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岡山旅行記3
翌日10月24日は予報通りちゃんと雨。
サイクリングは諦めて電車で吉備津彦神社と吉備津神社に行くことにしました。
備前一宮駅から数分。踏切を渡るとすぐに吉備津彦神社が見えます。
吉備津で降りて吉備津神社→吉備津彦神社、と遠くから帰ってくる方法もあるのですが、吉備津彦神社から参るほうがいいと思います。理由は後で述べます。
大昔のストーンサークルのようなところ
雨の中 吉備津神社へ移動します。
雨だったのでひたすら無になって歩いていました。カメラが重いよ。。。
お猫さまがいましたよ。
やっぱり白い動物って神様のお使いかしら。
360メートルの回廊があるのですが、、これを上るか下るかでテンションがなかなか変わってくると思います。
やはり吉備津彦神社方面からきてお参りして、回廊を下るほうが楽なんじゃないかなー。
でも境内のいろいろな摂社をみるためには結局お山をちょいちょい上るので、結局なくもなにもないんですけどね。
けっこうこの斜面はきつかった。
また今度。。。。来ます~。次こそは古墳群や山のお城へ行きたいですな。
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岡山旅行記2 一番の目的だったモスクワ音楽院特別コース公開演奏会
ということでその2
かなり石垣を愛でることで時間を消費してしまい慌てて後楽園へ。
そこへ入って「10月はほぼほぼなんの花も咲いとらん」ことに気づきあちゃー、となるけど入ってしまったもんは仕方ないので、ひたすらピクニックというかウォーキングというか、、緑やら後楽園で飼われている鶴なんぞを愛でることになりました。
園内からの烏城
あとは花嫁さん花婿さんの記念撮影がそこかしこでありました。
さて、予定では午前中に岡山城を観終わって、吉備津方面へ電車移動をし、サイクリングしながら吉備津彦神社~吉備津神社~古墳群めぐりをして、その後ホテルへ戻って着替えて倉敷へ移動するはずだったのですが、、、
既に13時を回ってしまっており、こりゃまずい、、と思いながら岡山駅へ行って、さあ、ダッシュで吉備津方面へ、っと思ったらば!
ななななななんと!!!!
1時間にほぼ1本レベルの(正確には40分から50分おき)列車ダイヤで、駅に着いたら吉備津方面の列車が出たばかりでした。
うっわー。。。。こりゃ、、、、このあと1時間遅れで向こうへ着いても、なにも回れないじゃんね。。。どうしよう、こうなったらホテルへ戻って着替えて倉敷観光してからコンサートに切り替えようか?と悩む。
翌日が雨だと分っていたので、本来は吉備津はこの日に済ませたかったけれども、あきらめることにし、お土産などを物色してそのあとはホテルでしばし休憩しました。
この日にお土産を買っておけば翌日は吉備津へ行くだけで済みますからね。
それに疲れ切ってコンサートへ行くのもばかばかしいので。
なんで私、倉敷とか新倉敷に泊まらなかったんだろうなあ???と、なんだか当初の目的をすっかりわすれて、はいませんが、もはやなぜ岡山泊にしたのかは忘却の彼方ですが(たぶん倉敷泊のちょうどいいプランがなかったんだろうな)、この度一番の目的のことは、もうずっとずっと楽しみにしていました。
セルダリークさんの動画でみてすごく素敵だなあ、って思っていて。
学校そのものの教授陣やらカリキュラムも素敵なのですが、なんだろうな、学生さんの演奏会がひんぱんにあるって、ものすごく音楽が身近で憧れます。
バレエを観る上での、劇場の座付きのダンサーとオーケストラの公演をいろいろなキャストでたくさん観たい!ヨーロッパの観客のように、新人さんやコール・ドのダンサーの成長を観て一喜一憂したい、、、そういう夢はマールイにかなえてもらったけれど、音楽学校の生徒さんの演奏会をちょいちょい観に行く、聴きに行く、、そういうのにもすごく憧れていました。
静岡にいると、AOIっていう音楽ホールがあって、例えばパイプオルガンを夏休みの全国の音大生さんに貸していて彼らの演奏会なんかも聴けるんだけどもね、、、常葉大とかの学生さんの演奏会とかって聞いたことないからなあ。単に私の情報収取が追い付いていないのか。
2019年10月23日 モスクワ音楽院特別演奏コース 公開演奏会
新倉敷駅から徒歩15分
致命的な方向音痴の私でもたどり着ける1本道、、、、ではありますが、この季節はこの時間になると真っ暗で街灯もそんなになく、人もあまり歩いていなくてなかなか淋しい道のりで、「いやー、ここまで来て間違ってたら泣きたくなるわ」って不安になる頃に到着。
やはりチャイコフスキーの小品は弾くのがほんとに難しいのを実感。
ある意味ラフマニノフ、プロコフィエフ、スクリャービンは弾き映えもするし、やりようによっちゃ、それっぽくさっそうとババーンとかっこよく弾くことができるけど。
シンプルな曲ほどほんとうに大変なんだなあと思いました。
あ、もちろん学生さんたちは上手なんですよ。もちろん。
勉強になりました。
やはり衣奈渚さんとヴェルシーニン教授のリストのコンチェルトは圧巻でした。
【レッスン動画】世界一流のモスクワ音楽院教授によるリストのピアノ協奏曲第1番!
こちらはコンサート前の練習動画ですが、このお二人です。
(もう、ニ長調についての解説が「そうだったんかーーーーーー!!!!!」と、目からうろことはこのことかと思いましたよ。)
最初に調律師さん?が先生の弾くピアノの準備にいらしたのですが、大屋根をバーンと開けてから、そのあと突上棒を一番短くして蓋は最小限に開くにとどめていました。全開だったらソロがなにも聴こえなくなってしまったんじゃなかろうか、、、というくらい先生の音が凄かったです。あの音色、、、凄すぎました。
なんて書くと渚さんの音がやわかったような印象を与えかねませんが、そんなことはなく、あの華奢な体でも大迫力の演奏でした。だって、先生の半分か三分の二くらいの体格なんだよ。
お二人の演奏はとても素敵でね、なんだろうなあ、、1楽章と2楽章聴いてて、や、もう、時間よ巻き戻ってくれ、、3楽章と4楽章来んといてくれ、、、って願いましたね。
あの何回も出てくるモチーフがずっと続けばいいのになあと。ずっと「ジャージャジャッジャジャジャジャーン」でいいんだわよ。。。。
あと、小塚くんのスケートとか思い出しちゃたなあ。
アレクサンドル・ストゥルコフ リサイタル アンコールはラ・カンパネラでした
ストゥルコフ氏のリサイタルは、あっけにとられている間に終わってしまいました。
圧倒されました。
もうね、あのコンサートグランドピアノが、自宅用サイズに見えちゃうくらいに大きな体なんですが、ナチュラルな弾き方でピアノに触れていて感動しました。たぶん本気で乱暴に弾いたらピアノ移動しちゃうんじゃないかー、というくらいの内に秘めた静かな迫力というか。なんだろうなあ。五輪でマラソンでQちゃんが完走したあの時、ぶっちぎりというか凄い余裕というか、もう1戦走れちゃうね、あなた、、みたいな余力を感じさせるんですよねぇ。
例えば渚さんの演奏の時は、とても感動したけれど、「静岡へ帰ったら誰それのリストを引っ張り出して聴こう」とか「小塚くんのメダル映像もまた観なくちゃ」みたいなことを考える余地がまだあったんですが、ストゥルコフ氏の演奏は息をするのも忘れて、、じゃないけども、あっという間の出来事、「あれはなんだったんだろう」みたいなびっくりに満ちていました。やっとメフィストワルツで我に帰ったというか。。。でもこういうびっくりは幸せでいいですね。
また演奏会に足を運ぼうと決意しました。
静岡から行く価値めちゃくちゃあります。
ほんとうに素敵な演奏をありがとうございました。。うっとりちゃん。
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岡山旅行記1
先日岡山県へ1泊2日でプチ旅行行ってきました。
きっかけは6月くらいにバレエファン&ロシア好き&クラシック音楽好き仲間さんからのメールでセルダリークの動画を教えてもらいまして、、、
そこからうっわー!なんなの、このくらしき作陽大学モスクワ音楽院特別演奏コースって、なんちゅう理想的環境!!!
となりまして、そちらさまの学生さんの公開演奏会のスケジュールと、私のお休み申請がちょうど取れそうなところが、10月だったのですねぇ。
(12月はどうしようかなー、今検討中なのですが、、、)
しかも10月23日のモスクワ音楽院の定期演奏会にはなんとアレクサンドル・ストゥルコフ ピアノリサイタルも同時開催で、なんとまあ豪華な!
さて岡山ですが、スケートやバレエでの宿泊はほとんどとんぼ返り、寝るだけで全く観光はなし。最近ですとただ岡山駅は中継地点でお土産買うだけとかでした。泊まってちょっと観光もできるなんて、中学の修学旅行以来ではないでしょうかね。
ってんで、どうしよっかなー、倉敷メインにするか、岡山市メインにするか、、、悩みました。ホテルと新幹線込みのパックだと、一番予算的にお得だったのが岡山泊だったので、今回は岡山市探訪にあてることにしました。まあこれから公開演奏会何度もあるし、倉敷は中学の時けっこう長く滞在したので次回にしようということで。
時間的余裕があれば高速バス乗り継ぎなんですが一泊二日ですからそこは無理せず新幹線。なにしろお目当ての演奏会が無料なのでその分交通費や宿泊代にあてられます、(ほんと申し訳ないって感じ。あんな素敵なもの聞かせてもらって無料だなんてー)そもそも移動にかける時間がないので!
ところで私はあちこち一人で行きまくるくせに致命的な方向音痴です。
今はスマホが道案内してくれますがね、あれって、電池の消耗激しいですよねぇ。
だから駅からホテルまでとか、行く予定に組んだ岡山城やら吉備津彦神社や吉備津神社とかの地図、ちゃ~んと印刷しといたんです。(あとは観光案内所で地図をもらう手はず)
でもそれをしっかり家に忘れたのでした。がびーん。
そう、印刷している途中でインクが無くなって、交換とかしてたんだよなー。ほんで紙をぺっっ!!!てとのへんに置いてー、忘れたのよねー。
でも今回は、コーヒーを淹れたボトルも、替えのコーヒー豆も忘れませんでしたよ。時々出かける直前までちょっと蓋をあけて適温に冷ましていて、忘れちゃうんですが、今回はばっちり!
計画では名古屋でのぞみに乗り換えて9時ちょいすぎに岡山到着
→ホテルに荷物を預ける→午前中岡山城&後楽園→午後吉備津彦神社&吉備津神社、古墳群あたりをサイクリング→倉敷でコンサート
翌日倉敷へ行くか、前日できなかった場合吉備方面。
こんな感じでした。
いや、天気予報では23日晴れ、24日雨だったんで、どう考えても吉備方面サイクリングは23日しかできないので、岡山城は24日に回すべきだったんですが!
が!だがしかし!
晴天の中の岡山城というのもですね、、、石垣フェチにはたまらなくてですね、、、これを逃すのもなんかなぁ、、、ってんで、ついついホテルに荷物預けた後岡山城へ行っちゃんたんだよなー。ほんで、写真撮りまくり、、、石垣を愛ですぎて、、予定時間を軽くオーバー。
しかも岡山城&後楽園セット券を買ってしまったので、後楽園に入らないわけにいかず。
みなさま、ご存知でしょうか。アタシはうっかり失念していましたけども、、、、
10月の後楽園って、唯一なんの花の見どころもない時期なんですねぇ。あっはっはー。
緑と鶴を愛でる、そう、緑を愛でてまいりました、ひたすら。。。。。
まあ、そういう、観光オフシーズンだからこそ、私もお休み取れるっつーんですよね。
(あ、念のため、うちの職場、販売職にしてはすごーーーーく福利厚生もしっかりしてますし、お休みもちゃんとたくさんあります。ただ販売職で年中無休なので自由にまとまったお休みは取れないだけです。人々がお出かけする日こそ、稼ぎ時って職場です)
さっそく地図を忘れたために電池消耗しながら駅からホテルまでの道筋を歩くんですが、、、んんんん?なーんかホテルの公式サイトにのってる道順の写真も、そうよねぇ、それだってなんていうか、あちらさまの主観によるわかりやすさというか、方向音痴なめんなよ、ってんで結局はその写真満載の地図でもちょっと迷いつつ(こいうのでも時間ロスするんだよね)、ええと、太陽は今あの位置でー、北はあっていでーって感じでなんとかホテルに着き、荷物を預けてまた岡山駅にとんぼがえり。
岡山市街がありがたいのは地下道と地下街が整備されていて、私の宿泊先までほぼ地下街たどればオッケーという。これは雨が降ってもいい感じです。この日は晴れてましたけどね。
最初の時間ロスが勿体なかったので即観光案内所に立ち寄り、岡山城への道順を効いたり、吉備方面や歴史建築関連のペーパーをゲット。
岡山駅から路面電車で二駅、「城下」駅で降りて岡山城→そのあと後楽園を観て→バスで岡山駅まで帰ってくるのが良い感じらしいです。(路面電車に乗りたければまた引き返すべし。)時間的余裕があれば岡山市街地に残る歴史的建造物をたどったり歩いたりするんですが、そういうのはまた次回以降に回します。
路面電車も電子マネー使えます。味気ないかもしれませんが、でもお財布出し入れしたり切符買う時間も短縮できるので、これはこれで便利でありがたいです。
まあ、ほんと、電車乗るほどの距離ではないんですが、そこは方向音痴なので素直に電気の力を借りますよ。
電車降りて旭川沿いにてくてく歩くと。。。。見えてきました烏城、こと、岡山城!
ほーんと、いいお天気です。うっひょい!!!!
スワンと桃のボート!さすが岡谷ですね~。桃乗りたかったわ~。
にゃはーーーー。うっっっっっとりちゃんなお姿の烏城。
宇喜多家も小早川家も、このお城の城主となった人たちより、その前の世代(特に隆景)のほうが好みなんですが、まあそれはさておき、再建されたとは言っても、最初期の天守閣建築のお城です。もう、、、たまらない。
あと私は漆喰とか黒い柱とか壁とか石垣がたまらなく好きなのでこのお城は好みど真ん中なのです。
お城の中は有料ですが、石垣を愛でるとか表書院とか不明門入ってお城の周りとかまでは無料です。
天守閣の外からみた月見櫓と
本段入ってから見た月見櫓
こちらは発掘されたままの石垣をそのまま展示してあります。表書院の半地下みたいな感じで展示されてます。
岡山城の本丸は天守閣のある最上段の本段(城主の住んでいたお城本体)と
一段下がった表書院、それからその下の平地の三段構えとなっていました。
中の段にあった表書院あとはだだっ広くて(60もの部屋があったそうです)
いろいろお部屋のあとが区切られて表示されていました。台所とか、厠あと、とかプレートがはめられています。
不明門(あかずのもん)
天守閣から後楽園方面をパシャリ
石垣フェチにはたまらないお城でした。
バスは竹久夢二の黒猫をモチーフにしていました
後楽園へ渡る橋の上からの烏城
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