500番台が自分のほかに見当たらないことには薄々気付いてはいたが。
スタートの位置は決まっていなくて適当に並ぶ。1列目4台、2列目5台の後について3列目からスタート。
15台ぐらいはいたように思う。それでも例年に比べたら少ない。
スタートして、予定通り直線で出せるだけ出す。20キロ近くまで出せた。ハンドル切ってコーナーを曲がる。再び直線。みんな速い速い。後方からなのにまだ抜かれる。
トラックの回り方がよく分からないのでのと、周りのレーサーの迫力に負けている。
競技場からロードへ。最初の左カーブに注意とYさんに言われていた通り、思ったより鋭角に曲がる感じ。外から慎重に入る。
多分、1キロ地点では11位ぐらいではなかったか(後で抜いた台数と、折り返しで確認した台数から推計)。随分後方からの入りになったが仕方がないというより予想通り。怖い怖い。それでも、競技場出てからの直線では下りだったみたいで1キロで3分ぐらいになったので遅くはない。ただただ周りが速い。
程なくして、登りに入る。前のランナーが近付く。追いつく。
下りになる。さっき抜いたランナーに抜かれる。差を付けられる。
こんな感じで、第一折り返しを目指す。
メーターのアベレージで平均速度を意識しつつ前に進む。
数字は悪くない。結構出ている気がする。ただ、なかなか前には追いつかない。
二股の分岐を狭い方に入り、後500メートルぐらいで第一折り返し手前の工事箇所に入ると思った矢先に「折り返し」のコーンがあった。「ここ?」と叫びながら折り返す。どこかで、距離調整するんだろうか。
前に、行きで抜かれた3台がローテしながら進んでいる。
一気に抜いた。
しばらくすると、後ろをコンコンとつつかれる。1台ついてきたらしい(後でUさんという方のYouTube見たらYさんのお知り合いのIさんだと分かった)。
びっくりして離しにかかる。丁度上り坂のタイミング。
漸く離したかと思ったら、前にまた別の2台が見えた。少しずつ、と意識して差を詰めにかかる。
その第一折り返しの途中から一般ランナーと並走になる。結構な数。一昨年の長良川、一般用車いすで並走したことはあるが、レーサーはスピードが違う。
一度だけ自転車道のときみたいに「みぎとおります」と叫び、走路を譲ってもらった。
細かなカーブが続く。登りで近づき下りで離されで、10キロ地点へ。
10キロ地点で既にアベレージは時速20キロを超えた。どこをどう漕いだからこんな数字が出ているのかよく分からない。ほぼ力任せにいっているのは確か。
大きく左に曲がり、鳥取大の方へ。
直線で、前の2台との距離はそれほど変わらないまま進む。どこまで維持できるかという感じ。
12キロぐらいで結構な勾配と距離の坂に差し掛かる。前の2台を一気に抜く。抜き返されないように全力で逃げる。
前にレーサーがいなくなって、そこからは、後ろを気にしながら兎に角逃げた。
左折して第二折り返しを目指す。右側の車線に、折り返してきたトップのランナーが見える。数を数える。数え損ね、3台か4台か5台かよく分からなくなる。
前日の下見ではもの凄い風だった第二折り返し地点。今日は風はあまり感じない。残りは6キロぐらい、ということは風がこのままなければ20分もはかからない筈。6キロをひとまとまりで考えてやっている朝の練習での感覚を思い出しながら折り返す。
車線の右側にランナーが見える。数える。8台か9台か、真ん中より下ではないなとほっとする。ややリムが重く感じるようになり腕が伸び切らなくなる。それでもアベレージはまだ20キロをギリギリキープ。
この日は最初から、左があまり上手く合ってなかったのに加え、この辺りから右へ右へと微妙に向きがずれる。左寄りになるよりは随分マシだが、細かな修正の仕方を身に付けないとと思いまがらハンドルで修正しつつ漕ぐ。
さっき下った坂を上る。かなりスピードが落ちる。
フォームもへったくれもないという感じで、右折し、今度はさっき上った急坂へ。30キロでぐんぐん下る。
最後はやや落ち込むが、沿道からの「ラスト!」にギアが入る(これと次の写真はYさんのお知り合いのAさん提供。めったにない自分の画像勝手ながら使わせていただきます不都合な場合は削除しますすみません)。
競技場への誘導が今一つはっきりせずコースアウトしそうになる。ぎりぎりで回避。以前長良川でも誘導ミスにあった。危ない。
競技場、一般ランナーがうようよしている中、ゴール。周回がなかったのが救い。
今まではガーミンのGPSに頼っていたが、腕時計して漕ぐ人はいないらしく、ガーミンを付けない代わりにメーターのアベレージを見ながらペースを確認する練習をしてきた。湖山池は距離表示がないということや台湾産メーターの距離表示も今一つ不正確なので、正解だった。
スタートして11番手から7台抜いたのは自信になった。しかも全部上り坂。今まで坂が得意とかそういうのは全くなかったので不思議な感じである。
ただ、特に前半は上り坂で抜いて下りに入ると抜かれるみたいなことがあった。抜いたレーサーは漕いでいないのに。何が原因なんか分からん(Yさんにそれを伝えると「下りに入っての漕ぎの量」と「重さ」だと)。
んー。
でも、坂が見えたら「チャンス」だと思うようになった。
メーターのアベレージは20.4だったので時速20キロは超えた。
儂のメーターのアベレージは実際の距離から100~200メートルぐらいは短く出ている筈なのでそれも含め、1時間で20.5キロ走破と考えると残りは600メートル。0.6キロなら2分以内には漕ぎ切れるだろうから、暫定のベストは1時間2分ということで自分の中で折り合いがついた。
今回目標は高く、アベレージ20キロ・タイム1時間3分20秒に設定していたので、上出来といえば上出来。しかも、前日の下見で、こんなに早く漕げるとは全然思えないような難コースだったので更にびっくり。結果がはっきり出ていればもっとすっきり帰れたのだが。
ここまでくると1時間切るのと切らないのとでは、雲泥の差がある。
1カ月前までは、夢のまた夢のように思っていた1時間一桁分台どころか、何年かかっても架空の数字とだと思っていた大台切りを目前にして、もうどこまで行けるかわからないが、腹くくってやるしかないと。
宿題は沢山持って帰っている。
昔から宿題はやらずに怒られるタイプなので、どうなるか、である。
スタートの位置は決まっていなくて適当に並ぶ。1列目4台、2列目5台の後について3列目からスタート。
15台ぐらいはいたように思う。それでも例年に比べたら少ない。
スタートして、予定通り直線で出せるだけ出す。20キロ近くまで出せた。ハンドル切ってコーナーを曲がる。再び直線。みんな速い速い。後方からなのにまだ抜かれる。
トラックの回り方がよく分からないのでのと、周りのレーサーの迫力に負けている。
競技場からロードへ。最初の左カーブに注意とYさんに言われていた通り、思ったより鋭角に曲がる感じ。外から慎重に入る。
多分、1キロ地点では11位ぐらいではなかったか(後で抜いた台数と、折り返しで確認した台数から推計)。随分後方からの入りになったが仕方がないというより予想通り。怖い怖い。それでも、競技場出てからの直線では下りだったみたいで1キロで3分ぐらいになったので遅くはない。ただただ周りが速い。
程なくして、登りに入る。前のランナーが近付く。追いつく。
下りになる。さっき抜いたランナーに抜かれる。差を付けられる。
こんな感じで、第一折り返しを目指す。
メーターのアベレージで平均速度を意識しつつ前に進む。
数字は悪くない。結構出ている気がする。ただ、なかなか前には追いつかない。
二股の分岐を狭い方に入り、後500メートルぐらいで第一折り返し手前の工事箇所に入ると思った矢先に「折り返し」のコーンがあった。「ここ?」と叫びながら折り返す。どこかで、距離調整するんだろうか。
前に、行きで抜かれた3台がローテしながら進んでいる。
一気に抜いた。
しばらくすると、後ろをコンコンとつつかれる。1台ついてきたらしい(後でUさんという方のYouTube見たらYさんのお知り合いのIさんだと分かった)。
びっくりして離しにかかる。丁度上り坂のタイミング。
漸く離したかと思ったら、前にまた別の2台が見えた。少しずつ、と意識して差を詰めにかかる。
その第一折り返しの途中から一般ランナーと並走になる。結構な数。一昨年の長良川、一般用車いすで並走したことはあるが、レーサーはスピードが違う。
一度だけ自転車道のときみたいに「みぎとおります」と叫び、走路を譲ってもらった。
細かなカーブが続く。登りで近づき下りで離されで、10キロ地点へ。
10キロ地点で既にアベレージは時速20キロを超えた。どこをどう漕いだからこんな数字が出ているのかよく分からない。ほぼ力任せにいっているのは確か。
大きく左に曲がり、鳥取大の方へ。
直線で、前の2台との距離はそれほど変わらないまま進む。どこまで維持できるかという感じ。
12キロぐらいで結構な勾配と距離の坂に差し掛かる。前の2台を一気に抜く。抜き返されないように全力で逃げる。
前にレーサーがいなくなって、そこからは、後ろを気にしながら兎に角逃げた。
左折して第二折り返しを目指す。右側の車線に、折り返してきたトップのランナーが見える。数を数える。数え損ね、3台か4台か5台かよく分からなくなる。
前日の下見ではもの凄い風だった第二折り返し地点。今日は風はあまり感じない。残りは6キロぐらい、ということは風がこのままなければ20分もはかからない筈。6キロをひとまとまりで考えてやっている朝の練習での感覚を思い出しながら折り返す。
車線の右側にランナーが見える。数える。8台か9台か、真ん中より下ではないなとほっとする。ややリムが重く感じるようになり腕が伸び切らなくなる。それでもアベレージはまだ20キロをギリギリキープ。
この日は最初から、左があまり上手く合ってなかったのに加え、この辺りから右へ右へと微妙に向きがずれる。左寄りになるよりは随分マシだが、細かな修正の仕方を身に付けないとと思いまがらハンドルで修正しつつ漕ぐ。
さっき下った坂を上る。かなりスピードが落ちる。
フォームもへったくれもないという感じで、右折し、今度はさっき上った急坂へ。30キロでぐんぐん下る。
最後はやや落ち込むが、沿道からの「ラスト!」にギアが入る(これと次の写真はYさんのお知り合いのAさん提供。めったにない自分の画像勝手ながら使わせていただきます不都合な場合は削除しますすみません)。
競技場への誘導が今一つはっきりせずコースアウトしそうになる。ぎりぎりで回避。以前長良川でも誘導ミスにあった。危ない。
競技場、一般ランナーがうようよしている中、ゴール。周回がなかったのが救い。
今まではガーミンのGPSに頼っていたが、腕時計して漕ぐ人はいないらしく、ガーミンを付けない代わりにメーターのアベレージを見ながらペースを確認する練習をしてきた。湖山池は距離表示がないということや台湾産メーターの距離表示も今一つ不正確なので、正解だった。
スタートして11番手から7台抜いたのは自信になった。しかも全部上り坂。今まで坂が得意とかそういうのは全くなかったので不思議な感じである。
ただ、特に前半は上り坂で抜いて下りに入ると抜かれるみたいなことがあった。抜いたレーサーは漕いでいないのに。何が原因なんか分からん(Yさんにそれを伝えると「下りに入っての漕ぎの量」と「重さ」だと)。
んー。
でも、坂が見えたら「チャンス」だと思うようになった。
メーターのアベレージは20.4だったので時速20キロは超えた。
儂のメーターのアベレージは実際の距離から100~200メートルぐらいは短く出ている筈なのでそれも含め、1時間で20.5キロ走破と考えると残りは600メートル。0.6キロなら2分以内には漕ぎ切れるだろうから、暫定のベストは1時間2分ということで自分の中で折り合いがついた。
今回目標は高く、アベレージ20キロ・タイム1時間3分20秒に設定していたので、上出来といえば上出来。しかも、前日の下見で、こんなに早く漕げるとは全然思えないような難コースだったので更にびっくり。結果がはっきり出ていればもっとすっきり帰れたのだが。
ここまでくると1時間切るのと切らないのとでは、雲泥の差がある。
1カ月前までは、夢のまた夢のように思っていた1時間一桁分台どころか、何年かかっても架空の数字とだと思っていた大台切りを目前にして、もうどこまで行けるかわからないが、腹くくってやるしかないと。
宿題は沢山持って帰っている。
昔から宿題はやらずに怒られるタイプなので、どうなるか、である。