けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

忘れない

2011-02-09 21:25:28 | football
今夜は代表戦
マドリーに関係するスケジュールは以下のとおり。時間はすべて現地(=スペイン)時間。日本時間は+8時間。

20時45分
 ドイツ vs イタリア
21時
 フランス vs ブラジル
 ポルトガル vs アルゼンチン
21時30分
 スペイン vs コロンビア

クリスチアーノ対メッシのどっちがエライか、とかどうでもいいので、とにかく全員怪我なく帰ってきてください。



ひとが少ないけど
2日間のお休みを経て、マドリーの留守番組は本日よりトレーニングを再開。居残っているトップチームの選手は、GKのデュデクとアダン、左脚に違和感を抱えて帰ってきたカルバーリョ、ペペ、カカ、グラネロ、カナレス、ペドロ・レオン、アデバヨール、あとイグアイン。MARCAによると、理由はわかりませんが、ラスはクラブからの許可を得て欠席だったそうです。
トレーニングは、カスティージャの助けを借りてマドリーCとの紅白戦だったようです。回復したデュデク、ディフェンスラインはファンフラン、ペペ、イバン・ゴンサレス、カサード、中盤にグラネロ、Poley(マドリーC)、カナレス、カカ、ペドロ・レオン、トップにアデバヨール。ゴールを決めたのはカカとカナレスだったそうです。
ポルトガル代表から返されたカルバーリョは、イグアインと共に室内で調整。現時点で、週末の試合への出場可否はまだわからないようです。



忘れないこと
先日のパヌッチによるSKY Italyのモウリーニョインタビュー、ASから第2弾。クラシコの敗戦についても触れています。
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Q:チェルシーでは50年ぶりにプレミア制覇を果たし、インテルではチャンピオンズを手にしました。そして今、マドリーの監督として、バルサを打ち負かす義務を負っている...。
M:あの試合(こないだのクラシコ)では、我々はボールが見えていなかった。試合は5-0で終わったが、もし試合がさらに10分間続いていたら、相手は6点目か7点目を入れていただろう。あの試合は忘れるためのものではない、覚えておくためのものだ。昨シーズン、インテルでバルセロナと対戦した時に少し似たところがある。我々はチャンピオンズのグループステージで2-0で敗れたが、4-0になるかもしれない試合だった。我々はそれを忘れなかった。その試合が、セミファイナルで彼らと対戦する準備のベースになったのだ。そして、再びバルセロナと対戦する時には、私はまさに同じことをレアル・マドリーでやるつもりでいる。

Q:あのインテル対バルサのセミファイナルは、あなたの手による戦術の傑作ですね。
M:監督として、もし私が、私のチームの組織という視点から見て1つの試合を選ぶことができるなら、私はあのカンプ・ノウでの試合を選ぶ。多くの批評家にとってはフットボールの試合ではなかったかもしれないが、私にとってはそうだった。あれはチェスの試合のようなものだった。バルセロナのカーサで、10人で戦うこと、我々は、英雄的で歴史に残る、まったく信じられないような試合を成し遂げた。試合が終わった時、我々は、チャンピオンズ・リーグで優勝しないでいるのは不可能だと理解した。ファイナルの対戦相手がバイエルンだったとしてもだ。

Q:イタリアには素晴らしい想い出が残っていますね。
M:いつの日か帰るつもりでいるよ。

Q:インテルでの2年半ですべてを勝ち取った後では、3年目はいつでも非常に特別な年になるでしょうね。
M:そのとおり。頂点に到達したら、3年目というのはいつでも特別な年だ。しかしインテルでは、選手たちの真剣さ、強い野心、その誇りについての心配を感じることはなかった。あのチームで続けていって、再び勝利を得ることに問題はなかった。今は、レオナルドがあのチームを率いて幸せでいるというのを読んでいる。確実に、彼らは再び勝利をおさめることだろう。

Q:どの選手と特別な関係を築いているのですか?
M:私と選手たちとの関係はいつでも非常に素晴らしいものだった。私にすべてを、その魂までを捧げてくれた選手たちだ。私に葉言葉もないよ。ドログバについて語ることもできる。でも、同じようにランパードやエッシェン、ジョン・テリーについて話さなければ、不公平だ。同じことがマイコンやスナイデル、エトオについても言える。もし大金が必要でないなら、バロン・ドールをそれぞれにあげたいよ。

Q:インテルの会長であるモラッティとの関係はどうでしたか?
M:ファンタスティックだ。最初の日から、彼はとてもオープンだった。パリでの、彼の家でのことを覚えている。彼の息子のマウロと彼の妻が一緒だった。私は彼に冗談めかしてこう言った。「いつの日か会長が私に、誰をプレイさせるべきかと聞いてきたら、私はすぐにスーツケースに荷物を詰めて、まっすぐマルペンサ空港(ミラノの空港)に行きますよ」と。これは冗談で言ったんだが、でもこれで、彼が私にとってどのような存在かわかるだろう。モラッティはファンタスティックで、優れていて、親切で、オープンな人物であり、勝利に対する強い意志、野心を持ちながら、同時に正直でクリーンな1人のファンだ。1人の監督が望むすべてを備えている。私の心に最も残ることの1つは、我々がチャンピオンズを制覇した時に、そのタイトルが会長と彼の家族にもたらす意味を理解したことだ。彼らにとってあのタイトルは、過去を振り返ることができるものなのだと私は思う。モラッティは素晴らしい友人だ。

Q:モウリーニョの夢とは何ですか?
M:私が夢見るのは、幸せに、力強く、健康に、喜びをもって朝目覚めること。そしてトレーニングに出かけていくこと、家族と共にあること......私は、フットボールの世界で何年も過ごし、勝利し続けていたいと思っている。いるためにいたいのではない。それでは、私は我慢できない。でも、そういう日がすぐにやってくるとは思っていない。私の考えは、ヨーロッパのフットボールのトップレベルで、この先10年か15年やっていくこと。それからは、違う経験をしたいと思う。アメリカでね。N.Y.レッドブルズやL.A.ギャラクシー、マンハッタンの家、マリブにも家を。そういう考えがある。
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クラシコのあと、あの試合は消化しやすいものだと話していたモウリーニョでしたが、それは、消化して忘れるということではなく、どう役立てるか自分の中で始末がついている、ということだったんだろうと思われます。願わくば、あの敗戦が糧となって、マドリディスタの誇りを取り返すような結果に結びつきますように……。



スケジュール、次節と次々節
第23節
2月12日(土)
 18時:アトレチコ vs バレンシア
 20時:スポルティング vs バルセロナ
 22時:ラシン vs セビージャ
2月13日(日)
 17時:レバンテ vs アルメリア
 17時:マラガ vs ヘタフェ
 17時:エルクレス vs サラゴサ
 17時:レアル・ソシエダ vs オサスナ
 19時:デポルティーボ vs ビジャレアル
 21時:エスパニョール vs レアル・マドリー
2月14日(月)
 21時:マジョルカ vs アスレチック・ビルバオ

第24節
2月19日(土)
 18時:バレンシア vs スポルティング
 20時:レアル・マドリー vs レバンテ
 22時:サラゴサ vs アトレチコ・マドリー
2月20日(日)
 17時:ヘタフェ vs ラシン
 17時:ビジャレアル vs マラガ
 17時:デポル vs アルメリア
 17時:エスパニョール vs オサスナ
 19時:セビージャ vs エルクレス
 21時:バルセロナ vs アスレチック・ビルバオ
2月21日(月)
 21時:レアル・ソシエダ vs マジョルカ

これまで日曜に試合をするスケジュールが続いていたマドリーが、第24節で久しぶりに土曜開催になります。22日(火)がチャンピオンズの試合だからでしょうね。その前は1週間空いていて、休養が取れそうなのは良かった。



おまけ:チョコ食え
スペインのスーパースター、グティさんが、トルコでCMに出ることになったよ、というニュースを拾いました。Boleroというチョコレートの……グティがチョコレート。よくわかりませんけど、隣にいるおじさんがトルコ語の発音を教えている…というような設定のようです。うん、やっぱりよくわからない。
実際のCMは30秒ちょっとですが、ベシクタシュでのプレー集や、イケル&エルゲラと一緒にドラマか何かに出た映像までくっついたメーキング動画も見つかったので、
そちらへのリンクもついでに。



プリンを食べるラウルとか、そういうCMはないの?>ドイツ。