ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ルネ一家のバレンタインデー

2010年02月14日 | ルネの家族
Bon week end de la St-Valentin!

 今日は聖ヴァレンタインズ・デイ(St. Valentine's Day)、バレンタインデーです。

 今年は日曜日のため「巣籠りバレンタイン」だそうで、家族や恋人同士で楽しむのだとか。当ブログでは昨年、カナダのバレンタインデー事情について記事にしましたが、我が家では、ルネ一家も楽しんだフォンデュ・ショコラをする予定です。もちろんチョコは別に準備しましたよ。たまたま「チョコ・フォンデュ」という商品を見つけたので、ちょっと真似してみます(笑)。これは、マリンフード(株)製の電子レンジで50秒間チンするだけの簡単調理品。フルーツ大好きの息子のために、美味しい地元の朝摘みイチゴと高原バナナ、マシュマロにミックス・フルーツ缶などもを準備しました♪ ちょっと変わったところでポテト・チップスも試してみましょうか。チョコが残ったらスライス・アーモンドをチョコで固めてみようと思います。そこまでチョコが残るかどうかは疑問ですが…★

     
     ▲フォンデュ・ショコラを楽しむルネ一家
         (デビュー25周年記念誌より)


※過去ログ「カナダのバレンタイン事情」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/319.html

 そして、ルネ・シマール一家は、毎年バレンタインデーを家族で過ごすことにしているそうです。

 聖ヴァレンタインは愛の聖者。日本でバレンタインデーといったら「女性が男性にチョコレートを贈る日」として定着していますが、ケベック(というより海外諸国)では、カップルに限らず、家族の間でも愛情を表現する日としてとらえられているそうです。もちろん一番盛り上がるのは恋人たち。でも、決してカップルに限られたイベントではなく、クリスマス同様、家族のつながりを大事にするケベック人にとって大切なお祝い(Fête)なのです。ですから、ルネ一家に限らず、ケベックでは愛する人たちと過ごす、ある意味「巣籠りバレンタイン」なのかもしれませんね。


▲シマール一家 向かって左から 娘ロザリー ルネ 妻マリー=ジョゼ 息子オリヴィエ

 そして、バレンタインデーはクリスマスに次いでカードの需要が多い日。カップル以外でも、親から子どもへ、そして子どもが親に、孫が祖父母にカードを添えたチョコレートを贈るのだそうです。実は私も、昨日カナダのシャンタルさんからバレンタインデーのメッセージ・メールをいただきました。
 また、当ブログでも記事にしました、ルネがTVコマーシャル出演したケベックの「ローラ・スコール」という有名なチョコレートのチェーンでは、毎年長打の列ができ、ドラッグストアでもバレンタインデー用に大きなチョコレートの箱が売りに出されるそうです。そして、クリスマスやバレンタインデーに限らず、父の日・母の日などの特別な日には、カラフルなカードをプレゼントに添えるのが一般的です。そのためカード専門店があって、あらかじめメッセージの記入されたあらゆる種類のカードが売られていているのだそうです。ちゃんと相手が想定されているので、みな熱心に文面をチェックします。例えば「友人」「恋人」「妻」「旦那」「父親」「母親」「息子」「娘」「義理の父」「義理の母」「嫁」「婿」「孫」「おじいちゃん」「おばあちゃん」「遠くの友人」etc.…。日本では考えられない品揃えですよね! 贈る相手に合った文面を選べばよいわけですが、カードのメッセージの内容にはみなさん結構凝るようですよ。

 ルネは家族と過ごすようですが、両家の両親や兄弟にもカードを贈っているのでしょうね。


 こちらはカナダのコミュニティー”PASSION SIMARD”で紹介された、今週のルネと妻マリー=ジョゼの記事です。


▲現在のルネとマリー=ジョゼ

<日本語訳> 家族の伝統
 大好きな夕食に現れたマリー=ジョゼ・テルフェとルネ・シマールは、聖ヴァレンタインを彼らの子どもたちと絆を深める(関係を戻す)日としています。
≪私たちは、オリヴィエとロザリーと、しばしば夕食を共にしていますが、2月14日は家族にとって最も大切な日と強調しています。それは、4人全員が、この晩に再会する伝統なのです。≫ とマリー=ジョゼは語る。
 その年を迎える食卓から、全ての愛の祝日のための2人の会食者たちは、彼らの息子の相棒であり、彼らの娘の友だちでもあるのです。



       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 さて、バンクーバー(ヴァンクーヴァー)・オリンピック(Vancouver 2010 XXI Olympic Winter Games)が2月12日(金)から始まりました。この大会は、ルネ・シマールの誕生日である2月28日まで行われます。でも、当ブログのこの日の記事は”BonneFete,RENE!”以外にありません!! …と言っても、日本とカナダ・バンクーバーは17時間の時差があるので、閉会式と記事アップがかぶることはありません。
 カナダでは、セリーヌ・ディオンがテーマ曲を歌った1988年のカルガリー大会から22年ぶり2回目の冬季オリンピックで、テーマは"With Glowing Hearts."(燃える心と共に)です。もちろんルネがテーマ曲「モントリオール讃歌Welcome to Montreal」を歌った1976年のモントリオール・オリンピックを忘れてはいけませんね! ルネが歌う仏語版”Bienvenue à Montréal”はTouTube映像で、モントリオール・オリンピックについてはカテゴリ「モントリオール讃歌」でどうぞ♪
 雪不足が心配されていましたが、どうなのでしょう。ちなみに、バンクーバーはの地名は、18世紀後半、カナダ西海岸地域の測量を行ったイギリスの探検家、ジョージ・ヴァンクーヴァー船長に由来するそうです。

※René Simard - Bienvenue à Montréal (Olympiques)
http://www.youtube.com/watch?v=43kJRphn1Gw

※「大航海物語」より『バンクーバー』
http://www.k5.dion.ne.jp/~a-web/Gv-bVncver.htm


▲Yahoo!スポーツより転載

 日本時間午前11時にでバンクーバー・オリンピックの開会式が行われた土曜日から、こちらは雪が降り続いています。建国記念日から降り積もった雪がとけきらぬままなので、月曜日の交通機関への影響が心配です。

 それはさておき、オリンピックの開会式はしっかり観ました。リハーサルの時にも秘密にされていたという開会式の全貌は、先住民族の4つの部族がそれぞれの民族衣装で踊り、オーロラや氷原、先住民が神格化しているシャチやクマ、サケがスタジアムに現れ…。冬季オリンピックとしては、今までになく華やかな開会式になったと思います…が、唯一、「秋のリズム」で踊るダンサーたちのほぼ全員の衣装にタータンチェックが使われているのを見た瞬間、ケベックびいきの私は何となく冷めてしまいました。タータンチェックはイギリス(元来はスコットランド)の民族衣装。仏系カナダをイメージするものは感じられなかったからです。スタジアムを染めた真っ赤なメープル・リーフはカナダ国旗にも使われていますが、ケベックの特産品で、さらに、もともとカナダに上陸して開拓したのはフランス系カナダ人、つまりケベコワが先だったのに★・・・なんて思ってしまった訳です。


▲Yahoo!スポーツより転載

 そういえば、カナダのコミュニティーでは、オリンピックの話題が出ていませんでした。もちろん、ケベック出身の少女歌手が国歌「オー カナダ」を英語と仏語で歌ってはいますが、イギリス語圏と仏語圏では、オリンピックに対する思い入れに温度差があるのかもしれません。以前、スペイン系カナダ人の同僚にモントリオール大会のことを聞いた時も、「1964年の東京オリンピックや北京オリンピックのような、国を挙げての盛り上がりは無かったけど、それぞれの選手は頑張っていたよ。」という何ともあっさりした答えが返ってきたのが印象的でした。きっと仏語圏のケベックでは、むしろウィンター・カーニバルやバレンタインデーの方が興味の対象なのかもしれませんね。

 話は変わりますが、私がウィンター・スポーツで好きなのはフィギュア・スケート♪ もちろん観る方! 少女漫画では「別冊マーガレット」連載だった槇村さとる先生の「愛のアランフェス」が大好きでしたから是非観たいのですが、何といっても時差が…★ ライヴでは到底無理だし、録画して全部を観る時間も根性も無く…。ニュースのダイジェストを息子とのチャンネル争いしながら観ます。もちろん他の競技においても、日本選手の活躍を楽しみにしています。

コメント (4)
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