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ペテルブルク便り~2013年4月29日 エイフマンバレエ「カラマーゾフの兄弟」


ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから、エイフマンバレエによる「カラマーゾフの兄弟」のキャストと感想を送っていただきました。
お忙しい中いつもありがとうございます!

※画像の無断転載、無断使用は固くお断りいたします



















コレオグラフィ、小道具の使い方、照明効果、そしてダンサー達の身体能力の高さとバレエとしての芸術性の高さ…どれをとってもスゴイ!の一言です。
クラシックとは全く別の世界を観せてもらえました。
訪露回数も数十回になりますが、エイフマンの作品をエイフマンバレエのダンサーだけで観たのは初めてです。
ダンサー達は技術レベルがものすごく高くなったカシャネンコとセミョーノワの集団です。
このバレエ団の公演については言葉では表現出来ないので、是非観て下さい。
エイフマンの作品としては駄作と言われてるカラマーゾフですから、「う〜ん」な所もありましたけど、その分、次は何を観ようか(厳密には観ることが出来るか、ですが)と期待が高まりました。



ПО ТУ СТОРОНУ ГРЕХА
БАЛЕТ Б.ЭЙМАНА

ПО РОМАНУ Ф.М.ДОСТОЕВСКОГО БРПТЬЯ КАРАМАЗОВБЫ
НА МУЗЫКУ Р.ВАГНЕРА,М.П.МУСОРГСКОГО,С.В.РАВМАНИНОВА
ХУДОЖНИК В.ОКУНЕВ

Действующие лица и исполнители:
Алексей Карамазов
лауреат премии Зоротой Софит
ДМИТРИЙ ФИШЕР
Иван Кпрпмазов
СЕРГЕЙ ВОЛОБУЕВ
Грушенька
Лауреат Международных конкурсов
Лауреат преии Зоротой Софит
НИНА ЗМИЕВЕЦ
Федор Павлович Карамазов
ИГОРЬ ПОЛЯКОВ

エイフマン・バレエ
原作:フョードル・M・ドストエフスキーの小説「カラマーゾフの兄弟」
音楽:リヒャルト・ワーグナー、モデスト・P・ムソルグスキー、セルゲイ・V・ラフマニノフ
美術:ヴャチェスラフ・オクネフ

出演:
アレクセイ・カラマーゾフ ドミトリー・フィーシェル(黄金のマスク プレミア受賞)
イワン・カラマーゾフ セルゲイ・ヴォロブエフ
グルシェーンカ ニーナ・ズミエフェツ(国際コンクール受賞、黄金のマスクプレミア受賞)
フョードル・パヴロヴィチ・カラマーゾフ イーガリ・ポリャコフ




素晴らしい公演だったそうでなによりです。
今回の訪露の前からとても楽しみにしていらしたから、願いがかないましたね~。
やはりオリジナル作品を持っているカンパニーの上演というものは、強いと思います。

わたしも、いろいろ「あの国で」「あのキャストで」「あの演目を」という夢が山ほどあるので、自分の身の周りを整理して、早く観に行きたいなあと。。。






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ペテルブルク便り~2013年4月29日 夜のマリインスキー劇場


ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから、夜の新旧マリインスキー劇場のお写真を送っていただきました。
お忙しい中いつもありがとうございます!

※画像の無断転載、無断使用は固くお断りいたします。









ライトアップというかなんというか。。。
今だから撮影できる内部で働く工事の方々の写真もあります。









いまさらですが。。。
やっぱり今のマリインカの方が重厚感があってロシアらしくて私は好きです。
昨日のゲルギー(※ワレリー・ゲルギエフ)の話によると、
今のマリインカ、来期以降も徐々に修復しながら使い続けるそうです。
つまりマリインスキー劇場×2とコンサートホールの計3か所で公演をするとのこと。
(基本、1日で3回公演を予定しているそうです)
なので、今マリインカでは大々的なオーディションが行われています。
国籍問わず受け入れるらしく。。。(それで良いの??)
デリャビン(マールイのエフゲニー・デリャビン)は来期ではなく、
来週からマリインスキーに移籍となるそうです。






デリャビン、(頼りないところ含めて)けっこう好きなダンサーなのですが、移籍しちゃうんですね。さみしい。
ってか、今のマールイより、マリインスキー在籍のほうが、観るチャンスはあるのかもしれませんが。

貴重なお写真ありがとうございました!
ロシア、行きたいなあ♪















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ペテルブルク便り~2013年4月28日 マリインスキー劇場トリプルビル 追記あり


ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから、マリインスキー劇場の4月13日のコンテンポラリーのミックス・プロのキャスト表を送っていただきました!
お忙しい中いつもありがとうございます♪

※画像の無断転載、無断使用はかたくおことわりいたします
日本時間4月30日13:00、お寄せいただいた感想などを追記しました。


Хореографическая игра 3x3(Choreographic Game 3x3)

Екатерина Кондаурова, Александр Сергеев
Татьяна Тилигузова, Денис Зайнетдинов
Надежда Батоева, Алексей Недвига

Хореография Антона Пимонова
Музыка Иоганна Петера Пиксиса (Концерт для фортепиано с оркестром до мажор, III часть)
Художник по костюмам – Татьяна Ногинова
Световое оформление Игоря Винца
出演;エカテリーナ・コンダウーロワ  アレクサンドル・セルゲーエフ
タチアナ・ティリグゾワ  デニス・ザイネトディノフ
ナデジダ・バトーエワ  アレクセイ・ネドヴィーガ
振付;アントン・ピモノフ
音楽;ヨハン・ペーター・ピクシス(ピアノ協奏曲ハ長調 第三楽章)
コスチュームデザイン;タチアナ・ノギノワ
照明;イーガリ・ヴィンツ

Головокружительное упоение точностью
(The Vertiginous Thrill of Exactitude 「精密な不安定なスリル」)

Екатерина Иванникова, Анастасия Никитина,
Мария Ширинкина, Алексей Тимофеев,
Василий Ткаченко

Хореография, сценография и свет – Уильям Форсайт
Музыка – Франц Шуберт, Симфония № 9 до мажор, Op. 31 (финал)
Костюмы – Стефен Галлоуэй
Ассистент хореографа – Ноа Д. Гелбер
出演;エカテリーナ・イワンニコワ  アナスタシア・ニキチナ
マリア・シリンキナ  アレクセイ・ティモフェーエフ
ワシーリー・トカチェンコ
振付・ステージング・照明;ウィリアム・フォーサイス
音楽;フランツ・シューベルト(交響曲第9番ハ長調作品31 フィナーレ)
アシスタント振付;ノア・D・ゲルバー

Там, где висят золотые вишни
(In the Middle, Somewhat Elevated「イン・ザ・ミドル、サムホワット・エレヴェイテッド」 )

Екатерина Кондаурова, Надежда Батоева,
Виктория Брилёва, Ольга Куликова-Громова,
Татьяна Тилигузова, Маргарита Фролова,
Максим Зюзин, Кирилл Леонтьев,
Александр Сергеев

Хореография – Уильям Форсайт
Музыка – Том Виллемс в соавторстве с Лесли Штуком
Сценография, свет, костюмы – Уильям Форсайт
Ассистент хореографа – Кэтрин Беннетс

出演;エカテリーナ・コンダウーロワ  ナデジダ・バトーエワ
ヴィクトリア・ブリリョーワ  オリガ・クリコワ-グロモワ
タチアナ・ティリグゾワ  マルガリータ・フロローワ
マクシム・ジュージン  キリル・レオンティエフ
アレクサンドル・セルゲーエフ

振付、ステージング、照明、衣装;ウイリアム・フォーサイス
音楽;トム・ウィレムス
振付アシスタント;ケイトリン・ベネット




フォーサイス自体にはあまり興味ないのですが、今回の公演は良かったです!
どこかの中途半端なコンテばかり観てたので、なおさら新鮮でした。
コレオグラフィはもちろんですが、ダンサーのレベルがやはり全然違います。
クラシックバレエを踊ってるとは思えないほど一人一人のダンサーの完成度が高く、そしてコンテを楽しんで踊っているのが伝わって来るパフォーマンスでした。
まあ、セルゼイエフ君が二演目でメインパートをコンダウーロワと踊ったので多少の贔屓目はありますが…
でも、意外なことにティモフェーエフ君が良かった!!
彼のコンテはもっと観てみたいです。





フォーサイスご本人が非常に踊れる方なので、彼と一緒に仕事をしたダンサーは何度でも彼と仕事をしたいといいますし、彼の指導を仰げるのは喜びだと多くのダンサーが語っています。
わたしはコンテンポラリー作品はそれほど詳しくないのですが、
ギエム、デュランテ、熊川哲也、マイケル・ナンが在籍していた頃のロイヤル・バレエの来日公演で、フォーサイス作品を観た際は、とても感銘をうけました。
わたしがそう思うのは非常におこがましいですが、もし仮に、自分がダンサーだとしたら、こういう作品を踊るのは生涯の夢になるんじゃないかな、などと想像したものです。
それから、やはり、ロシアの、、、というかワガノワやモスクワのアカデミーの卒業生は、なんだかなんだ言ってものすごい才能の持ち主ですから、振付家にとっては最高の楽器だと思いますね。ナチョの食指が伸びるのもわかります。
ザハロワに振りつけた平山さんのエピソードとか思い出しますねぇ。。。。

よくわからないけれども、新しいとか古いとか、
流行だとか廃れているとか、、、
モダンだとか古典ではなくって、、

ようは「良いバレエ」か「悪いバレエ」か、そこに話は尽きると思うんですよね。








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