ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ファースト・コンサート③

2008年05月18日 | ルネのコンサート
 ルネのファースト・コンサートは、1974年9月4日に大阪年金ホール、14日と15日は東京の渋谷公会堂で行われました。前回の記事で大阪のリサイタルの様子を紹介し、過去ログでも何度か取り上げました。
※カテゴリ『ルネのコンサート』参照
http://green.ap.teacup.com/applet/rene_simard/msgcate19/archive 

 今回は、ファン・クラブ会誌「メープル・メイツ№2より、ルネのコスチュームの話題を中心に紹介いたします。



 ルネの舞台衣装は、東京音楽祭もファースト・コンサートも、「ベビードール」の竹山公士氏デザインによるもの。「メープル・メイツvol.2」に掲載されたデザイン画と衣装の説明と共に、ルネ画像をご覧いただきましょう。
               

♪燕尾(えんび)
 男性ファッションの中の礼服の一つです。ジャケットには銀のラメ、ベストは白のシルクサテンのえり付き。シャツは白で、えりとカフス胴の部分に堅い白のピケを使用してあります。胴にサテンでできたブルーのサッシュベルト、これがこのコスチュームのポイントとなるところ。パンタロンは白のダブルジョウゼット。ネクタイは白シルクデシンのバタフライ。


※燕尾服を着て「ミドリ色の屋根」を歌うルネ
http://discographiesimard.vip-blog.com/video_blog.php?video=4518&pseudo=discographiesimard


 ステージでは着がえる時間が2分しかないのでパンタロンはそのままで、ブラウスだけを着ました。ブラウスはピンクの地にオレンジ、赤、オレンジと三本の線が胴体を巻くようにコラージュ、その上に約三千個位の赤、黄、オレンジ、ピンクなどのカットグラスが植えてあります。パンタロンのウエストにはパールカットグラスなどを植えこんだ金と銀の縄ベルト。



♪黒のスモーキーング(ダブルブレスト)
 ジャケットには黒のタフタコード地にピークラベルの部分とアウトポケットの上の部分に黒のシルクサテンを使用し、スラックスは黒のギャバジン、白のドレスシャツを着て黒のシルクデシンのバタフライ。



♪白ブラウスを中心にした上下
 ブラウスはジョウゼットを用い、一見セーラーカラー風なえりにシルクサテンのグレートブラウンの二色のラインをコラージュ、その上にカットグラスを植えてある。袖の分割された部分はシャーリングになっています。パンタロンは淡いシルクサテンのピンクにジョウゼットのピンクのサッシュベルトを二重に巻いてあります。

※YouTube映像「第3回東京音楽祭世界大会」最終決勝で歌うルネ
http://www.youtube.com/watch?v=cYgrp-sERYs


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 ファースト・コンサートのバックコーラスは、シュガー・ベイブのヴォーカル山下達郎、大貫妙子、村松邦男の3人と吉田美奈子が担当しました。ルネのコンサートに参加することになった経緯は、当時ALFAレコードに所属していた荒井由美(ユーミン 後の松任谷由美)のアルバムのコーラスをしたことがきっかけのようです。それについては、シュガー・ベイブの活動について書かれたサイトの第3章38話と39話にくわしく書かれています。また、ルネのコンサートに参加するために準備することとなった舞台衣装のエピソードが面白いですね。

第三章三十八話
http://www.net-sprout.com/bandstory/075.html
第三章三十九話
http://www.net-sprout.com/bandstory/076.html
シュガー・ベイブ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%96
コメント
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