けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ふー

2011-02-23 11:53:36 | football


10/11 UEFA Champions League Round of 16, First leg
Olympique Lyonnais 1-1 Real Madrid C.F.

リヨンのゴール:ゴミス(83)
マドリーのゴール:カリム・ベンゼマ(65)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ(68、ラス)、ディ・マリア、エジル(75、マルセロ)、クリスチアーノ・ロナウド
FW:アデバヨール(64、ベンゼマ)

遂にジェルランで引き分けて帰ってこれた、しかも1点決めて、しかもゴールしたのが入って1分もしてないベンゼマで! と喜ぶべきか、勝ちきれなかったことを悔やむべきか……。今日のDF陣なら守りきれるかな、と期待してたんですが。やっぱりCLだし、リヨン、敵地。選手交代も、モウリーニョが思ったとおりにできなかった部分もあるんじゃないだろうか。
前半は特に前線が機能不全で、エジルもディ・マリアもリヨンのDFに張り付かれて思ったような仕事ができない。ディマリアは守備に走る印象の方が大きいくらい。覚えてるのは、クリスチアーノが無理に突破しようとするのと、アデバヨールがポスト役を果たそうと苦闘しているくらいで。
後半は、立ち上がりに少し良い動きがあって…ポスト直撃2発、あとから思えばもったいない。ベンゼマがアデバヨールに代わって入った直後、ベンゼマのおそらく最初のプレイでゴール。選手が変わってリヨンのディフェンスも少し緩んだのか、あそこでエジルがボールを持って前を向いて思うようにボールを運べて、パスを受けたクリスチアーノもシンプルにボールをベンゼマにはたくだけで、ベンゼマは自分で打ちたい場所までもって行ってシュート、ゴール。こういう連携ができてきてるんだなあ、と思いました。でもベンゼマのシュート、ロリスの股下のほんの少しのスペースを抜けていって…カップ戦に強い幸運の持ち主だ、と言っておこう。
その後もマドリーが優位に立てた時間もありましたが、攻撃し切れていないというか、無理に点取りにいかなくても…という雰囲気が感じられて。苦労してきた相手なので2点も3点も取れはしないのかもしれませんが、後々のことを考えると……。
試合全体で攻撃を作るのに苦労していたのは、リヨンの守備が固いのもありますが、マドリーもディフェンスの意識が高かったし堅く行かざるをえなかったから、だろうとも思います。両ラテラルはほとんど上がらなくて、これはリヨンのサイドに十分気をつけて守らないといけなかったから仕方ないんだろうと思う。
マルセロには申し訳ないけど、今日は左アルベロアで良かった。クリスチアーノは、マルセロだったらいたはずの空間にパスを落としたりしてましたが。ラテラルで苦労してたのは、ラモスの方だなあ…。危ない攻められ方、クロスの上げられ方が多かったのは、マドリー右サイド側。失点のところで、オフサイドライン崩してしまったのもラモスで…。シャビ・アロンソ、守備の仕事ばかりでしたが、よく効いていたと思います。中盤の守備だけじゃなく最終ラインの補填までも。
ケディラをラスに替えたのは、ケディラが大腿部の筋肉を痛めたからのようです。実際はどうしたかったのかはわかりようもないですが、ケディラを残したままラスを入れてトリボーテで守りきるようにするのかなと思ったりしたので……。最後の後退がエジル→マルセロだったのも、チャンスがあれば点を取りに行け、よりも、中盤を守備寄りにしたかったんじゃないかと。うまくいかなかったけど。

また長くなってしまった。アウェイゴールが取れただけの引き分けで、まだ何も喜べる要素はないかもしれませんが、まずはポジティブな一歩。と思いたいです。