ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

ルネと”ぎんざNOW!” 

2009年08月18日 | 1回目の来日
 第3回東京音楽祭世界大会でグランプリを獲得したカナダのスーパースター、ルネ・シマールは、来日中、当時若者に大変人気のあった、TVのバラエティー番組「ぎんざNOW!」 に何度か出演していました。
 1974年の1回目の来日でも、7月1日(月)、3日(水)、10日(水)に出演しました(♪1)。10日の様子は、カナダで公開されたルネの日本での活動記録映画”Rene Simard au Japon”(♪2)やカナダ大使館所蔵の16㎜フィルム「小さな大使」にも収録されています。


ルネ憧れの山口百恵さんと「ぎんざNOW!」 で共演。
         (「スーパー・アイドル ルネ」掲載)
”Rene Simard au Japon”には、山口百恵がこの衣装で「ひと夏の経験」を歌う場面も収録されています。


       
出演者たちと「ナウ・コマーシャル」を言うルネ
            (「中一時代」1974年9月号掲載)
 ちなみに「ナウ、コマーシャル」は、CMに入る時、レギュラーやゲストがカメラに向かって親指、人差し指、中指の三本を立てて言うのだそうです。


♪1 過去ログ「1974年7月10日(水)」参照http://green.ap.teacup.com/rene_simard/228.html

♪2 過去ログ「Rene Simard au Japon」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/312.html


 1974年7月10日(水)は、午前10時にアルファ&アソシエイツ、スタジオAにて新曲「小さな生命」を録音。午後3時半に銀座テレサGに入り、午後5時からの「ぎんざNOW!」に出演。「小さな生命」の歌入れは、予定より30分も早く完了し、その後ホテル・オークラのプールで泳ぎました。


 ちなみにこの画像は、「スーパー・アイドル ルネ」の別の記事で紹介されていた「小さな生命」の録音の様子。着ているスヌーピーのTシャツは、「ぎんざNOW!」 のリハーサルでも着ていたようです。(それについては、また今度)。それから、ホテル・オークラだと思われるプールで撮影された、ルネと日本の少女2人の写真も存在します(カナダでの紹介のみで、日本では未公開のようです)。

 話は少々変わりますが、この所ますます記事がマニアックになっていく私。記事の内容もピンポイントに…。
 そして、記事の構想を練りながら資料を見直していると、今まで気付かなかったことを発見したりします。実は、今回の記事も、そのことがきっかけでできた記事なのでした。
 それというのは、今は無きケイブンシャ(勁文社)発刊のニュー・ソング・ブック臨時増刊号「スーパーアイドル ルネに掲載された、「完全スケジュール同行記」の7月9日(火)で紹介された銀座での写真は、どう見ても7月10日(水)の「ギンザNOW!」出演の時のもの。9日は銀座でのインター・ヴィデオ社の取材が有ったのですが、ルネも通訳さんも、「ぎんざNOW!」出演の時と衣装が全く同じ。2人揃って2日続けて同じ服ということはあり得ませんし、第一、おしゃれなルネがそんなことするわけがない! これは絶対に編集者の勘違いによるミスだ~!…と気付いたら、重箱のすみをつつくような記事構成の私がネタにしない訳は無いのでした(爆★)。


▲7月10日(水)に出演した「ぎんざNOW!」 の画像
          (「スーパー・アイドル ルネ」掲載)


▲「ぎんざNOW!」 で「ミドリ色の屋根」を歌うルネ
             (「中一時代」1974年9月号掲載)



これが問題(?)の銀座の写真
 ファンでいっぱいの中を男5人でガード(?!)。
 前列向かって左から、川添象郎氏、ルネ、通訳の道上雄峯氏。後列向かって左から、ルネ・アンジェリル氏、ギー・クルティエ氏、クリスチャン・ルフォール氏。(カナダ側の同行者については、過去ログ「1回目の来日の同行メンバー」参照)
 多分この写真は「ギンザNOW!」の生放送終了後、『銀座テレサ』から引き上げる時に撮影されたのものでしょう。

 


 「ぎんざNOW!」については過去ログでも書いているとおり、私はほとんど観たことがありません。学校まで徒歩20分の距離でも、部活動が有ったので、帰宅して観ることの出来る時間帯ではありませんでした。その上、この時間にTVを見せてくれる家庭ではありませんでしたから、たとえルネの出演を知っていたとしても観ることはできなかったでしょう(泣)。
 「ぎんざNOW!」は生中継番組であったことと、当時まだ家庭用のビデオが普及していなかったこともあって、YouTubeにも映像は少ししか有りません。音声のみのものや、ルネ友さんたちからの情報も再度紹介しておきますので、ご存じの方は懐かしんでください。また、ご存じない方のために、「ぎんざNOW!」について調べてみましたのでご覧ください。

「ぎんざNOW!」
 銀座のレストラン・スタジオ“銀座テレサ”から生中継された素人及び観客参加型番組「ぎんざNOW!」は、平日の夕方5時から5時30分に放送されていました。ルネが来日した1974年7月からは、10分拡大して5時40分までの放送だったようです。若者がみんなで、フォーク・ソングを歌ったり、コンテストに参加したり、伝言ゲームをしたりするホットな生放送情報バラエティー番組で、司会はせんだみつお。小堺一機、竹中直人など、後に著名となったお笑いタレントやミュージシャンが無名・素人時代に度々出演していたことでも知られています。当時流行に敏感な若者から圧倒的な支持を得て、1972年10月2日から1979年9月28日まで7年間続きました。番組開始当時は、平日夕方は高視聴率が望めない時間枠であるとされていましたが、中学生や高校生が帰宅後に見る番組としてヒットしました。

  
※くるみさんのルネの想い出
過去ログ「ルネの想い出♪ぎんざNOW!編」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/204.html

※ルネ友の夜型さんの「記憶に残るCMの記憶」より
「ぎんざNOW」 
http://blog1.yorugata.com/?eid=415551
「ぎんざNOW その2」
http://blog1.yorugata.com/?eid=416289

※Wikipedia「ぎんざNOW!」 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8E%E3%82%93%E3%81%96NOW!

※YouTube映像
"Ginza Now ! " & "Live Young ! "
(キャロル中心)
http://www.youtube.com/watch?v=PhB7V6Zj8yE&feature=related
TBS 「ぎんざNOW」(音声のみ)
http://www.youtube.com/watch?v=HOww47Ke79I&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=WJS8o45WjhQ&feature=related


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 この所、週末の記事アップが週明けにずれ込んでいます。…というのも、前回の記事で書いた12日の一泊入院は目の手術のため。昨日の退院後1回目の検診では、経過は良好ということでした(自宅での洗髪が解禁になったのが一番嬉しい 笑)。外出も自粛し、今週も無理しないように言われてきましたが、早速記事アップしている私★ まだ2、3週間は油断しないようにと言われているので、この後一休みします。でも、22日(土)は、ルネの2回目の来日第1日目なので、遅れないように記事アップしますよ~(大馬鹿★ でも、基本がヘタレなので、アップ日を決めないと転けるんです★)。
 …という訳で、8月後半は仕事を休んで静養中です。7月の忙しさからぶっ通しで、術後の静養のために8月前半までに仕事を終わしまくったので、日頃出来ないことをのんびりやるつもりでいます。しかし★息子の夏休みの宿題やら、日頃ブログのために疎かになっていることがいっぱい★ 一番目に悪いのは、「無理して疲れること」と「目に汗やゴミ、埃が入って細菌感染すること」のため、地球に優しくなくても、部屋をエアコンきかせて、保護メガネかけて、程々にやりますよ。

 残暑厳しき折、皆さまもお体ご自愛なさってくださいね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする