ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

落ちてるゴミを見ると思い出す。

2015-02-03 14:18:45 | Weblog
今、電車に乗ってます。池袋でしゅうちゃんと待ち合わせです。
駅の階段を上っている時に、大きなビニール袋が階段の途中に置いてあるのが目に留まりました。
誰もが思うはずです。何が入ってるのかなぁ?って。
でもほとんどの人は、それを開けてみたりはしないのです。なぜなら、怖いから。何か変なものが入ってたら怖いから。でも、もしかしたら一億円が入ってるかもしれないと思っても、猫の屍体や毒ガスが入っていた時のリスクとを天秤にかけて、開けてみたりはしないのです。

もちろん、僕も開けない。なぜなら、怖いから。
大きなビニール袋の横を通りすぎながら、エムケイなら絶対開けるな・・・と。

エムケイはなんでも開けるのです。あの人はすごい。落ちてるものはなんでも確かめる。あの人はすごい。
昔、大宮のデッキの片隅に小さな段ボール箱が置き去りにされていた。
一万人以上が段ボール箱の脇を通り過ぎていく。
エムケイは、段ボール箱を見るなり、あれ何かな?何かな?とソワソワし始める。
やめなよぉ!とか、触らない方がいいよぉ!とか、危ないよぉ!とかそういう声が飛ぶ中、エムケイは段ボールに向かって突っ込んでいく。

一緒にいたみんなは、恐ろしいのでエムケイを置いてそのまま通り過ぎる。

しばらくすると、タッタッタッタという靴音を鳴らしながら、エムケイが小走りで追いついてくる。
「ティッシュだったよ!チェッ!」

エムケイは何を求めているのだろう?
これは、エムケイと一緒にいる限り永遠に付きまとう解けない謎なのである。
エムケイがロマンチストなのは・・・間違いないんだけどね。