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フィンランドのくらしとデザイン展 IN 静岡


静岡市立美術館のホームページより

展覧会公式サイト

来週末(10月19日)から長崎県美術館で開催される「フィンランドのくらしとデザイン展」ですが、
わたしは先日まで静岡で開催されていたので、そちらへ行ってまいりました。

静岡駅近くの葵タワー内にある静岡市立美術館で9月から10月8日まで開催。
チケットプレゼントで当選したので、自分から積極的に観に行きたいな~、と思ってたわけじゃないから、
全然内容もノーチェックだったのですが、行ってみて大正解!

タイトルから近代のくらしに関わるデザイン、家具や食器や照明機器の展示なのかな(あとはムーミン関連)と思っていたのですが、フィンランド絵画も多く展示されていて、とても興味深かったです。
近代建築のデザイン画も素敵でウハウハ~。
(もちろん大好きなムーミン関連も楽しみました。)



お気に入りは
アンディ・ファヴェン「夏至祭の踊り」
ムンクっぽい色彩で、橋の上での村人たちのダンス姿が描かれています。
キャプション読む前は結婚式かなんかかなー、と思いました。

エーロ・ヤルネフェルト「スオミの風景」
大作でした!冬の風景ではなく明るい景色なのでよけいに目を引きました。
フィンランドの澄み切った空と湖と樹木が描かれていました。

ヴァイノ・ブロムシェテット「冬景色」
凍りつきそうな川と冬の大地。素敵。


アクセリ・ガレン=カレラ「ヴァイナミョイネンとアイノ」
ヴァイナミョイネンが吊り上げた魚が湖(河だったか海だったか?)に逃げて女性の姿に変貌するところを描いた作品。フィンランドの叙事詩「カレワラ」の一場面です。

トーヴェ・ヤンソン「若い女性(自画像)」
ムーミンの原作者ヤンソンの28歳のころの自画像。腰に腕をあてた意志の強い雰囲気でした。

ヤンソンの創作風景の写真もありました。こちらはもう年輩の頃のもので、大きなアトリエでたくさんのイーゼルに囲まれて、床にしゃがんで画材(パレットとかごちゃごちゃしてる)をいじっているところを上から撮影してありました。部屋そのものは豪華っていうか、、、普通の居間っぽかったかなー。

北欧家具や食器は、素敵だなと思うし、見てる分には楽しいですが、わたし個人の趣味は青磁とトルコやペルシャ、モンゴル、、、シルクロード的なものに惹かれます。
実際に使うのは、やっぱ、和物が多いし(母親が焼き物フェチだし)一番しっくりくるんですよねー。


オネーギンとメダルウィナーズの合間で、もう、ほかに行く日がないよ!って14時上がりの平日に行ったのですが、会期末近かったからか、けっこうお客さまも入っていました。
なかなかいっぺんにフィンランド絵画を見る機会はないので、行ってみてよかったです。
カレワラのこともっと知ってたらより楽しめると思います。
シベリウスのおうちとか、、、いつか行ってみたいなー。
と、思いを馳せながら、館野泉さんの「アイノラのシベリウス」を聴いています♪

グッズ売場はウハウハもの(ムーミン多いし)だったのですが、ポストカードも一枚も買わずに我慢して帰宅。
何回も手にとって戻し、、を繰り返しました。やな客だなあ。

最近はなるべくポストカードも買わないようにしています。
もうね、管理しきれないくらい、ポストカード持ってるからねぇ。

いつまで我慢できるかな(笑)



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もう2月下旬ですが

毎年楽しみにしているロシア文化フェスティバル IN JAPAN

2012年用の公式サイトは2月中旬にオープンとのことでしたが、
毎年そうなんだけども、
オープンが告知に間に合ったためしがないという(笑)


公式カタログはもうできていて、配布されています。

いつもなら載ってるマールイ(ミハイロフスキー劇場バレエ~レニングラード国立バレエ~)の年末~翌年の予定もここには無くて(既に終わった2012年1月のは入ってますがね)寂しい限り。
あ、でも、レニングラード国立管弦楽団のコンサートは12月にありますね。

バレエ関連だと、、、
7月ののワガノワアカデミー、
それから8月23日のゆうぽうとでの「ロシア・バレエ・アカデミーTOKYO コンサート プレリュード」が予定されています。
ゆうぽうとの公演は、「海賊」「ホセの悲劇」となっていて、ユーリ・バラーノフとカリム・アブドゥリンが来るみたいです。
民族舞踊は6月のオープニングアクトとして(あ、今年は大阪でオープニングセレモニーとレセプションがあります)ドン・コサック民族舞踊合唱団の公演と、それから8月にサハリン・ニヴフ民族アンサンブルとか、11月にクラスノヤルスク民族アンサンブルかな。

例のごとく、オープニングセレモニーより前に、2012年のプログラムはとっくに始まっていますけども。

レーピンの絵画展は浜松にも回ってくるので楽しみです♪

タルコフスキー生誕周年記念映画祭、ラザレフ指揮&上原彩子のコンサートもいいな~。
フェドセーエフも80歳記念コンサートがありますね。フェドセーエフ、チカノフも一緒に連れてきてくれないかなあ。そしたら絶対に行くのに!
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出崎統さん逝去


アニメ作品の名演出家だった出崎統さんが亡くなりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。



出崎さんについてはこちら
ものすごーくたくさんの作品で、お世話になっていますが、
テレビアニメをあまり見なくなった大学生以降はほとんど見てないなー。
(アニメを見たくなかった、のではなく、高校の頃はアニメが冬の時代だったのと、
大学以降は忙しくてテレビそのものを見ていないのです。)


彼がスタッフに加わった作品で、「スペースコブラ」までのものは、
「ビッグX」「わんぱく探偵団」「国松さまのお通りだい」「ハゼドン」「空手バカ一代」を除けば全て見ていることになります。
(ああ、「ジャングル黒べえ」とか、「ギャートルズ」また見たいなあ。ほかの作品はそれなりにビデオとかで見られると思うけども、黒べえは難しいだろうなぁ。。。)


自分が見ていた出崎さん関連のもの、ほとんど好きなんだけども、、、、


ひとつだけ、、、どうも「こりゃ、違うよなーーー」というのは、、、

アニメ版ベルばら(苦笑)
もともと、漫画原作のものをアニメ化したものってのは、
例えば原作者がアニメ畑と縁がある人で、作画にその人が関わるってーなら、いざ知らず、
画風が原作とほぼ変わらないのはごくまれで、全く別物になってしまうのがほとんど。
それはしょーがないし、それが許せないならそもそも見なければいいだけのことだし、
「絵がだめだー」という理由だけで、アニメ化されたものを受け入れられない、ってことはわたしの場合、少ないです。
ようは、テレビ版が面白いかどうか。
原作と同じように楽しめるか、原作と別物として楽しめるか、
そのどちらにしても、「作品として面白ければオッケー」なのである。

だから、どんなに池田理代子さんの神がかり的に美しい絵と、アニメ版の絵がかけはなれていようが、(しかも、ベルバラ放映当時はわたしも子供だったから、「なんか漫画と違うな」とは漠然と思っていたかもしれませんが、そんなに拒否感はなかった)
アニメ版は毎週母と楽しみに見ていたわけですよ。

あの「薔薇は薔薇は気高く~」の歌にあわせて、オスカルが薔薇にのまれていく絵を、
ちょっとドキドキしながら見ていたわけよ。

当時から「アンドレスキー」だったわたしで、オスカルはわりとどうでも良かったんだけども(あ、でも、肖像画の馬に乗ったオスカルは大好き!)なんとなくあの薔薇にのまれていくオスカルってーのは「うわー、すごいなー」と。

(ちなみに漫画そのものは、当時はエレクトーンの専門コースと、ピアノとで、ヤマハに入り浸っていたので、お稽古の待合室にある雑誌や単行本で読んでいました。)

しかし。
しかーし!


後半、出崎さんが加わってから、―出崎さんが加入したというのは、中学高校時、再放映やビデオ(ビデオは友達の家で見てた)を見たり、アニメ製作事情に詳しくなってから知ったんだけども―なんか、、、、違うよなあ、という違和感はあったんですよね。

最初、初放映時はわかんないまま終わっちゃったんだけども。

中学くらいで友達と見ていた時は、真っ二つに意見が分かれてた。
ようは、ベルばら後半の出崎風な仕上がりを受け入れられるかどうかで。

だってねえ、なんちゅうか、、、エースをねらえになっちゃってたっつーか。
スポ根アニメ的な雰囲気がミックスされた不思議な感覚であったのよ。

(「エースをねらえ」はいいんだ、あれは。
山本鈴美香さんの原作も、出崎さんの演出も、上手い具合にどんぴしゃだと思う)

うーん、わかる人にはわかると思うんだけどーーーー。

そうだ、宝塚のベルばらを頭に描いてください!
ほんで、それに「あしたのジョー」だったり「宝島」的な演出を加味してください!
違和感あるでしょ!!!!!

友達はどうしても、あの「縦線」が許せなかったらしい(苦笑)
ま、漫画でもオスカルもアントワネットもフェルゼンもアンドレもみーんな青ざめて縦線あったけども、
アニメ版の縦線ガッツリってのは、、、、なんかちゃうよなー、って(笑)


わたしはアニメ化された時点で、一種の諦観みたいなものがあるというか、
もともとのハードルが低いというか、期待自体してないので、
許せないとは思わなかったけども、ベルばらのアニメの後半シリーズは一言で言えば「好きじゃない」範疇。
出崎さんが加わって、スピード感とか臨場感とかはアップしただろうし、
あれはあれでいいものなんだろうけども、ちんたらのろのろしていた前半のほうが好きだったかな。
友達の中でも、「あら、素晴らしいじゃない」と出崎さんの演出をべた褒めする人もいたし。
ま、賛否両論、ちゅうことでしょうね。


でもアニメのベルばらや、宝塚のベルばらの果たした功績ってのは大きいと思います。
あそこから理代子さんの原作に入っていった人もいるんだし。

わたしは原作→アニメ、宝塚のパターン。
宝塚版はBSでお世話になりました。
あんまり宝塚には詳しくないけども、いろいろ見た中で好きなオスカルは涼風真世さんのオスカルかなー。

アンドレは、漫画に勝るものは、ない(笑・断言)
今も昔もアンドレ大好きです。









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ロシア文化フェスティバル 2011 in JAPAN

今日は仕事がお休みですので、ココちゃんとまったりしつつ過ごしております。

数日前に(株)ロシアンアーツさんから、「ロシア文化フェスティバル 2011 IN JAPAN」の公式パンフレットやらもろもろが送られてきました。

まだ公式サイトは2010年版のままですが、これはそのうち2011年バージョンになると思います。
それがいつになるかは、そこはロシアですので(苦笑)、毎年よくわからないのですが。

2011年公式プログラムに含まれているイベントは既に始まっています。
既に終わっている、寺田功治(バリトン)&V・リャリコワ(ソプラノ)、V・グリッグ(メゾソプラノ)、S・ボリャコフ(テノール)、ユリア・レヴ(ピアノ)の『新春コンサート』も。
ワールド・クラシックス@シネマ2011
ロシア民族工芸展&マトリョーシカ大博覧会Ⅱ
これらも既に始まっています。

正式なオープニングセレモニー&パーティーは7月2日、函館国際ホテルで行われます。
北海道、というか札幌・小樽・函館近辺在住の会員の方々は比較的行きやすいのではないでしょうかね~。本州在住者にとってはちとアクセス大変ですな。
オープニングイベント=「ロシア文化フェスティバル IN 北海道(函館)」ということになっているみたいです。
ロシア文化フェスティバル IN 北海道(函館)
2011年6月30日~2011年7月10日
・オープニングセレモニー&パーティー 7月2日 函館国際ホテル
・ピャトニツキイ記念国立アカデミー・ロシア民族合唱団コンサート 7月2日 函館市芸術ホール
・ニコライ渡来150周年記念イベント・慰霊祭 7月2日 函館ハリストス正教会&ロシア人墓地
・ボリショイサーカス公演 6月30日~7月3日 函館市民体育館
・ロシア所蔵明治古写真展「失われた日本」 7月1日~7月10日 函館市芸術ホールギャラリー
・新作「チェブラーシカ」&ロシア・アニメーション映画祭 7月2日~3日 北海道立函館美術館ホール

関連記事↓

11年のロシア文化フェスティバル、函館で開催

10.12.2010, 20:54
 毎年恒例の「日本におけるロシア文化フェスティバル」は11年で6度目を迎える。11年は北海道函館市で開催が予定されている。
 11年はソ連崩壊後の新生ロシア誕生20周年であるとともに、ロシア正教会のニコライ総主教が函館で布教を開始してから150年目にあたる。ニコライ総主教は聖書の日本語への翻訳を行ったほか、日本で初めてとなるロシア正教会の聖堂を建設するなどの功績を残し、聖人に列せられている。 現在、日本でのロシア正教会信者は3万6千人を超える。10年の「ロシア文化フェスティバル」には100万人以上が訪れ、9日東京で閉会式が行われた。


なんで函館でオープニングなのか、というのは、
今年は新生ロシア連邦20周年(もう20年なのかー。早いなー。)という節目の年であるのと同時に、聖ニコライ(イオアン・デミトロヴィチ・カサトキン)が函館に渡来して150年なのですね。

1月~6月まで、日本のあちこちでさまざまなプログラムが開催されます。
すでにそれらのコンサート独自の公式サイトなどもありますし、
6月の正式なオープニングセレモニーまで待つことなく、ロシア文化フェスティバル2011の公式サイトも更新されるはずです。

えーと。
ロシア側はともかく。
6月の正式オープニングまでに、駐ロシア大使が変わったりしないといいですね(苦笑)。
ワタクシ、2010年度のオープニングもクロージングも、たまたまバレエだったせいか、前ロシア大使の河野氏の挨拶を聴きましたが。
1月に領土問題エトセトラでサクっと更迭されているのを新聞で読んだ時はなんだか、別に知り合いでもなんでもないけども、「こりゃー、別にこの人のせいじゃーあるまいし、、、、」なんて思ったりしちゃったのでした。
ま、その、この方の実際のお仕事ぶりなどは、全く知りませんし、きちんと情報収集してこその駐ロシア大使なんだろうから、仕方ないのかもしれませんけどもね。


バレエ関連のイベントとしては、恒例になっているワガノワの公演、マスタークラス、マールイの公演が含まれています。
音楽関連は多いからここではいちいち挙げませんが、恒例のカワイでのモスクワ音楽院教授によるマスタークラスは行われますし、それから今年はプロコフィエフの生誕120周年記念の年ですので、関連イベントもあります。

マールイの公演に関しては「レニングラード国立バレエ団公演 『白鳥の湖』『くるみ割り人形』12月」というのが、ロシア文化フェスティバルのプログラムの一環のようです。
マールイ自体の来日は2011年12月~2012年1月、と記載されています。
ファンのみなさまの、それぞれの御贔屓さんが、来日メンバーに入ってくれることを願わずにおれませんが、まずはまた冬の来日公演があることに感謝です!!!!


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