僕が常々思っていることは・・・
「みんな、もっと、しゅうちゃんに感謝すればいいのにな」だよ。
なんのこっちゃ。ってね。誰も彼もが、なんのこっちゃ。ってね。
キーワードは、「革命」。
僕は、気取った嫌なヤツだった。今もまぁ、気取った嫌なヤツではあるのだけど、前はもっと。
気取った嫌なヤツは、格好ばかりつけている。気取った嫌なヤツが格好いいと思っているのだから、仕方がない、こればかりは仕方がない。とても残念。
自分のことばかり考えているから、少しも優しくないし、少しも面白くない。自分のことばかり考えるのは、極々当たり前のことだと思っているのだから仕方がない。自分の人生など、自分で切り拓いていくしかないと思っているのだから、自分のことしか考えないのは極々普通のことである。
友達はたくさんいたけれど、「友達なんていらないね」と心から想える、そんないかしたナイスガイだった。ような気がする。
そんな僕が完成したのは・・・十代の終わり頃か。そんな気がする。
そんな僕も少しずつ成長する。つまり変わっていく。でも、気づかない。そんなことには気がつかない。
いつまでも、自分は自分のままだ、
僕は嫌なヤツだという自覚があるし、嫌なヤツでいいという不動の信念を持って生きているのだから、なんの問題もない。いつまでも自分のままだ。
唐突だが、しゅうちゃんと出会った。
しゅうちゃんとTrash Box Jamというユニットを組んで、路上へ出かけた。路上へ出かけまくった。
毎晩、仕事中に、しゅうちゃんとTrash Box Jamの話をした。
土曜日と日曜日には路上へ繰り出した。
平日も路上へ繰り出した。大宮へ出かけ、柏へ出かけ、吉祥寺へ出かけ、渋谷へ出かけ、原宿へ出かけた。
仕事とTrash Box Jamの掛け持ちは、スーパーが付くほどにハードな日々だった。そして、猛烈に楽しい日々だった。言葉に出来ないほどに、充実した日々だった。
マコ先生以外は、しゅうちゃんに誘われてやって来た面々である。みんな、初めはドキドキしながらついて来て、何もないところから始めて、少しずつ慣れ、少しずつ何かを掴み、少しずつ変わっていく。
その変化を見ているのが、とても楽しかった。
話は戻るが、僕は、気取った嫌なヤツである。
しゅうちゃんが新しい人物を誘ってくるたびに、「面倒だなぁ」とか、「まぁ、シュウがやりたいようにらやればいいけどね」とか。だって、自分のことしか考えていないから、オレ。
ある時、しゅうちゃんが言った。革命的な一言を言った。
「なんだかんだ言って・・・シングが一番変わったな」
えっ?
はぁ?
何言ってんの?
変わってねぇし。
おれはおれだし。
おれのままだし。
えっ?
はぁ?
何言っちゃってんの?
おまえバカ?
・・・
ウソ?
・・・
おれ?
おれ、変わったの?
ほ、ほんとに?
つづく。
「みんな、もっと、しゅうちゃんに感謝すればいいのにな」だよ。
なんのこっちゃ。ってね。誰も彼もが、なんのこっちゃ。ってね。
キーワードは、「革命」。
僕は、気取った嫌なヤツだった。今もまぁ、気取った嫌なヤツではあるのだけど、前はもっと。
気取った嫌なヤツは、格好ばかりつけている。気取った嫌なヤツが格好いいと思っているのだから、仕方がない、こればかりは仕方がない。とても残念。
自分のことばかり考えているから、少しも優しくないし、少しも面白くない。自分のことばかり考えるのは、極々当たり前のことだと思っているのだから仕方がない。自分の人生など、自分で切り拓いていくしかないと思っているのだから、自分のことしか考えないのは極々普通のことである。
友達はたくさんいたけれど、「友達なんていらないね」と心から想える、そんないかしたナイスガイだった。ような気がする。
そんな僕が完成したのは・・・十代の終わり頃か。そんな気がする。
そんな僕も少しずつ成長する。つまり変わっていく。でも、気づかない。そんなことには気がつかない。
いつまでも、自分は自分のままだ、
僕は嫌なヤツだという自覚があるし、嫌なヤツでいいという不動の信念を持って生きているのだから、なんの問題もない。いつまでも自分のままだ。
唐突だが、しゅうちゃんと出会った。
しゅうちゃんとTrash Box Jamというユニットを組んで、路上へ出かけた。路上へ出かけまくった。
毎晩、仕事中に、しゅうちゃんとTrash Box Jamの話をした。
土曜日と日曜日には路上へ繰り出した。
平日も路上へ繰り出した。大宮へ出かけ、柏へ出かけ、吉祥寺へ出かけ、渋谷へ出かけ、原宿へ出かけた。
仕事とTrash Box Jamの掛け持ちは、スーパーが付くほどにハードな日々だった。そして、猛烈に楽しい日々だった。言葉に出来ないほどに、充実した日々だった。
マコ先生以外は、しゅうちゃんに誘われてやって来た面々である。みんな、初めはドキドキしながらついて来て、何もないところから始めて、少しずつ慣れ、少しずつ何かを掴み、少しずつ変わっていく。
その変化を見ているのが、とても楽しかった。
話は戻るが、僕は、気取った嫌なヤツである。
しゅうちゃんが新しい人物を誘ってくるたびに、「面倒だなぁ」とか、「まぁ、シュウがやりたいようにらやればいいけどね」とか。だって、自分のことしか考えていないから、オレ。
ある時、しゅうちゃんが言った。革命的な一言を言った。
「なんだかんだ言って・・・シングが一番変わったな」
えっ?
はぁ?
何言ってんの?
変わってねぇし。
おれはおれだし。
おれのままだし。
えっ?
はぁ?
何言っちゃってんの?
おまえバカ?
・・・
ウソ?
・・・
おれ?
おれ、変わったの?
ほ、ほんとに?
つづく。