まだまだ寒い2月の頃。
藤沢駅前のホテルを出る。
まずは遊行寺を目指す。
時宗開祖の一遍上人は中世の愛媛で勢力を築いた守護河野氏の人。一度来てみたかったところ。
その遊行寺から今度は鎌倉を目指す。アップダウンが多い。
東海道線の線路にぶつかる。行けるところはないかと、線路の下をくぐる。
行ける道はあったが、歩行者用の地下道は階段のみ。車道に出てもいいが交通量が多く、傾斜がきついので危ない。
地図で確認すると、しばらく向こうに出られそうな道はなく、駅に引き返した方がまだマシということになる。
傍にあった弥勒寺。忽然、という感じで佇んでいた。
引き返して歩道橋を渡ろうとするが、傾斜が急で自走できるレベルではない。困惑していると、傍にいた女性が話しかけてくる。すると、さっき向こう側から降りてきた男性が介助を申し出てくれる。
なかなか急で大変な所を、そして一度上ってきた道をもう一度車椅子を押して向こう側に行ってもらった。わざわざすみませんというか、本当に申し訳ないですという感じ。女性も付き添ってくれた。
無事に向こう側へ。バリアは高い。高いバリアを超えるには結局人力に甘えるしかない。
県道に出て東へ。そして、南へ。
ミニストップで一息つく。
坂を登って下りになる。湘南モノレールの「線路(何て言うんあれ)」が見える。
一度だけ乗ったことがある。子供たちと田舎のおかんを連れ、甥っ子の顔を見に行った時。
江ノ島から鎌倉大仏まで一通りいったように覚えている。
西鎌倉とは云うが鎌倉からはかなり離れた西鎌倉。
この部分だけ路面電車のような動きになる江ノ電の線路に車輪を落としそうになり、ヒヤッとする。義経で聞いたことがある腰越から海へ。
海へ。
江ノ島が遠くに見える。今回はパス。
海から住宅街へ。
江ノ電の線路にまとわりつくような感じで鎌倉へ。
途中、極楽寺の駅でトイレ。身障者用トイレが新しくなっていて有り難い。
このトンネルで、江ノ電を見届けて出発。何年か前と一緒。
坂を下り、長谷寺方面へ。何年か前に鎌倉アルプスを走ったときと逆方向で鎌倉へ。
長谷寺周辺は車の量も人も多くて歩道が狭い。一旦路地に抜ける。
再びメイン道路へ。
鶴岡八幡宮前は、きれいになった。中央のメインルートは階段があって上らなかったが、スロープとかあるのかもしれない。それを探す余裕もなく山へ。
鎌倉アルプスの入り口を越えてさらに山道へ。思ったよりペースが落ちていたらしい。
横浜横須賀道路の朝比奈ICへ抜けるこの道は交通量が多い。多いのに歩道は狭く凸凹で傾いている。鎌倉霊園前あたりからかなりきつくなってくる。一キロを約30分ぐらいかけて上る。降りるのはあっという間だった。
ところが、降りてからIC付近の勝手がわからずうろうろする。車道は危ないので歩道を行くと、地下道に入るようになっていて、しかも階段のみ。引き返して行き直すと再び急傾斜の地下道へ。朝の東海道線を潜るのとは違って車が来ないから行けるかと思い、行くことにしたが、すぐにタイヤがロックした状態でずるずるとドリフトを始め、中央のスロープ部分を脱線してしまう。数段だったので、車椅子を降りて(というより落ちて)、地面に座った状態で数段下の車椅子を引き上げる。人なんか来ない。もう必死。
時間をロスしながらも朝比奈IC周辺を抜けて金沢八景駅を目指す。ここも路肩は斜めでペースは上がらない。何とか到着する。
駅は、前に来た時と同じように工事中で、まだできてないん、みたいな感じだった。横浜駅もそんな感じのところだったか。
京急だったのでこのまま羽田に行くのが一番便利だったが、帰りもバスと決めていたので、とりあえず横浜まで行き、そこからまた迷いながらYCATまで行った。バス乗り場に「麦」がなくて、少々失敗。トイレにも行かなかったし、これなら半額にならなくても京急で行った方が楽だったかもしれない。
鎌倉の感動に冷や水を浴びせるような朝比奈越えと地下道の恐怖、だった。今でも強烈に覚えている。
藤沢駅前のホテルを出る。
まずは遊行寺を目指す。
時宗開祖の一遍上人は中世の愛媛で勢力を築いた守護河野氏の人。一度来てみたかったところ。
その遊行寺から今度は鎌倉を目指す。アップダウンが多い。
東海道線の線路にぶつかる。行けるところはないかと、線路の下をくぐる。
行ける道はあったが、歩行者用の地下道は階段のみ。車道に出てもいいが交通量が多く、傾斜がきついので危ない。
地図で確認すると、しばらく向こうに出られそうな道はなく、駅に引き返した方がまだマシということになる。
傍にあった弥勒寺。忽然、という感じで佇んでいた。
引き返して歩道橋を渡ろうとするが、傾斜が急で自走できるレベルではない。困惑していると、傍にいた女性が話しかけてくる。すると、さっき向こう側から降りてきた男性が介助を申し出てくれる。
なかなか急で大変な所を、そして一度上ってきた道をもう一度車椅子を押して向こう側に行ってもらった。わざわざすみませんというか、本当に申し訳ないですという感じ。女性も付き添ってくれた。
無事に向こう側へ。バリアは高い。高いバリアを超えるには結局人力に甘えるしかない。
県道に出て東へ。そして、南へ。
ミニストップで一息つく。
坂を登って下りになる。湘南モノレールの「線路(何て言うんあれ)」が見える。
一度だけ乗ったことがある。子供たちと田舎のおかんを連れ、甥っ子の顔を見に行った時。
江ノ島から鎌倉大仏まで一通りいったように覚えている。
西鎌倉とは云うが鎌倉からはかなり離れた西鎌倉。
この部分だけ路面電車のような動きになる江ノ電の線路に車輪を落としそうになり、ヒヤッとする。義経で聞いたことがある腰越から海へ。
海へ。
江ノ島が遠くに見える。今回はパス。
海から住宅街へ。
江ノ電の線路にまとわりつくような感じで鎌倉へ。
途中、極楽寺の駅でトイレ。身障者用トイレが新しくなっていて有り難い。
このトンネルで、江ノ電を見届けて出発。何年か前と一緒。
坂を下り、長谷寺方面へ。何年か前に鎌倉アルプスを走ったときと逆方向で鎌倉へ。
長谷寺周辺は車の量も人も多くて歩道が狭い。一旦路地に抜ける。
再びメイン道路へ。
鶴岡八幡宮前は、きれいになった。中央のメインルートは階段があって上らなかったが、スロープとかあるのかもしれない。それを探す余裕もなく山へ。
鎌倉アルプスの入り口を越えてさらに山道へ。思ったよりペースが落ちていたらしい。
横浜横須賀道路の朝比奈ICへ抜けるこの道は交通量が多い。多いのに歩道は狭く凸凹で傾いている。鎌倉霊園前あたりからかなりきつくなってくる。一キロを約30分ぐらいかけて上る。降りるのはあっという間だった。
ところが、降りてからIC付近の勝手がわからずうろうろする。車道は危ないので歩道を行くと、地下道に入るようになっていて、しかも階段のみ。引き返して行き直すと再び急傾斜の地下道へ。朝の東海道線を潜るのとは違って車が来ないから行けるかと思い、行くことにしたが、すぐにタイヤがロックした状態でずるずるとドリフトを始め、中央のスロープ部分を脱線してしまう。数段だったので、車椅子を降りて(というより落ちて)、地面に座った状態で数段下の車椅子を引き上げる。人なんか来ない。もう必死。
時間をロスしながらも朝比奈IC周辺を抜けて金沢八景駅を目指す。ここも路肩は斜めでペースは上がらない。何とか到着する。
駅は、前に来た時と同じように工事中で、まだできてないん、みたいな感じだった。横浜駅もそんな感じのところだったか。
京急だったのでこのまま羽田に行くのが一番便利だったが、帰りもバスと決めていたので、とりあえず横浜まで行き、そこからまた迷いながらYCATまで行った。バス乗り場に「麦」がなくて、少々失敗。トイレにも行かなかったし、これなら半額にならなくても京急で行った方が楽だったかもしれない。
鎌倉の感動に冷や水を浴びせるような朝比奈越えと地下道の恐怖、だった。今でも強烈に覚えている。