きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

☆モデルチェンジに関する覚書(2022.9.19付)

2022-09-19 13:48:19 | 真面目に漕走
台風でさすがに練習は休む(雨がそんなに降っていないのでやろうと思えばできたか?)。
これまでもちょくちょく綴ってきたが、ここまでの様子について1回で終わる程度でごくごく簡単に整理。

2020年(令和2年)4月にヤフオクでかなり古い型ニッシンのレーサーを落札。丁度コロナとともに、という感じであった。
それまでは、あちこち出かけて10~20キロぐらいの距離を日常用で漕ぐのを楽しみにしていたが、コロナで外に出ることができなくなり、入れ違いにみたいな感じでレーサーに乗るようになった。新車を買う気は全くなかったので、これも不思議な縁だなと。
タイヤを入れてもらい、5月に乗り始める。週末ごとに近所の自転車道へ通う生活が始まる。
坂道を20キロ以上で進むスピード感に感嘆する。車いす生活になってからは経験したことがない景色。
同年11月の大分にもエントリーしたが、仕事の都合で断念。

で、同じ頃、2020年(令和2年)5月にヤフオクでまあまあ古いカーボン仕様のOXのレーサーを落札していた。
こちらは、ニッシンのレーサーで楽しめていたことと、ニッシンと違いステップがない仕様だったので乗り方が分からず、業者さんに預けたまま半年。
漸く、同年11月の大分断念後にOXに乗り込む練習から始める。
乗り方からして分からず、漕ぎ始めると身体が1時間経たずして痛くなり、慣れるまで困難を極める。初めにニッシンではなくこちらを落札していたら乗ってなかったかもしれん。ニッシンで面白さが分かっていたので我慢ができたように思う。

この頃、手袋は作業用の皮手袋を2枚張り合わせて継ぎ接ぎした完全自作。漕ぎ方も含めて全てが自己流(手袋映ってます)で、ハンドリムはゴムが取れかけたまま、どうしようもなく乗っていた。
ゴムをどうすればいいのか分からなかったので。
練習は週末の自転車道のみ。身体が痛いのでハーフ1本。半年ぐらいで1時間半が切れるようになり、1年乗り続けて2回だけ1時間20分を切った。
そして、乗り始めてから1年後の2021年(令和3年)10月の富山(9キロ)でデビュー。そして、11月の大分のハーフにも参戦。

大分の大会自体本当に素晴らしかったが、順位はかなり後方。当たり前なのだが、それでも後3分縮めて「別の景色が見たい」と思う。
ここで再度今までのスタイルを捨てることにする。
それまで平日朝の日常用での練習を止め、毎日レーサーに乗ることにする。加えて、自作の手袋を止め、大分の大会(FCA:フォースとチャレンジアシスト)で支給された手袋(ハーネス)に変えることにする。2か月ぐらい毎日手首に湿布をする。
朝練は、最初のころは1時間で12~13キロがやっと。それでも、次第に速くなってくる。
ハンドリムにこびりついていたゴムを取り除き、新しいのを初めて付けたのは翌年2022年の1月。ネットで買ったシリコン製のものは割と早くダメになった。

その後、近所のホームセンターでエアコン用の配線を覆うゴムを巻いた。

結構よかったが、今は使っていない。

冬が終わり温かくなる。ハーネスのゴムが削れ、毎日補修しながら練習する日々。夏前に大分での記録(1時間15分40秒ぐらい)を更新する。「3分の先の景色」が現実になってきたと感じる。

さらに翌年の2022年(令和4年)7月、たまたま知り合ったNさんを通じてYさんの指南を受け、手袋とハンドリムとポジションを変えることに。
ここで再々度変更した今までのスタイルを捨てることにする。

「副島式」グローブをYさんにお借りし、ポジションを変更する。
ポジションについては、結局儂がOXに乗り変えてからの1年半程は正しい乗り方ではなかったらしい。シート位置を変え、膝の角度も変えた。
これだけで、これまでの記録をあっさり塗り替える。

1週間後、Yさんのハンドリムをお借りする。

無頓着だったウェアーも指示通り。
さらに5分短縮される。

8月下旬、ハンドリムと副島式グローブが届く。

リムはYさんにつけていただいた。

こんな感じ。全てが新鮮。

自分も少しずつできるようにならねばと、とりあえず教えていただいたことを。

漕ぎ方はまだまだ試行錯誤。

朝練は、少しずつ要領よくはなってきた。

現在、Yさんの御助言をもとに、シートの高さを調整しつつ練習中。

数年かけ変わっていくようなことがここ1カ月半ぐらいの間に起こっているという、まあそんな感じ。
数年かけたとしても見ることは難しかった筈の景色を見ることができるかもという、まあそんな感じ。

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