けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

休みなし

2009-10-25 20:41:15 | football
日曜日10時30分から始まった、マドリーの皆さんのトレーニングの様子。これを読んでも試合の結果はわからないとは思いますが、スポルティング・ヒホン戦で負傷したのが誰かはわかってしまいます。すみません。

火曜日22時にムニシパル・デ・サント・ドミンゴにて行われるコパ・デル・レイ(火曜日だったんだ…)のアルコルコン戦をにらみ、レアル・マドリーの選手たちは休むことなく、日曜日もバルデベバスにてトレーニングを実施。
良いニュースは、大腿部の筋肉に違和感を抱えて、ヒホン戦で途中交代を余儀なくされたシャビ・アロンソ。それほど重いものではなかったようで、ヒホン戦で先発した選手のうちの4人、カカ、ドレンテ、マルセロ、セルヒオ・ラモスと共に、ランニングなどをこなしたようです。先発した選手のうち、ラウル、グラネロ、ディアラは、他の選手たちと共に、ボールを使ったトレーニングに参加。GKは、イケル、デュデクにカスティージャCのティトを加えて別個のトレーニング。
ヒホン戦で先発したうち、負傷を抱えて試合を終えたぺぺとガライは、ともに室内での調整となりました。ペペは右足首に軽い捻挫、ガライは、今日の記事では負傷部位が書かれていませんが、予防的措置のため。他にグティが、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアインと共に室内での調整を実施。
ラスは、まだフランスから帰ってこれていないそうです。
ルートの名前が室内調整の方にないということは、ピッチでの全体トレーニングができたということでしょうか。そうならいいんだけど。
選手個人個人のコンディションの問題かもしれませんが、全体と一緒のトレーニングをしたというラウルやグラネロ、ディアラ、大丈夫?と気になってしまいます。


追加:ルート
トレーニング記事の中には書いてなかったかもしれませんが、公式のビデオには、ルートが全体練習に復帰、とありました。よしよし。国王杯に間に合うかどうかは…さすがに無理か。
室内組も、トレーニング冒頭のランニングはできているみたいだし(少なくともガライ、ペペ、ベンゼマはランニングしていた)、無理はしないとしても徐々に戻ってくるのを待つしかないですね。イグアインがやたらと楽しそうでした。

98

2009-10-25 12:13:26 | football
スポルティング・ヒホンvsレアル・マドリーの試合を見たので、簡単に感想を。マルセイユの情報と大地と一体になったシャビ・アロンソの下に書いてありますので、ON AIR待ちの方はお気をつけて。


「クラシコ」への召集選手
日曜日21時に試合が実施されることが決まったマルセイユvsパリ・サンジェルマン戦に向けた、マルセイユの召集選手です。20名いますので、最終的に2名が外れるはず。

GK:マンダンダ、アンドラーデ
DF:ボナール、エインセ、エムボウ、タイウォ、イウトン、ディアワラ
MF:ルーチョ、カボレ、シセ、シェルー、アブリエル、エムビア、ヴァルビュエナ、ベナルファ
FW:ニアン、ブランドン、モリエンテス、コネ

土曜の試合でリヨンがニースに敗れ、モンペリエがレンヌに敗れ…現在5位のマルセイユは、勝てば3位にまで上がることができます(その上にいるのは、ボルドーとモナコ)。







大地の鼓動を感じる







09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 8
Sporting Gijon 0-0 Real Madrid C.F.


GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、ガライ(64、アルビオル)、マルセロ
MF:ディアラ、シャビ・アロンソ(76、ファン・デル・ファールト)、カカ、ドレンテ(57、グティ)、グラネロ
FW:ラウル

マドリーが公式戦を「0-0:エンパテ・ア・セロ」で終わったのは、なんと98試合ぶりのことだそうです。とMARCA情報。2007年2月17日のベルナベウで行われたベティス戦以来……本当かな。ちなみにゴールなしは、昨シーズンの35節以来とのこと。

予想と違うところは、ファン・デル・ファールトではと思われていた中盤左にドレンテが入り、ガライが先発で出てアルビオルがお休みになったこと。
試合ですが、身もフタもない言い方をすると、つまらなかった、です。はっとするようなチャンス、力強さとか上手さが見られるとか、そういったものがすごく少なかったように感じた。敗戦から中2日、選手たちの身体は重そうでした。サイドをうまく使わなければというのもまだまだだし、ディフェンスもかなりやられていた。バジャドリー戦やミラン戦で、1試合の中で失点するととたんにチームが焦りだす様子が見られていましたが、これは試合間でもそうなのかな。1試合に敗れた、次の試合でもメンタルが切り替えられていないように見える。

気になったのが、中盤では一番底になるんだろうと思っていたディアラがシャビ・アロンソより前の攻撃に近い位置にいることが多かったこと。だからといって何か効果があるのでもなく、逆にシャビ・アロンソは最終ラインに吸収されるかと思うような場所で守備をしていた。あれでは、シャビ・アロンソがパスを出すような余裕がほとんどない。特に前半、スポルティングが元気に攻めこんできていて(もちろん彼らのカーサなのだから当然ですが)、マドリーがそれを上手く止めきれず最終ラインが相当バタバタしながら応対していました。中盤もサイドも止めきれていない。実際に数を数えていたわけではありませんが、右サイドのセルヒオ・ラモスが攻撃参加する機会も少なかったように思う。攻撃参加で言うなら左のマルセロの方がまだしていたかなあ。
ボールを持ってはいるもののろくなチャンスもなかったマドリーでしたが、前半30分に大混戦の中から…なんで混戦になったのかは忘れましたが、ラウルにチャンスが。でもスポルティングのGKファン・パブロががっちり守る。この試合、ファン・パブロが終始良かったんですが……これを無得点の理由にするのは情けなさ過ぎるか。

後半に入って早い時間に、セルヒオ・ラモスが高い位置で攻撃に参加。セルヒオ・ラモスから、右にポジショニングしているカカにパス、折り返しをグラネロがシュート。入らなかったけど、これが一番のチャンスかな。これでようやくに空気が変わると思ったんですが、この時は。
早い時間でグティが登場、ドレンテが下がる。グティは、あまり目だった感じはしませんでした。私が見逃していただけかもしれませんが。
後半20分ごろ、ガライが相手選手にタックルしたときにどこか痛めたようで、しばらく動けず。足がつったか足首辺りを削られたか。その後は普通にプレイしていましたが、結局5分もしないうちにアルビオルと交代になりました。せっかくローテーションだと思ったアルビオルでしたが、完全休養とはいかなかった。負傷っぽいのがさらにもう1人。残り15分を切ったところでラフィが入ったのですが、下がったのは意外にもシャビ・アロンソ。下がってきた時に、腿裏に手を当てたのと、ペジェグリーニと何か話をした様子を見ると、ハムストリングあたりに違和感があるようです。また負傷者が増えてしまう…。
他にゴールチャンス!と思ったのは、後半も終わりに近づいた頃のラウルのゴール! だと思ったのですがノーゴール判定に。きれいに抜け出て決めたのに。オフサイドを取られたのかと思いましたが、ラウルのポジションはオンサイド。結局、ラウルにラストパスを出す前のトラップで、ボールを手に当ててしまったカカのハンドを取ったようでした。
プレイ時間は少ないですが、ファン・デル・ファールトはやっぱり良いなあと思う。なかなか成功に結びつかないけど短い時間でもチャンスを作ったり、チャンスに絡んだりできるし、相手の右サイドの攻撃にぴったりはりついてボールを出させたり、守備もきちんとやる。堅実で良いと思うんですが、ペジェグリーニの中ではまだ位置づけは低い方なんだろうな。

サイドを使わなければ、という意思は見て取れました。左にドレンテを先発させたのも、サイドを使うことを意識したからかなと思う。グラネロもドレンテも、わざとらしいとか思ってしまうくらい、きっちり開いてボールを要求したりしていました。トップ下のポジションで生きるのではと期待したカカは、マークが集中して思うように動けていない感じ。それでもラウルにいいパスを通したりしていたし、途中からはサイドに開いてチャンスメークしたり、これもサイドの意識なのかなと思う。常にサイドに張り付いていろとは思いませんが、中で混雑したり上手くいかないのであれば、うまくサイドを使えば良いだけの話で……まだうまく使えているとは言えないかもしれないけど。


怪我人のお知らせ
ペペ:スポルティング・ヒホン戦をコンプリートしたものの、ペペは足首に軽い捻挫を負った状態であるとのこと。気が付かなかった……。
ガライ:双子筋
シャビ・アロンソ:大腿部の筋肉
後者の2人が試合中に交代したのは、それぞれ筋肉に違和感があったための予防的措置であったようです。

雨が降り、ピッチが一部柔らかくなっていたりして、疲労のたまっている選手たちには足に辛い状態だったと思います。すぐにミッドウィーク、国王杯なのですが。国王杯は負けても良いとか言うと、国王杯取ってないカピタンに怒られそうですが……でも負傷者が多すぎる。