きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

記録1~入院前のメモから

2017-10-20 08:00:00 | 脊髄内血管腫との邂逅
9月下旬から急病で入院した。全くの想定外。これは、その時夕方に職場で書いたメモ。今日は入院30日目。相変わらずまだ目処も何も立っていない。

で、2017年9月20日(水)のこと。
朝起きたら、少しだけ背中が痛い。で出勤ランはそれでも普通に終了し、御飯食べながらメールチェックし、しばらくしたらちょっと気になるぐらいの痛みになったので、湿布を貼る。湿布を貼ること自体余程のことだが、ランは本当に普通に完了した。このときは寝違えたかなと、そんな感じだった。場所は肩甲骨の間の脊椎。結構痛い。
昼になっても相変わらず痛くて、で、午後になると脚が立たなくなってきた(食堂に降りる階段で異変を感じたが、まだ歩きにくい、足下が覚束ないというそんな感じ)。内部、外部のクライアントの対応して夕方になってくると、痺れて踏ん張りがきかず、歩行に差し障るようになって、で脚だけでなく体(胴)のあちこちが腫れて痺れた感じになって。痛いところはやや下に移動した感じ。痛みよりしびれが気になった。それでも、仕事の方は、それを出さずに何とかできた(今考えるとよく体が持ったなという感じだった)。
クビから上と腕はなんともなかった。しかしその他がちょっと酷い。歩けん。酔っていないのに制御がきかん。
6時現在でこんな状況。始めは寝違えで背中が痛いのかと思っていたが、もし違っていたらちょっと面倒だなと思う。

とメモはここまで。
しんどくて、片付けとかに時間がかかり、また、念のために明日と一部は明日以降の準備までしていたので、退勤時間が遅くなった。休まないかん場合のそれなりの準備。この後、ヨメさんに車で職場まで来てもらった(これも異例)。病院が開いている時間ではなかったのだが、ヨメさんはしつこくしつこくいろんな病院を回る。無理だと思っていたし、明日は朝行かないかんかという気持ちにはなっていた。ヨメさんはヘルニアか脊髄の圧迫骨折かと思っていたらしい。早く職場を出て、病院に行っていればというのは結果論。その時は全く考えなかったのは事実。やはり仕事に穴を空けるかもしれない場合、早く帰るということは考えられない。家に帰ってからは、御飯食べてシャワーして寝た。麦は呑んでいない。まだこのときは時間はかかるけれど移動とか着替えとかできていた。
これも要らんと言ったが、夜中にトイレに行くことを考えて布団を階下に下ろすというヨメさんの意見を最終的に承諾して1階で寝ていたら、夜中の12時ぐらいに目が覚めたときにもう左足がわずかに動くだけで右は完全に麻痺していて、全然動けななかった。のたうち回っていたらヨメさんが気づき、トイレにも昼から行っていないから(尿意が全くなかった)これは拙いということで、強く言われて、仕方なく救急車を呼ぶ。1時前。
で、その後救急病院に入り、CTとMRI取る。採決、点滴も開始。おしっこは管を入れると1リットルぐらい出てきたらしい。こっちも相当やばかったようである。
で、検査の結果、脊髄に病巣があるようだがここでは治療不可ということで、以前交通事故で頭2カ所と眼窩の骨折を見て貰った総合病院に二次搬送。

で、現在に至っている。
思えば今年の2月に、神奈川の某研究所の研究員募集に応募して、二次面接まで行ってきたが(詳細は近日アップ予定。ムスコはこの時、ヨメさんから「おとーさん仕事止めるかも」と連絡を受けて進学せず就職すると決めたらしいすまんかったの)、もし間違って採用されて向こうにいたら多分、もうこの世にはいなかったかもっと重い後遺症が残っていたかのどちらかだった筈。何故かというと、これまでの経緯の通り、救急もヨメさんに説得されて渋々行ったぐらいだから、一人だったら、意識がはっきりしている間は、絶対に自分から病院には行かなかっただろうと。それは確信している。だから、まだ何か(運とか)が「残っていた」のかもしれないという不思議な力ではなく、結局のところシンプルに面倒いと感じていたヨメさんの一言のお陰。

そして、先日ムスコが来てくれていろいろしゃべっていたときに思い出したのが、夕飯時、いつもはリビングにいたり玄関にいたり適当に暇つぶす4号が、この日は夕飯が終わるぐらいに「おとーさん」と寄ってきて。で膝の上に。
膝の上で寛ぐ4号に、何となく覚悟せないかん事態になるのかなと感じていたことを思い出した。
分かっとったんだろうな4号は。と思った。

入力:2017年10月6日。
追記:10月7日、18日。


2 コメント

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ブログ読んでます (神戸M)
2017-10-22 14:22:07
なかなかコメント書けないですが。
1日も早い回復を祈っています。
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Unknown (さいさん)
2017-10-23 08:08:23
ありがとうございます。どこまで回復するか分かりませんが、頑張ります。
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