きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

高岡うろうろ・その2

2020-02-26 20:12:44 | 遠くへ~少しだけ非日常
今回、視察と研究会参加で出張させてもらったわけだが、その視察先は、高岡駅というより新高岡駅の近くにあった。で、天気がいいので、バスとか乗らずに少し早めに出てそこまで漕いでいくことに。

高岡駅を出る。駅の反対側へは一旦駅に入り、エレベーターで降りる。

途中で進路を変え、有名なお寺(瑞龍寺)方面へ。


その瑞龍寺の前を通って新高岡の方へ。普通の生活道路だが、歴史は古いらしい。

駅前から、広い道に出る。新幹線の高架をくぐる。

路肩の歩道が漕ぎにくいので、とりあえず、一本外す。訳が分からないまま進む。

視察先が見える。いいとこ。

視察を終え、戻る。来た道とは別の道を。途中で行き止まり、やり直し。

ここもどらえもんがいた。

途中で、視察先にいた方とすれ違う。わざわざ声を掛けてくださる。同じ四国の方のようで。やっぱり歩くんやなと。

ディーゼルの感じがいい城端線の線路下。どきどきしながらくぐる。

再び瑞龍寺のそばを通る。

無事に帰還。だいたい片道5キロで1時間弱の小旅行が2回分、という感じで。

これぐらい動けたら、身体も何となく調子がいい感じ、で、午後の研修に臨む。

高岡うろうろ・その1

2020-02-25 20:17:31 | 遠くへ~少しだけ非日常
出張先での朝漕。

いつもと同じ時間に起き、ホテルを出る。

高岡は古くからある街で、商店街もなかなかの規模のようで(ただ、シャッターがこれぼど多いというのはこのときは分からなかった)。

途中で進路を東に変える。初めの目的地へ。

高岡大仏。なかなかのお姿だった。

さらに東へ進み公園内へ。

射水神社。

公園内を、特に見通しもなく漕ぐ。砂利道で車輪を取られ、散歩の方に心配そうに見守られる。前田利長公が兎に角多い。

途中、行き止まりにぶつかりかけたが何とか公園から出れた。動物園は静かだった。

さっきの商店街の恐らく基になってきた古い町並みへ。平米町というらしい。このお店がなかなか味があるなと。


街並み保存みたいな感じ。人が少ないので、堪能できた。

現役の店も建物だけの店もある。この看板が残っていることに凄さを感じる。

ホテルに戻る。駅前はどらえもんの広場。ここだけ注目すると、さっきまでの高岡の街とは少し趣が異なる感じがする。
駅の北は新しい街。雨は降っていないので、朝食後は、こちらを漕いで行くことに。

豊中激漕

2020-02-18 20:18:25 | 遠くへ~少しだけ非日常
思わず、「真面目に漕走」のカテゴリーに入れそうになったぐらいの激漕だった。いろいろ問題が出そうなのでこの漕走に至る経過はスルーします。

何せ、一番最後に飛行機を出た上に(車いすならいつものこと)、モノレールの前後で全く訳が分からなくなったので、時間的な余裕が全くなく。


蛍池の駅員の女の子に、方角を聞いても埒が明かない状態だったので、兎に角外に出てグーグルに頼る。すると、全く想定していなかった逆側の出口にいることに気づく。そこからもう必死で漕ぐ。

交通量が多いのは予想していたが、この県道が最短なので構わずに漕ぐ。ご迷惑をおかけしました。

何とか地下鉄の駅へ着く。

そして新大阪のホームへ。ここでも駅員さんの絶妙なサポートで、予定通りサンダーバードに乗ることができた。
案外、何とかなるとか思ったら、絶対いかんのだろうけど。

四日市に泊まり、そこから海津、桑名まで

2020-01-30 18:37:15 | 遠くへ~少しだけ非日常
長良川の会場までと会場からと、の詳細。

名張探訪を終えて、四日市に着くともう夜。駅近くの商店街は何かしら祭りらしく盛り上がっていた。商店街の中のスーパーで買い出し。

車いすでちょっと一杯、理想すぎる。

ホテルはフロントから段差だらけでどうなることかと思ったが、マンパワーでクリアする。ちょっとだけ狭くて旋回ができなかったが、いろいろなところに泊まってきて経験値だけは上がっているのでそこは工夫できた。

朝は、これがこの地区特有の「モーニング」なのかというボリュームのご飯。びっくりして全部いただく。開店前にも関わらず、事情を理解してくださり、特別に開けていただいた。感謝。

近鉄四日市から桑名を経て養老鉄道で多度へ。手前の駅で休日出勤と思われる工場勤めの若いあんちゃん達が下りて行った。

多度の駅前は、割と古くからある街並みを感じさせた。ここから会場まで約1時間で5キロ。

兎に角教科書に出てくるぐらいの低地の暮らし。

これは地域コンビニだろうか、ようけこと人が入っていた。

ここで県境越え。というか、県境越えた感があまりない。この辺り、実際には三重と愛知と岐阜が入り乱れている。3県またぎをしても良かったがそこまでの余裕はない。

何より、大きな橋のわりにこの路肩。1度では乗り越えられず、何度かトライしたところも複数あった。

川を越える。何川だろう。

揖斐川、らしい。

で、この後川沿いを北へ。ただ、交通量が多い。右手には、大会会場と思われる場所を見つけるが、どこからどうやって行けばいいのか全く分からず。

で、ぎりぎりになって、この狭い狭い脇を抜ける。本当にここしかなかった。
この後、無事に受付を済ませて、一般車用10キロ参戦。

帰りは、交通量の多い県道ではなく、この公園に続く川沿いの道を漕ぐ。いい感じだったが、公園の出口で車が渋滞していた。まだ11時ぐらいで、10キロの部が終わるか終わらないかでこの状態。このマラソンも丹波篠山と同様にクルマで行くことも考えたが、距離が兎に角遠いので止めた。結果的には、正解だった。後でウェブを見ると、3時間かかったとか、夜になったとかそういうコメントがたくさん。駅から往復10キロにはなったが、本当に公共交通機関で正解だった。

駅に戻っても、時間に余裕はあったし、一つ前の電車で帰れた。その後の新幹線の乗り換えとか考えると滅茶苦茶助かった。

その後は桑名まで行き、そこで漸くトイレ。そして新幹線の予約をして名古屋経由で家路に。
養老鉄道、頑張っている。また来年、ということで。

宇陀室生寺から伊勢名張へ

2020-01-23 20:15:32 | 遠くへ~少しだけ非日常
ここから出発するのは、紆余曲折があって。時間の制限とか運賃のこととかを考えつつ途中の漕走を考えていたが、うまくいかず、

ホームで駅員さんと到着地を確認しているときに、無理にお願いをしたら、対応してくれて。身障者の半額のこととかめんどいことは多いはずなのに、近鉄の担当者の皆様、本当にありがとうございました。

で、降り立ったのが室生口大野駅。近鉄難波の駅員さんは「なんもないとこです」といったが、漕ぐ距離が丁度よかったというそれだけでチョイス。後、「介助があれば利用可能」ということだったので。
最初、伊勢中川までにしたのは100キロ越えて安くなるからだが、見所自体はあまりない感じがしていたので、この変更は多分当たりではないかと。

駅は、ウチの職場にあるのと同じ階段昇降機で降りる。無人駅だが、事前に連絡してもらって二名の方にサポートしてもらう。何だか申し訳ない。本当に丁寧にサポートしてもらって、近鉄流石と思う。

駅前の道を下り、国道に向かう。名張へ行くには国道しかない。

狭いが交通量は多い。道路の右側、車への視線を切らないようにして漕ぐ。別に視線を切っても切らなくてもぶつかるときはぶつかるのだが。

近鉄凄いなと。こういうところに鉄道通すのはなかなか大変だろうに。因みに近鉄の社長(創業者)は儂の出身町の方(但し隣の校区)。

境目特有の傾斜はさほどでもなかったが、車の量と路肩の狭さに冷や冷やしつつ県境越え。三重県へ。

漸く国道以外の道へ。どうなるか分からんが右に進む。

いきなり予定ルートを変更して川を渡ることにする。

名張に入ってからは、滅茶苦茶雰囲気のいい田舎道になった。

史跡も多い。ほおほお、と見ながら先へ。

漕いでいて面白いのは、地元の人が使う普通の生活道。お邪魔しますと、先へ。


名張の市内に入ってから、古い家並みや商店街を楽しむ。これも予想外で儲けた感が増す。「江戸川乱歩」といえば思い出すのが、高校のときの英語(グラマー)の担当だったT先生。怖い先生だったが、「エドガー・アラン・ポー」は良かった。神戸M君の真似が絶妙だった。

駅へ向かう。やや上りになるところをえっちらおっちらと。

トイレに行き、近鉄に乗って四日市へ。

伊勢中川は、赤福ごいごい押し(買っては帰らんかった、というのは大会参加と泊まりの両方を積んでいた今回は特に車いす上に積載スペースがほとんどなかったので)。

改めて、近鉄の皆様に感謝。いい旅ができました。ありがとうございました。

丹波の春日と黒井を漕ぐ

2020-01-01 10:37:07 | 遠くへ~少しだけ非日常
全国車いすマラソンの受付の前に行きたかったところがあったので立ち寄る。

道の駅に車を停める。

ここは栗とか黒豆とかが有名らしい。

10時ぐらいだったか。とりあえず、出る。

小富士山、だと思う。あれを目安にして漕ぐ。

看板を見つける。

丹波は5号の故郷だというので、来てみたかった。

目的を達成したので道の駅に戻る。

古くからの街、という感じでなかなか良かった。

で、道の駅に戻り、観光案内所で幾つかパンフを見る。織田家、明智光秀・・・等々結構なワードが並ぶ。

で、再び出発する。踏切を超えて、とりあえず、春日局の辺りまでと。

ここもなかなか趣がある道。やや上りになる。

神社とか寺とかいっぱい出てくる。

で、興禅寺。春日局関連らしい。ここまでの坂が結構急だった。中には入れず、というより入らず。ここから黒井城跡に行けるらしいが。

すぐそばには、歌道寺。

小富士山に行く途中で見たのぼりの大元があった。丹波なた豆茶、の製造元らしい。

道の駅に戻る。栗の行列は朝より長くなっていた。

日帰り境港

2019-12-16 21:07:08 | 遠くへ~少しだけ非日常
8月の下旬、年次休暇を消化するために休んだ日。

思い付いて橋を渡り山を越える。

4時間後に着いたのは境港。とある公共施設でトイレをお借りし、そのまま車も置かせてもらう。事前にリサーチしていなかった割にはすんなりといったと思う。

いきなり日本海に来ている感が半端ない。凄い。蟹、蟹、蟹。

鬼太郎ロードもかする。観光客がたくさん。

その先のコスモスで水分購入。今日は流石に要りそう。

でも、落ち着くのはこういう生活道。車も少ないし、その土地で生活しているしている方の存在を感じつつ漕ぐ。

中海一周っていうのもいいなあと思いつつ、今回の目的地に近づく。江島大橋ベタ踏み坂へ。


なかなかきついが、きつすぎる坂ではない。途中、アジア系の方の自転車に追い抜かれる。ランの人も2人ほどいた。

県境越え。

降りる。登った後の景色は、本当に御褒美だと。

んで、しばらく中海を堪能する。車は多いので気は抜けない。

ここでターンして、スタート地点に戻る。遠くに今通った橋を見ながら。

美保が関という懐かしい名前。
100キロマラソンは、「しまなみ」と「えびすだいこく」の二つしか出なかったが、その貴重な100キロの大会でこの辺りは走った筈。細かなことは覚えていない。きついながらも、漁師町で応援してくれた子供に挨拶したり、普段呑めない「普通の」コーラ飲んだりしながら、走ったことは覚えている。

この後すぐに、転倒。車道と歩道の細かな段差で。誰もいないので時間をかけて自力で戻る。悔しいが自力で何とかできるだけマシ。


特に県境近くとかそういうのを感じない、生活感あふれる道。

史跡もあるらしい。

ゴールが遠くに見える。勇気づけられる。

単車の人が入っていった。何か、いいなと思う。

「えびすだいこく」は、この先からスタートした。島根市役所の駐車場で路駐泊し、早朝の送迎バスに乗った。あの時は、家の車を借りて行って、完走後に運転して、帰宅したのは夜中だった筈。うっすらと覚えがある。

ここから、境水道大橋へ。この坂が半端でなくきつい。さっきの江島大橋の比でない。しかも交通量が多くてかなりヒヤヒヤしつつ漕ぐ。

肝心の橋は、歩道への段差があり、やむを得ず車道を漕ぐ。これ事情分かってもらえんのだろうと思いつつ。

何とか無事にスタート地点へ。時間は約3時間と少しで20キロ余り。上出来。

再びトイレを借りて、駐車場の自販機で微糖を買い、いざ、家路へ。

と思ったら、空いているのにわざわざ隣に駐車している車があって、車いすですんなり入れず、難儀する。何とか乗って元来た道を戻る。
突然思いついたにしてはしっかり漕げたし、何より駐車場とかトイレとかすんなり確保できてラッキーだった。

これで「夏編」終了。

あじのむれじゃなくて、庵治と牟礼

2019-12-02 19:35:17 | 遠くへ~少しだけ非日常
思い付いて8月の下旬に香川に向かう。高速道路で牟礼にある道の駅へ。

クルマを駐めて出発。国道から県道へ。屋島の隣の瀬戸内海側に少し出っ張ったところである牟礼から庵治を周りぐるりと一周、を目指す。

上の段右から五番目を選択。水分を気にするぐらいの気温。

牟礼港辺りの集落を通り、坂道へ。

高いところからしかみられない景色というのは確かにある。

別荘や保養地もあるようで。

にしても、アップダウンは思っていた以上にきつい。下りはガーミン推定で30キロ近くになっていたことも。

まあ、どこからみても海は海でどちらも良い。

庵治の道はショートカットだが、険しいと思われる。海岸沿いを行く。

こちらもそこそこ険しい。

歯ART美術館は、アプローチルートの坂がきつすぎて、行ったら戻れないのではないかと思った。行く予定はないが何があるのかは気になる。

海は近くに寄ってきたり遠くに行ったり隠れたり。

高尻、篠尾と来て、鎌野漁港付近。あの高さからほぼ海抜ゼロだからきついきつい。
さっきの写真の奥に見えた坂を漕いでいるときも結構な気合いで。で、恐らく近くの現場で働いていて休憩時間と思われる若いあんちゃんが、猛然と走ってくる。
え、えっと思いつつ身構えると、あんちゃん、さっと後ろに回って猛然と車いすを押しはじめる。しかも走っている。なにやら言っているがよく聞き取れない。何度か会話にならない会話を繰り返し、すみませんありがとうございますと自分も必死でリムを回す。

この竹居観音の手前の坂での出来事。本当にありがとうございました、あんちゃん。嬉しかった。

海の景色は、さっきの東側から、北、西へと変わる。半分過ぎたか。

で、竹居、江の浜を経て庵治漁港へ。


庵治は古くからの街で石の町らしい。いい感じの街。

ここからは交通量がやや増えるので、脇道を見つけては入っていく。

脇道は基本的に面白い。生活感びっちりで好きである。

近くに、ごろん、と源平の史跡もあるのも面白い。

琴電の線路まで来て、また東に向きを変え、スタート地点を目指す。

国道に出る。

道の駅に着く。急いでトイレへ。ここは設備が充実していて土産物もたくさんあったので、日帰りだったか、少し購入。

2時間ぐらいクルマで走って4時間の漕走、というパターンは、麦がなくても苦にはならないということが分かる。特に今日はアップダウンの数が半端なかった分余計に。

帰りは缶珈琲一本で自宅まで高速道路で。
ときどき、こういうのができると面白いなと思った。

ふたみでうろうろ

2019-11-27 20:07:54 | 遠くへ~少しだけ非日常
夏休みの一週間後、車で遠くに行き、うろうろ漕いでからまた車で帰る、というパターンが今後使えるかどうかの検証で。

とりあえず思いついたのが双海。

道の駅に車を置き出発。まずは山側へ。


翠小学校という、県内最古の木造校舎を見てターン。

地元のパンフに載っていた店の自販機で水分補給。やや「高い」が大丈夫。

予讃線の高架を潜る。ラン時代も何度か潜った。で。

今度は東へ進む。

国道ではなく旧道。やや高いところをえっちらおっちらと漕ぐ。景色はいい。

トンネルを潜ってターン。

今度は西へ。

旧道から国道に出る。四国一周、できるとは思えんが、やるとすればYouTube辺りでライブするか。

スタート地点付近まで戻り、再び旧道へ。

上灘駅の前を通る。

やや高いところから海を見る。眺めがいい。

国道に出る。

旧道に入る。この道はランでも通ったことはなかった筈だから初めて通る道。

唐崎というところでターン。

道の駅に戻る。約3時間弱。思ったより水分が必要だった。でも、終わった後の麦はあまり必要に思わなかった。

途中で確認した上灘駅は呑んだ後も利用できそう(別項で紹介します)だが、呑まなくても案外問題ないなというのを感じた。それが収穫。
この日の感じと先週の飛び地での感じで車で日帰りとか泊着きでどんどん行くことにつながっていった気がする。

高野山を目指す

2019-11-14 22:55:04 | 遠くへ~少しだけ非日常
田辺の翌日のこと(7月)。飛び地の漕走で充分に満足し、次の日、高野山に寄って帰ることにする。


いきなり工事中で予定の県道に行けず、代わりの道をナビに所望すると、どえらい道を示される。何とかクリアしてやれやれと。

高野竜神スカイラインに入り、途中の護摩壇山(?)の道の駅でトイレへ。まだ店は開いていないようなので、店への道に段差があったが、あまり突き詰めて考えずに済んだ。
高野竜神は単車の時以来か。行動パターンが全く変わっていない。変わったのはバイクから車になったということ。高野竜神は、単調なイメージしかなかったが、なかなかどうしてよい景色だった。

高野の奥側から入る。


奥の院。ろくに調べていないが、何となくで進む。ろくに調べてなかったが、凄いところなのは確か。


ここから先は写真撮影禁止で。

で、中から下ろうとすると、途端に階段に遭い、表の車道を行く。まあこれはこれで悪くはなかったが。

普通の街だが、人はそこそこ多い。

なるほど、という感じのバリア。まあ仕方がないか。


端から端まで漕いで往復で10キロ近くになった。しかもアップダウンはそこそこあった。


高野山は、巨大なテーマパークのようで、じいさんばあさんの「原宿」が「巣鴨」であるように、ここはじいさんばあさんのUSJとかTDLみたいなもんだと思ったが、外国人のバックパッカーも多くて、爺さんばあさんだけのもんでもないんだろうなと思い直した。

大門まで行き引き返す。

2時間しっかり漕いで、車に戻った。橋本に出て、松原経由で阪神高速へ。

車いす対応の宿坊、何てないのかなと、そういうことを思いつつ家路につく。まあそこそこ楽しめた。

追記:後で思い出したが、2年前のブラタモリか何かでこの高野山が取り上げられたとき、橋本から高野山まで走ってみようと思い、「ピーチ」を取ってヨメさんの許可も貰って準備していた一週間前に脊髄をやられて入院したんだった。
流石に車いすで橋本から上がるのはしんどいだろうが、それに近いことはできたのかもしれない。

飛び地を視察する

2019-10-30 20:00:14 | 遠くへ~少しだけ非日常
家を出てから何時間かかったのか忘れたが、とりあえず予定より早く着いたので漕ぐことにする。

道の駅でもある「おくとろ公園」のトイレに行き、出発。

一応、地図で確認する。広い道は和歌山県。

地図に出ていた橋はこれだった。上瀞橋(かみどろばし)。読めん。

結構、びびりなから通った。この時点でもう満足だったりする。

後で調べて分かったが、県境の川らしい。

後で調べて分かったが、ここは三重県らしい。

そういやあ、この辺に止まっていた軽トラが三重ナンバーだった。

良い具合に分岐が出て、再び和歌山県へ。

役場を過ぎ、北山村の中心地?を漕ぐ。

地図で見て気になっていた橋へ降りる。結構な勾配。下りた坂を再び登る勇気はなく、別の坂を登って国道に戻った。

何か、これだけのことだったんだが、飛び地を実感しつつ漕いだ。単車でも来たことがある筈だが、漕ぐというのは通り過ぎるだけではない分、実感がわくように思う。しかも、ラン時代なら、公共交通機関でのアクセスが難しいところだから、なかなか来ようとは思わなかった筈。

道の駅に着く。約1時間と少し。御褒美の炭酸。

麦にあまり拘りがなくなったからか、まだ100キロ近く走って田辺までいかなければならないという割には、満足感の方が大きかったように思う。

再び、紀伊田辺

2019-10-11 21:08:58 | 遠くへ~少しだけ非日常
7月終わり8月にかけて、飛び地を視察したときのこと。ネットで安いホテルを探して予約する。で後になってつくづく考えると、以前単車で「自天王」の墓を尋ねたときに泊まったホテルではないかと。今回のルート自体、あの時に似ていたかも。


車いすでも何とかなった。自作のようなスロープ。そして、狭いユニットバスなら何とかなる。リセッシュはしっかり使った。

それでもあの時は、田辺をぶらぶらしたということはない。まだラン時代ではない時期。

海に向かって進んでみる。


有名らしい神社とか史跡とか。

朝御飯を食べる。

ただ神社とか史跡とかそういうのではなく、人が暮らしている街の息遣いに、一瞬触れることができたというか。それがもの凄く楽しくて。

満足した。




西条から新居浜へ

2019-09-25 21:23:20 | 遠くへ~少しだけ非日常
用事を作り、新居浜へ行くことにする。

出発は西条駅。ここまでは特急バスで。バリアフリーにはなったらしいが、バスの方が安い。

営業で何度か通った道を東へ。

この辺りはへんろ道らしい。

発電所の方へは行かず、北へ。

この道は、入りっ端の傾斜がきつ過ぎて行けなかった。高速のインターを目指すがなかなかたどり着かなかったが、それでも何とか目指す方向へ。

一つめの急傾斜を必死で漕ぐ。

漸く峠を越える。そして下る。科学博物館前。

萩生の辺りか。里の道をのんびりと。

お寺とか神社とか。

再び高速沿いの道へ。

で、傾斜がきつすぎて転倒する。何とか自力で乗る。その後に車が通りかかる。肝を冷やす。

ここから、ぼつぼつと下りに。

広瀬記念館。中には入らず。

瑞応寺前。久々。

目指す「用事」が見えてきた。

この辺りは、古き街らしい。

ここを通過して漸く駅へ。あかがねミュージアム。

上司に紹介されて来てみた。迫力があった。凄かった。

写真撮影自由。いっぱい撮った。

御本人と記念撮影させていただいた。

帰りは、またバスで。久々に心地よく帰宅。

7月中旬といえば夏の始まり。今年の夏はここから始まった、のかもしれない。

しまなみ縦走(縦漕)2019・最終日

2019-05-21 19:55:09 | 遠くへ~少しだけ非日常
2日目。まだ残りが38キロ余りあるので、この日は前日のバスだとゴールまで行くにはやや苦しい。行けてもその後のごぞごぞで時間がかかることを考えると、やはり早くスタートできた方がいいということで。

JRの特急を使う。駅までは車。「車でトレイン」というサービスを使い、回数券を購入することで2日分の駐車料金を浮かす。回数券だから、残りは別の日に使えばいいし。で、5時過ぎのしおかぜに乗車。駅員さんにサポートしてもらい、車椅子専用シートへ。先に座っていた人がいたが移動して貰う。

今治駅到着。時間が40分ぐらいあるので、駅でトイレをすませ、ローソンで朝御飯もすませる。ここからはしまなみライナーで前日の瀬戸田PAへ。

瀬戸田PA着は7時前ぐらい。必要ならここで再びトイレを済ませることもできる。トイレに行かずにスタート。

県道まで降り、朝の生口島を漕ぐ。車が少ない。

ここにもトイレ。必要がないのでパス。もって漕ぐ訳にはいかんのが残念。最初のチェックポイントを無事通過する。ランのときは、ここは、昼ぐらいの通過で、近くの高校生がボラで世話をしてくれ、レモンケーキとかいただいた記憶がある。

瀬戸田のルートは長い。歩道は比較的整備されているので、とりあえずは歩道を行く。歩道の具合が悪くなると右側に移動して車道を漕ぐ。この繰り返し。ただ、この2日間は、歩道があっても車道の左側を漕ぐことが多かった。これはチャリが多いというイベントだから、抵抗なくできたりのかもしれない。

瀬戸田の街中。この先に人がたくさんいた。何かイベントをやってるらしい。

街を抜けて再び海沿いを漕ぐ。

毎回ここを通るたびに見る大きな家。この辺りで、昨日見かけたチャリ(ロードモデルでない普通のチャリ)に乗った方が声を掛けてくださる。その方は、2日かけて往復するらしい。ご安全にと云って別れた。

生口島のアプローチは割と記憶に残っていない。突然橋への道の表示。

生口島橋。ランの時はこの大三島から生口島が一番きつかったが、2日がかりだとイメージも違ってくる。

因島へ。昨日に比べて天気が良くなってきた。

ここで、降りてすぐが因島の街なので、店に入りトイレを探す。デオデオにはなく、結局セブンのを借りる。ドリンク一本購入。

因島の路肩の狭い道を必死で漕ぎ、ここから山へ。この先の海沿いコースも検討したが、とりあえず時間的に余裕もあるので。

峠を越えたところに、高速バスの乗り場がある。高速バスは、儂レベルの車椅子にとっては「使える」アイテムだが、高速道路上のバス停はこういうところが多いので、事前リサーチが必須。ここはもう完全に乗り降り不可である。

白滝山。ここも何故か毎回印象に残っているところ。

フラワーセンターで、地元中学生のお世話になる。これも毎回のこと。

下り道へ。途中、アスファルトの隙間からにょきにょきと生えた木を見つける。これはランのときには知らなかったか。

この辺り、まだかまだかという感じはランのときと同じ。一回目のときは野良君に会い、びっくりしたのを覚えている。

恐竜が見え、橋への道が見える。まあまあの急勾配。

この入り口の部分が一番傾斜はあったが、基本、一般道よりも橋へのアプローチの方が、自転車用に設計されているのか、極端な勾配が少ないことが分かった。確かに3パーセントぐらいだと思う。

因島大橋を通り、向島へ。

ここを降りてから、ランのときは階段でワープしていたが、今回は自転車の方のルートを通る。これが案外長かった。

チェックポイント内の未舗装は、なかなかしんどい。前に進まない。

あと少し。ここから珍しく歩道を行くが、しばらくして何となく車道へ。

先に出ていて正解。ここから車道には出られない。

岩子島へ行く赤い橋を過ぎるともうすぐ。

ここにもトイレがある。来年のためにチェック。

残り2キロ。まだ時間はたくさんある。

いつもの渡船へ。この桟橋の傾斜、結構勇気が要った。尾道に着いてからの傾斜もそこそこあったが、同乗の子供連れのお母さんが押してくれた。

最後のチェックポイントへ行き、駐車場でトイレを借りて、ローソンで麦を買う。バス乗り場を確かめる。バスの時刻はフェリーの待ち時間で検索した。結果40分で全部済ませられれば、ということで急いだ。

路線バスは、10分遅れで因島大橋バス停へ。ここは大浜PAに隣接している。まだ時間があるのでPAの様子を見に行く。

麦はなかった。また、建物の中には入れたが、それまでに道に完全に段差がないわけでもなく、今ひとつ不完全な感じ。でも土産に大西のブロイラーは買った。

まあ、何とか明るいうちにゴールできたので良し、である。昨日と同じバス便乗り継いでスタートしても余裕があったかもしれないが、それは分からない。

この後、しまなみライナーで今治へ行き、今治から特急バスに乗り換えて市駅へ。で予定より少し早めに帰宅する。

やってみれば、案外すんなり行けたようにも思うが、いろいろな事前のリサーチがあったから慌てなくて済んだのかもしれない。

とりあえず、完漕できて良かった。

しまなみ縦走(縦漕)2019 ・初日

2019-05-20 20:32:46 | 遠くへ~少しだけ非日常
まずは、出発地点まで行くのが大変。ラン時代なら、チャリ置き場がある市駅手前の駅までチャリで行き、そこから3キロぐらい走ってJRの駅に行く。そして5時台の各駅に乗って波止浜へ行き、サンライズ糸山に着くのが7時半過ぎ。で、8時前にスタート。

今回は、市駅まで電車に乗りそこから7時発のバスで今治まで。これが一番安くて早い。

朝御飯も食う。このバスは水ヶ峠越えで今治に向かうが、途中、県民文化会館前にやたらと人がわいていて。何かと調べたら水城奈々のコンサートがあるらしい。まだ6時間以上も前なのに。

今治からは、路線バスに乗り換える(事前に車椅子で乗れるかどうかを確認している)。こういうタイプのスロープは初めて。この待ち時間で今治駅のトイレを利用。

糸山でトイレに行く必要があると計画していたが、それをパスして出発。だいたい9時ぐらい。ランのときより1時間遅い。これで一気に尾道までは流石にきついが、車椅子では端っから無理。で半分ずつ漕ぐ。
今日は、大三島のポイントまで30キロ余りなので、何とかなるとは思うが、坂道の具合がつかめず、見通しが立っているわけではない。風と坂道と路面は、極端にペースが狂う。

とりあえず、来島海峡大橋を渡りまずは大島へ。まだ寒い。

大島は割合アップダウンがある国道を漕ぐ。アップダウンの少ない海岸ルートも検討したがかなり大回りになるので、正攻法で。

この先の難関である宮窪峠の前に、この島で一番「街」にある旧吉海町のレディでトイレを借りる。ここが使えるのは夏に行った試漕で確認済み。

その宮窪峠。前回の夏の試走では消耗したが、今回はまだ大丈夫というぐらいの余力はあった。ただ、スピードは出ない。下りであってもそれを取り戻すだけのスピードも出ない。で、どれぐらい進めるのか計算が立たない。

旧宮窪町内に入る。夏の試走でお世話になったお店が、あと一週間で閉店するらしい。立ち寄っても良かったが、迷っているうちにパスしてしまった。

ここからは夏の試漕では来ていないので車椅子では初めて。あれがどうやら「能島」らしい。村上水軍。

橋へのアプローチに入る。ひたすら上り。

伯方・大島大橋を渡り、伯方島へ。

上りがあれば下りもある。

橋を降りてすぐにあるチェックポイント前のトイレを借りる。これもリサーチはしていたが、あまり綺麗ではなかった。シーズンオフだからか否シーズンならもっと綺麗ではないか。

ここにはイルカがいるとか。

毎回、愛媛県側で一番おもてなししてくれるマリンオアシスはかたのチェックポイントでいただく。結果、漕走中口にしたのはこれだけ。

ここもきつい造船所前の坂。地元の小学生が挨拶をして前を行く。

橋へのアプローチ。少々長い。それでも苦になるほどではない。

大三島橋へ。風が強い。写らなかったがここにもみきゃん。

恒例のわんこをのせたチャリ。今年も走っている。元気か。

橋を降り、一般道へ。

遠くに今日のゴールが見えた。

この泉は、海水近くにあって真水が出ると、そういうことらしい。


ランのときは、この辺りでまだ半分来ていないから必死で走っていた気がする。今回はもうすぐ終了なのでのんびり。ただ、雲行きがやや怪しい。ぱらぱらと降ってくるときもある。チェックポイントは予定よりやや早めに通過。

で、少しコースを離れ、ファミマへ。ここでトイレを借りる。麦を買う。今日の大事なミッション。

コースに戻り、多々羅大橋へ。ここからが実はきついはず。

この辺りから再び雨が降ったりやんだり。

何とか県境越え。

生口島へ。

橋を渡ってから一旦下の県道まで降りて、再び瀬戸田PAのバス停まで登る。結果的には、このコース外の道が一番傾斜的にきつかった。時間も予定よりかかった。

それでも何とか行けるという見通しがあったのは、1ヶ月ぐらい前に、ここは下見に来ていたから。1日目終了時に一旦島外に出なければならないので、そのバスに乗るために、バス停まで行けるのかというのを実地検分した。結果は階段とかはなく、行けることは行けると。ただ、坂がきつい。

その下見の時は、福山に渡るつもりでPAの上りの様子を調べていたが、結局それを止めたのでPAの下り方面へ行く。

で到着する。

ようやく一息つく。

明日はここから。