボールのひとつだ。以前は、全試合を追うためのカメラが1台だけだったのが、今は選手1人1人にカメラがついているわけだ。難しい話だ。試合の緊張感というのは、日常の現実とはかけ離れて、仲間に対してもひどい言葉の応酬をさせてしまうわけだから。」
すばらしいシーズンスタート
「今シーズンは重要だ。ベルナベウでのCLファイナルに出場したら素晴らしい、最高に特別なことだ。俺たちは、ヨーロッパで良い結果を出せない時期を過ごしてきている。高いレベルを保てないチームで失敗した。でも今シーズンは、大きな希望を持って欧州のタイトルを戦いに挑戦していく。」
「俺たちは、良いスタートを切ったと思う。たくさんの変化があるが、新しいシステム、新しい監督のために融合していかなければならない。もちろん新加入の選手も多いし、簡単なことではない。おそらく、試合はそんなに輝いてはいないだろうが、結果は良いものとなっているだろう。セビージャ戦を除けば。」
「ローテーションは、シーズンの開始のためには非常に良いものになっている。しかしチームがすべての試合を戦い、最後まで続けていくための信頼を得る11人の選手たちを見出す時が来るだろう。」
「足りないものはごくわずかなことだと思っている。それが、バルセロナとレアル・マドリーの唯一の差だ。どちらもビッグクラブだけれど、彼らは成果を出した。俺たちはそれを作っていくところだ。そうだから、俺たちは疑いをクリアしていかなければならない。ただ、俺たちが抱えている選手たちのクオリティからいけば、チームはすぐに非常に良いプレイをし始めることだろう。」
マヌエル・ペジェグリーニ
「俺たちが目指している高いレベルは、一番良いのは、真実をもって向かい合い前へ進んでいくことだ。もしプレイする時間がなかったら、別のところで俺のキャリアを続ける方がいいだろうと思っていた。彼は、俺を信頼すると言ってくれた。俺のトレーニングと努力で、このチームでプレイ時間があるだろうと。」
「彼は、長期に渡りレアル・マドリーの監督であるための、多くの資質を備えている。彼は控えめで、いつ話をすれば良いのかを心得ていて、何かが起きればその選手をサポートする。彼はまた、話し合いを多くする。彼についての欠点が、俺には見当たらない。」
「ペジェグリーニに対して疑いがもたれているなんて、俺には驚きだ。チームにも監督にも時間を与える必要がある。第6節でチャンピオンにはなれないだろう。俺たち全員が、良いプレイをすること、どの試合でも5ゴール叩き込むことを望んでいる。でもそれは簡単なことではない。」
個人のこと
「俺の名前で何かが起こると、すべてが悪い方向になってしまう。他の人の名前だと、もっと穏やかなのに。ファンに関してもマスコミに関しても、俺は愛から憎しみまでを経験している。これは難しいし辛いことだ。俺は、いろいろなことを否定するのにうんざりしているし、それを毎日はできない。今は、とても快適に過ごしているけれど、何年もの間スケープゴートにされていた。俺がいつも言っていたのは、事態がうまく行っている時は、俺は二の次だ。だけど事態が悪化すると、俺の名前が頭に出てくる。」
「フットボールを離れるときが来たら、たくさん旅をするつもりだ。他の国に行って、他の文化を学び、そこで何かフットボールに関係したことを始めるんだ。俺は監督になりたい。はっきりしたアイディアを持てていると思うから。俺が自分のチームをどうプレイさせたいか、わかるんだ。」
「俺の最大の長所は、俺の友人たちにとって最高の友人であるということだ。俺の最大の欠点は…もう皆、どの試合でもピッチの中で見てるな、俺はマラ・レッチェだから(mala leche=性格悪、攻撃的)。」
「11月には、俺の名前がつけられるスタジアムを落成させる。俺はそこで何年も暮らしてきたし、今、レアル・マドリーと共にある俺のキャリアが、とても誇らしく感じることに気づいているんだ。」
-------------
グティも旅人希望とは知りませんでした。某ナカタさんと一緒。日本に来て日本文化を学び…なんてどうだろう。