ベンゼマかアデバヨールか?
前節レアル・ソシエダ戦は、モウリーニョ曰くミッドウィークのインターナショナルマッチを考慮して、アデバヨールが先発しベンゼマは出場することなく試合を終えました。1週間が過ぎて、「ベンゼマかアデバヨールか」は、先発11人が発表されるまではどうなるかわからないまま。
ちょっと気になるのが、サンテティエンヌvsリヨン戦を観戦しに行ったモウリーニョの情報を探しにレキップやfrancefootball辺りを見ていたら、リヨンの会長オーラスが、ベンゼマは負傷のためエスパニョール戦には出ないだろう、とコメントしたというニュースを拾ったこと。オーラスは試合中にモウリーニョと話をしたりしたそうですが、ベンゼマ欠場可能性という情報をモウリーニョづてに得たのか、別のルートで知ったのか(ベンゼマの元所属会長、代表経由の負傷情報も手に入りやすいと思う)、その辺りは不明。
ベンゼマはミッドウィークのインターナショナルマッチで、デヨンク→シャビ・アロンソ的なハイキックを右胸から肩の辺りに受けていて、負傷はその部分のことを言ってるのかもしれません。もっともあのハイキックの後もプレイを続け、ゴールも決めていたけど……。

偵察中
偵察仕事
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別の2択:アルベロア? マルセロ?
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ドイツ1
シャルケ 1-0 フライブルク
終始シャルケが押していて、シュートチャンスもたくさんあって、でも終わってみたら1-0。とりあえず、久しぶりにノイヤーがのんびりできた試合だったように思います。時々バタバタしてましたが。
シャルケ、攻撃はほとんど右側からしか成立しません。内田とファルファン側。シャルケの公式では、マガトからアジア杯優勝を祝う花束をもらった内田の記事が特別にできていて、その中で、この試合一番のボールタッチ数だったと書かれていました。よく効いていたんじゃないかと思います。たまにすごいクロス(ダメな意味で)が上がってましたが。でも、攻撃は右からばっかりなのにに、ゴールシーンは左から崩していった場面でした。アシストはラウル、ファルファンのゴール。
ラウルは、ゴールこそ決まりませんでしたが、かなりリズムがしっくりと合ってきているようで、良いコンディションのように感じました。CLに向けてのウォーミングアップ中だと思っておこう。あと、個人的にはフラドも良かったと思います。まだマガトの信頼を完全に得ているという感じではないけれど、でもあのフラドの動き、ドリブルは、ドイツでは異質なんだろうなあ。フラドを止めに行く相手選手には、よく黄色が出てるように思います。
ドイツ2
清水公式:岡崎慎司選手のシュツットガルト移籍に関する経緯について
シュトゥットガルトが1月30日に移籍決定を発表していたのに、エスパが公式では何も情報が出てなくて、正式にクラブに獲得依頼が来たという話も聞かなかったので、何か微妙な感じがあったのですが。常に契約は、両クラブと選手の3者の合意に基づくものなのに、前所属のクラブ(=清水)に正式に交渉オファーがないなんて。発表時点、契約発効時点でも、まだ清水との契約下だったのに。
とりあえず、エスパルスが公式に、FIFAの規則を精査してクラブとしての立場を示したのは良かったと思います。オカもまさかこんなことになるとは思ってなかったのかもしれませんが、海外移籍を実現させることに一生懸命になりすぎていたのかな。6年間一緒に成長してきたクラブなんで、誰もドイツへの挑戦を止めたいなんて思ってません。でも、契約の間隙を狙った(それを考えたのは代理人かシュトゥットガルト側か)かのようなやり方、海外移籍至上主義的な雰囲気(Jのクラブは融通を利かせてやればいいんだ、とかいう感じの)には、やっぱり良い気はしない。妙にマスコミは清水批判に動いてるように感じられますが。
現時点で、全体像がわかるほどの情報も手にしていないし、今どこまで進捗しているのかもわかりません。とにかく早く解決して、ドイツでの岡崎が見られたら、それでいいです。
前節レアル・ソシエダ戦は、モウリーニョ曰くミッドウィークのインターナショナルマッチを考慮して、アデバヨールが先発しベンゼマは出場することなく試合を終えました。1週間が過ぎて、「ベンゼマかアデバヨールか」は、先発11人が発表されるまではどうなるかわからないまま。
ちょっと気になるのが、サンテティエンヌvsリヨン戦を観戦しに行ったモウリーニョの情報を探しにレキップやfrancefootball辺りを見ていたら、リヨンの会長オーラスが、ベンゼマは負傷のためエスパニョール戦には出ないだろう、とコメントしたというニュースを拾ったこと。オーラスは試合中にモウリーニョと話をしたりしたそうですが、ベンゼマ欠場可能性という情報をモウリーニョづてに得たのか、別のルートで知ったのか(ベンゼマの元所属会長、代表経由の負傷情報も手に入りやすいと思う)、その辺りは不明。
ベンゼマはミッドウィークのインターナショナルマッチで、デヨンク→シャビ・アロンソ的なハイキックを右胸から肩の辺りに受けていて、負傷はその部分のことを言ってるのかもしれません。もっともあのハイキックの後もプレイを続け、ゴールも決めていたけど……。

偵察中
偵察仕事
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ジョゼ・モウリーニョは、エスパニョール戦を前にしたレアル・マドリーの最終トレーニングを離れ、チームと一緒にバルセロナへ移動することもしなかった。監督はトレーニングを離れ、2月22日に行われるチャンピオンズ・リーグで対戦するリヨンの試合を見に行ったのだ。
モウリーニョは、アシスタントコーチのモライスと共にバルデベバスを出て(土曜のトレーニングは16時30分開始予定だった)、プライベートジェットで、21時にサンテティエンヌvsリヨンの試合が行われるジョフロワ・ギシャールに向かった。
モウリーニョは時間通りにサンテティエンヌのスタジアムに到着。サンテティエンヌの元選手であるドミニク・バテネイ、イバン・クルコビッチなどと共に試合を観戦した。
一方で、カランカは最終トレーニングを指揮し、プレスカンファレンスも担当した。カランカはプレスカンファレンスで、誰がリヨン戦を偵察に行くかについて、モウリーニョと今週中話し合っていたことを明らかにした。
モウリーニョが1人でチャンピオンズのライバルを偵察に行くのは、これが初めてではない。チェルシー時代にはスペインまで来てベティスを偵察し、インテルのときは同じようにCSKAモスクワを偵察しに行った。
モウリーニョがこうした習慣を始めたのはイングランド時代のことで、そこでは、次の対戦相手について考えるために監督が出かけていくのは、習慣的なことだった。サー・アレックス・ファーガソンも、彼自身がそういうことをしている。マンチェスター・ユナイテッドの監督であるファーガソンは、チャンピオンズでのバレンシアの状態を見極めるため、バレンシアvsアトレチコの試合を観戦に来たことがあり、また先日1月31日には、マルセイユとモナコの試合を見に行ったりもしている。
、国内カップ戦では既に敗退しているが、リーグ戦とチャンピオンズを狙える状態にあるリヨンが、重要な試合でゴールを重ねて勝利する(ASSE 1-4 OL)ということを記録し、モウリーニョは日曜の早朝に、プライベートジェットで、モライスやマドリーのクラブ関係者たちと共に、バルセロナのホテルに戻ってきた。
---------------------------モウリーニョは、アシスタントコーチのモライスと共にバルデベバスを出て(土曜のトレーニングは16時30分開始予定だった)、プライベートジェットで、21時にサンテティエンヌvsリヨンの試合が行われるジョフロワ・ギシャールに向かった。
モウリーニョは時間通りにサンテティエンヌのスタジアムに到着。サンテティエンヌの元選手であるドミニク・バテネイ、イバン・クルコビッチなどと共に試合を観戦した。
一方で、カランカは最終トレーニングを指揮し、プレスカンファレンスも担当した。カランカはプレスカンファレンスで、誰がリヨン戦を偵察に行くかについて、モウリーニョと今週中話し合っていたことを明らかにした。
モウリーニョが1人でチャンピオンズのライバルを偵察に行くのは、これが初めてではない。チェルシー時代にはスペインまで来てベティスを偵察し、インテルのときは同じようにCSKAモスクワを偵察しに行った。
モウリーニョがこうした習慣を始めたのはイングランド時代のことで、そこでは、次の対戦相手について考えるために監督が出かけていくのは、習慣的なことだった。サー・アレックス・ファーガソンも、彼自身がそういうことをしている。マンチェスター・ユナイテッドの監督であるファーガソンは、チャンピオンズでのバレンシアの状態を見極めるため、バレンシアvsアトレチコの試合を観戦に来たことがあり、また先日1月31日には、マルセイユとモナコの試合を見に行ったりもしている。
、国内カップ戦では既に敗退しているが、リーグ戦とチャンピオンズを狙える状態にあるリヨンが、重要な試合でゴールを重ねて勝利する(ASSE 1-4 OL)ということを記録し、モウリーニョは日曜の早朝に、プライベートジェットで、モライスやマドリーのクラブ関係者たちと共に、バルセロナのホテルに戻ってきた。
別の2択:アルベロア? マルセロ?
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モウリーニョはこう言っている。「アルベロアは10点ではなくても、いつも7点を出す。」 監督は、彼の安定さとディフェンス面の規律正しさを愛している。アルベロアは、マルセロのポジションを侵食している。彼は、無秩序で後方のことは無視しているが、攻撃面とクリスチアーノを推進させる役目を果たしている。
プレシーズン、マルセロは左のラテラルだと思われていた。しかし守備的な賢さに欠けているところから、彼はそのポジションでのモウリーニョの信頼を失っていった。アルベロアは、安定性と戦術的な精密さを元にして、監督のメモの上で全面的な勝利を得ている。アルベロアは、マルセロより攻撃面で劣るが、守備面ではより良く守っている。
左のラテラルに誰を置くか、というのはモウリーニョの頭にある問題だ。これを説明する数字がある。マルセロは、ファウルの数からいくと、ディフェンス面でアルベロアに比べてアグレッシブさで劣る。出場時間に対してボールを失う数が多く、ボール回収率も劣る。しかしながら、マルセロはアルベロアよりもシュート数が多く、相手陣内に入る回数も多く、攻撃でクリスチアーノ・ロナウドと一貫して連携を保っている(リーグ戦20試合で、2人の間で292のパスが通っている)。
マルセロとアルベロアを同時に先発させることについては、モウリーニョは既に、マルセロをピボーテの左に置くやり方で行っている。マルセロはこのポジションで、後方を守られていることで、自由に上がることを楽しんでいる。マルセロをラテラルにすることで浮かび上がる問題は、彼が上がることを選択せず、セルヒオラモスが右で同じ動きをするときに動き出すことで、セントラルが裸に晒されるということにある。
モウリーニョはこのジレンマを解決しなければいけない。つまり、マルセロかアルベロアで、攻撃的か守備的かをコントロールする。コルネージャでは、マルセロは先発ではないかもしれないのだ……。
アルベロアは、右でも左でも、ラテラルで同じように良い動きをする、スキルフルな選手だ。右サイドでより良く、常に安定している。マルセロは、より前へ動き出そうとする。彼は、クリスチアーノと連動して、相手のエリアに到達するように、中へ切れ込んだりソトへ出たりすることで、クリスチアーノのための原動力となっている。これも、モウリーニョが知って評価している彼の長所だ。
---------------------------プレシーズン、マルセロは左のラテラルだと思われていた。しかし守備的な賢さに欠けているところから、彼はそのポジションでのモウリーニョの信頼を失っていった。アルベロアは、安定性と戦術的な精密さを元にして、監督のメモの上で全面的な勝利を得ている。アルベロアは、マルセロより攻撃面で劣るが、守備面ではより良く守っている。
左のラテラルに誰を置くか、というのはモウリーニョの頭にある問題だ。これを説明する数字がある。マルセロは、ファウルの数からいくと、ディフェンス面でアルベロアに比べてアグレッシブさで劣る。出場時間に対してボールを失う数が多く、ボール回収率も劣る。しかしながら、マルセロはアルベロアよりもシュート数が多く、相手陣内に入る回数も多く、攻撃でクリスチアーノ・ロナウドと一貫して連携を保っている(リーグ戦20試合で、2人の間で292のパスが通っている)。
マルセロとアルベロアを同時に先発させることについては、モウリーニョは既に、マルセロをピボーテの左に置くやり方で行っている。マルセロはこのポジションで、後方を守られていることで、自由に上がることを楽しんでいる。マルセロをラテラルにすることで浮かび上がる問題は、彼が上がることを選択せず、セルヒオラモスが右で同じ動きをするときに動き出すことで、セントラルが裸に晒されるということにある。
モウリーニョはこのジレンマを解決しなければいけない。つまり、マルセロかアルベロアで、攻撃的か守備的かをコントロールする。コルネージャでは、マルセロは先発ではないかもしれないのだ……。
アルベロアは、右でも左でも、ラテラルで同じように良い動きをする、スキルフルな選手だ。右サイドでより良く、常に安定している。マルセロは、より前へ動き出そうとする。彼は、クリスチアーノと連動して、相手のエリアに到達するように、中へ切れ込んだりソトへ出たりすることで、クリスチアーノのための原動力となっている。これも、モウリーニョが知って評価している彼の長所だ。
ドイツ1
シャルケ 1-0 フライブルク
終始シャルケが押していて、シュートチャンスもたくさんあって、でも終わってみたら1-0。とりあえず、久しぶりにノイヤーがのんびりできた試合だったように思います。時々バタバタしてましたが。
シャルケ、攻撃はほとんど右側からしか成立しません。内田とファルファン側。シャルケの公式では、マガトからアジア杯優勝を祝う花束をもらった内田の記事が特別にできていて、その中で、この試合一番のボールタッチ数だったと書かれていました。よく効いていたんじゃないかと思います。たまにすごいクロス(ダメな意味で)が上がってましたが。でも、攻撃は右からばっかりなのにに、ゴールシーンは左から崩していった場面でした。アシストはラウル、ファルファンのゴール。
ラウルは、ゴールこそ決まりませんでしたが、かなりリズムがしっくりと合ってきているようで、良いコンディションのように感じました。CLに向けてのウォーミングアップ中だと思っておこう。あと、個人的にはフラドも良かったと思います。まだマガトの信頼を完全に得ているという感じではないけれど、でもあのフラドの動き、ドリブルは、ドイツでは異質なんだろうなあ。フラドを止めに行く相手選手には、よく黄色が出てるように思います。
ドイツ2
清水公式:岡崎慎司選手のシュツットガルト移籍に関する経緯について
シュトゥットガルトが1月30日に移籍決定を発表していたのに、エスパが公式では何も情報が出てなくて、正式にクラブに獲得依頼が来たという話も聞かなかったので、何か微妙な感じがあったのですが。常に契約は、両クラブと選手の3者の合意に基づくものなのに、前所属のクラブ(=清水)に正式に交渉オファーがないなんて。発表時点、契約発効時点でも、まだ清水との契約下だったのに。
とりあえず、エスパルスが公式に、FIFAの規則を精査してクラブとしての立場を示したのは良かったと思います。オカもまさかこんなことになるとは思ってなかったのかもしれませんが、海外移籍を実現させることに一生懸命になりすぎていたのかな。6年間一緒に成長してきたクラブなんで、誰もドイツへの挑戦を止めたいなんて思ってません。でも、契約の間隙を狙った(それを考えたのは代理人かシュトゥットガルト側か)かのようなやり方、海外移籍至上主義的な雰囲気(Jのクラブは融通を利かせてやればいいんだ、とかいう感じの)には、やっぱり良い気はしない。妙にマスコミは清水批判に動いてるように感じられますが。
現時点で、全体像がわかるほどの情報も手にしていないし、今どこまで進捗しているのかもわかりません。とにかく早く解決して、ドイツでの岡崎が見られたら、それでいいです。