けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

好転の兆し

2011-02-14 20:29:37 | football


エスパニョール戦後のバルダーノのコメント
--------------------------
レアル・マドリーのGMホルヘ・バルダーノは、エスパニョール戦での勝利に際し、力を尽くした選手たちを祝福することを望んだ。「試合は難しいものであったが、選手たちはすぐに状況に適応していった。我々は、もっと難しい状況であっても勝利してきたのだ。彼らは非常に称賛すべき試合をした。」
バルダーノは、イケル・カシージャスのわずか2分での退場については評価を示さなかった。「あれは厳しいものだったが、審判の仕事について分析を進めるつもりは私にはない。」 同様にバルダーノは、アデバヨールの試合という視点ではなく、チーム全体についての話を好んだ。「私は、チーム全体での話をしたい。私はチーム全体と、個人特性として全員が持っていた素晴らしさを高く評価したい。」 6月の後のアデバヨールの将来については、「彼は来たばかり、その時になったら我々は決断を下すよ。」と付け加えた。
この日の勝利と、バルセロナがスポルティングに引き分けたことで、差は5ポイントに縮まり、バルダーノは最後まで戦っていくことを約束した。「エル・マドリーは、常に、最後の時まで戦う。これは、我々が忘れるはずのない性質だ。我々は、どのタイトル争いも諦めることはしない。」
クラブ内では、ペペの契約延長について問題事項とはしていない。「我々には、このポジションにかなりのものを持っている(かなりの金額をかける)。彼は素晴らしい選手であり、それを今日示していた。我々は、交渉を進めている。昨シーズン、私はイグアインについて同じ質問をされたが、最終的に契約延長となった。我々には時間があり、合意に至るという希望を持っている。クラブは、彼が重要な選手であるということを心得た、責任ある行動を取るだろう。」
最後にバルダーノは、セスクへの興味の可能性について、事態を落ち着かせた。「我々はオファーをだしたこともないし、アーセナルと話をしたこともない。我々はアーセナルと良い関係を築いており、誤解が生じることは望んでいない。」
--------------------------



ペペ:残りたい
どのタイミングかわかりませんが、たぶん試合後のペペのインタビューASから
--------------------------
Q:復帰してみてどうでしたか?
P:すごくいいよ。最初からすごく良くフィットできた。

Q:ゲームピッチへの復帰にしてはなんて難しい試合だったでしょうね!
P:とても難しいものになってしまった。エスパニョールが、非常に優れたフットボールというものを知っていたからだ。チームは仕事をした。この勝利で、バルサとの勝ち点差を縮めた、それがとても重要なことだ。

Q:退場のあとで、どうやってこれだけ良いリアクションが取れたのでしょうか?
P:この試合は、次の試合にもっとよくつなげていくための助けになるだろう。俺たちは、最初からこういうエラーをするようなことを繰り返してはいけない。リヨン戦では、俺たちは完璧な試合をしなければならない。

Q:スポルティング・ヒホンとバルサの試合を見てどう思いましたか?
P:俺はプレステで遊んでいて、次の日に引き分けたことを知ったんだ。俺たちは、自分たちの仕事を心配していないといけない。彼らとの対戦がベルナベウである。最後の1分まで俺たちは押していくつもりでいる。

Q:マドリーとの契約延長は?
P:この問題については、俺は話をしないつもりでいる。現時点で俺が言える唯一のことは、俺はマドリーにいて幸せだということ、皆が俺にすごく良くしてくれるということだ。ここにのこるためにできる限りすべてのことをするつもりでいるよ。

Q:バルダーノは試合後に、あなたの契約延長を適切にすすめるとコメントしていました。
P:それはいいことを聞いた(笑)。俺は、ピッチの上での自分の仕事をうまくやらなければいけないんだ。

Q:バルサからのオファーは?
P:俺はレアル・マドリーの選手だ。マドリーの人間をそういう話題に含めるのは敬意を欠いているな。俺はマドリーにいて幸せなんだよ。

Q:カシージャスのカジェホンへの接触は、退場相当ですか?
P:あっという間のプレイだった。それはレフェリーの解釈だし、俺たちはそこでプレイするだけだ。それが良かったのかはわからないが、俺たちがリアクションで来たのは良いことだ。
--------------------------

ペペの契約延長については絶望的な報道のされ方もしていましたが、バルダーノのコメントが好意的に聞こえること、またペペがとにかく残りたいと言っていること(そして昨夜の素晴らしいパフォーマンス)、うまく落としどころを見つけて契約延長にまで持っていってくれればいいなと思います。

想定外

2011-02-14 07:18:42 | football





10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 23
Espanyol 0-1 Real Madrid C.F.


開始2分でイケルがいなくなるなんて、さすがに予想外。アダンを入れる代わりにディ・マリアを下げて、それで休養になったのは怪我の功名かも。次の試合まで1週間空きますけど。
幸か不幸か、1人少なくなったおかげで、やたらと締まった試合になりました。マドリーの選手たち、皆よくがんばったと思う。試合出るの40日ぶりくらいなのに、そんなブランクなんてまったく感じさせず、確実に危険な場面をつぶしてったペペとか、クリスチアーノやアデバヨールもエジルも、すごく守備を意識してそっちの貢献も大きかったし、アダンもいきなりの出場だったのに冷静で確実だったし。で、とにかくマルセロは本当にすごかった。いてくれて良かった。前半、特に先制するまでは、最後尾から最前線まで何かが乗り移ったみたいに、まさに縦横無尽という感じの働きっぷり。ゴール、という最高の形で貢献が報われて良かった。あのゴールも、ニアをぶち抜いてゴールの天井に突き刺す、ゴラッソでした。
ま、後半は全体的にトーンダウンしちゃいましたけど、前半から11人分を10人でカバーしまくってた疲れもあるだろうし、無理にいく必要もなかっただろうし。結果論だけど、ラスとセルヒオ・ラモスの交代はもう少し早くても良かったかなと思います。攻撃面ではまるで手がなくなってしまいますが、前からの守備という意味ではすごくよく効いていたと思うので。あとアデバヨールは、もうちょっとシュートに工夫を。カメニがすごかった、てのもあるけど…。

イケルがいなくなって(すぐさま着替えてスタンドへ)、セルヒオ・ラモスはベンチスタートで、マルセロが、リーグ戦ではおそらく初めてかもしれないカピタンに。だったんですが、前半はブラサレットが行方不明でした。イケルが誰かに手渡そうとしてる画像は見つけたんですが…ブラサレットまっ白だったから目立たなかったんだろうか。後半からは、紺地のをマルセロがつけました。

マルセロのゴールシーンでの微笑み、アデバヨールのシュートが跳ね返されての悶絶、とモウリーニョのなかなか楽しいリアクション。試合後コメントが楽しみです。