けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

レスター戦

2011-07-31 09:11:38 | football
Amistoso
Leicster City 1-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:カジェホン(44)、ベンゼマ(62)

GK:アダン(46、イケル)
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル(80、ナチョ)、バラン、マルセロ(63、アルベロア)
MF:ケディラ(63、ペペ)、グラネロ(46、シャビ・アロンソ)、カカ(46、エジル)、コエントラン(70、ヘセ)、カジェホン(46、クリスチアーノ・ロナウド)
FW:ベンゼマ(63、イグアイン)

前半はぎくしゃくした感じでした。時間帯にもよるんですが、目立つ選手と影の薄い選手がいて、バランスが良くないというか、機能してなかったっていうのかな。コエントランが右サイドに出てかなり印象強いプレイをしている間はカジェホンが何してるんだかわからなかったり、カカにボールが渡ることが多いのに攻撃につながらなかったり。レスターのプレッシャーが特に強いとは思わなかったんですが、でも中盤の辺りがバタバタしている感じでした。
それでも先制したマドリー。後方からのロングパス(誰からだろう)をベンゼマがレスターDFと競って中途半端に落とされたボールを奪取、飛び出してきたレスターGK(シュマイケル息子)を交わして、逆サイドを駆け上がってきたカジェホンにパス、カジェホン落ち着いてゴール。思ったような攻撃の形ではないかもしれませんが、良いゴールだとも思います。ベンゼマが、自分でも余裕を持ってゴールできただろうに、より可能性の高いカジェホンがちゃんと見えていて、そこにボールを出せた、ということ。
後半は頭から数人選手が代わり、これでがらっと良くなった感じ。うまく機能するようになったと思えた一番の理由は、シャビ・アロンソ。DFとの、前の攻撃陣との、パスをつなぐ中心になって、特に攻撃を組み立てる中距離のパスがバシバシ通るのが。前半出ていたグラネロには、チームを組織するという感じは…まだまだだなあ。そうなってほしいと思っているんですが。
2点目も、カウンターの場面で、シャビ・アロンソから右前方のベンゼマへ、ボールがすっと通ったのが始まり。そこからコエントラン、なぜかゴール前にいるマルセロと渡ってマルセロシュート、ポストに弾かれたところを詰めたベンゼマがゴール。ベンゼマ、切れてます。

その他、短評とか感想とか。
○前半は(比較的)おとなしかったマルセロが、後半は上がりっぱなしとも思えるくらい、攻撃に顔を出すようになってました。モウリーニョの指示なのか、クリスチアーノとの相性の問題なのか。
○ディフェンスラインは、たまにドタバタしてましたが、総じてよくやっていたと思います。決して暇だったわけではないけど。バラン(スペイン語実況だとバラネ)も、落ち着いてた。
○ペペはピボーテでの出場。プレシーズン中にこのポジション何度かやっていると思うんですが…正直なところ、クラシコ以外では、ペペはピボーテじゃなくて良い気がする。なんか、浮いてる感じ。
○今日もコエントランは豪快にフリーダム。この期に及んでなんですが、そういう選手なんですね。納得したよ。
○残り20分で出場したヘセ、残り10分からのナチョ。どちらも何度かゴール前まで迫る攻撃に絡んでいて、なかなか良かったです。ナチョのゴリゴリしたドリブル、いいな。
○なぜなのか理由は知りませんが、前半と後半で、ユニの色が変わった両チーム(レスター:青→白、マドリー:白→黒)。販促?
○イグアインは、昨日合流したばかりにしては、身体が重そうな感じもなく、ただやっぱり昨日合流したばかりだからなのか、登場数が少し少ない感じ。最後のシュートチャンスもフイにしてしまいました。
アデバヨールが、フロレンティーノ・ペレスの数列後ろから、試合を観戦しておりました。試合後はロッカールームにも行ったようです(イケルがFBに写真を載せてた)。

試合後のモウリーニョコメントより抜粋
「アデバヨールは、我々のうちの1人で、我々は彼のことを心に留めている。彼は、ここへやって来て我々に会う許可を求めてきたが、イエスと答えるのに1秒もかからなかった。彼はロッカールームで我々と会って、挨拶したりジョークを言ったり……。アデバヨールは友人であり、だからここへ来たのだ。彼がどこでプレイすることになるのか、マドリーなのか、シティなのか、それとも他のクラブなのか、それは私たちはわからない。でも何があっても、いつでも彼は我々のうちの1人だ。」


カジェホンの後ろに阿部ちゃん




ワールドカップ大陸別予選組み合わせ抽選結果:アジア
昨夜、ブラジルでワールドカップ予選の組み合わせ抽選が、各大陸ごとに行われました。アジアは3次予選の抽選で、20カ国が4チームずつ5組に分けられ、各組上位2チームが最終予選に出場。最終的な出場枠は4~5で、5個目は南米との大陸間プレーオフで決定されます。

A組:中国、ヨルダン、イラク、シンガポール
B組:韓国、クウェート、アラブ首長国連邦、レバノン
C組:日本、ウズベキスタン、シリア、北朝鮮
D組:オーストラリア、サウジアラビア、オマーン、タイ
E組:イラン、カタール、バーレーン、インドネシア

となりました。日本、C組。勝ち抜けるだろうとは思うんですが、スポーツとは別の面で、嫌だなあというのが正直な感想。北朝鮮もそうですが、今はシリアも不安定。国内で反政府デモが活発になっていて、首都でもデモ隊に治安部隊が発砲して多くの死傷者を出していたり、アメリカやフランスの大使館が襲撃されていたり。
サッカーの試合ができる状況なのか、そもそも日本のサポーターは現地にいけるのか。まずはそっちが心配。


ワールドカップ大陸別予選組み合わせ抽選結果:ヨーロッパ
全部書くと大変なのでここは画像で。気にするのは、やはりスペイン代表…フランスが同組。ヨーロッパの枠は13で、各組1位のチームと、2位9ヶ国のうち上位8ヶ国がプレーオフにまわり、残り4枠を決める、という方式。