ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

アニーライブ。

2013-08-23 14:31:59 | Weblog

夕べは、夜中の2時半頃まで、ミニアニーリハをやっていた。
海でふやけた指にギターの弦が食い込んで・・・痛い。もう弾けないよぉ!ってくらいに痛い。

まぁ、それはいい。

今回のライブのテーマは、アニーat部屋。つまり、部屋の中のアニーである。だから、まったりな感じを醸し出したい。
せっかく部屋の中のアニーを見せるのだから、お宝ソングだって演奏したい。今まで、長いアニーの歴史の中で、演奏したことのない曲も演奏したい。上手に出来るかどうかは、それほど問題ではない。なぜなら、部屋の中のアニーだからさ。

明日、土曜日。大宮駅西口から徒歩五分。ライブバー、ビープラス。18時半オープン。19時スタート。チケットは2000円。

予想より多くの人が来てくれた場合、立ち見になる可能性がありますんでね。早めの来場をお待ちしております。

ただいま日記。

2013-08-22 10:56:23 | Weblog

昨日の夜9時に船が着いて、前述の通り本郷界隈でスーパーゲリラ豪雨をやり過ごして、日付けが変わる頃に川越辺りのコンビニで休憩を取って、深夜1時におだちゃん家に到着。行きつけの定食屋でささやかな打ち上げ。我が家に到着したのは3時半。色々な問題を抱えながらも、なんとか、なんとか、無事に帰って来た。

で、iPhoneのブログ編集ページを開いたまま眠ってしまったと・・・。ただいま日記をひと文字も打ち込む間もなく落ちてしまったと・・・。ごめんごめん。

福島レコーディング遠征から間を空けずの夏休みだったせいで・・・なんだか、我が家が久しぶりで懐かしい。ホッと一息。

ジャングル畑の手入れとか、洗濯とか、福島レコーディングデイズの残りの仕事とか・・・土曜日のアニーライブの準備とか。
秋休みに入る前に、やるべき事を整理しなきゃ。
とりあえず、今夜はアニーリハat嵐山だ。

そんなわけで、ご心配をおかけしました。ただいま。のほほんシングは、まだ生きております。

バイバイ八丈島日記。

2013-08-21 18:21:14 | Weblog

東京八丈島間。飛行機で50分。船で11時間。・・・なんなんだ・・・この差は。

船が好きだ。うそ。船はそんなに好きではないが、船で感じる旅の余韻が好きだ。

飛行機で50分、船で11時間。値段の差はわずかに二千円くらいか・・・。普通なら飛行機だ。でも、船が好きだ。船で過ごす、このどうにもならない・・・苦痛ともいえるどうしようもない時間が好きだ。うそ。好きではないが、嫌いではない。

何にしても・・・長い・・・。長すぎる。飽きた。飽きた。飽きた。
でも、船の旅が好きだ。ほんと。あぁ、早く着いてくれないかなぁ。

笑っちゃうなぁマイライフ、日記。

2013-08-20 23:14:50 | Weblog

ふと想うのだがね・・・僕は人を心配させるために生きてるんじゃないかと想う時が多々あるんだよね。うーん・・・笑えるなぁ、マイライフ。

明日の朝のフェリーに乗る。早起きして、テントとタープとハンモックを片付けてバイクに載せる。

二週間弱、八丈島での夏休み。今夜は最後の夜だ。
おだちゃんが食べたいと言うので、最後の晩餐は浜源のメンチカツ定食ってことに決まり。浜源に向かったのだが、お店は真っ暗、定休日だった。

仕方なくラーメン屋へ行く。ラーメン屋は可もなく不可もなく、普通のラーメン屋さん。まぁ、よい。よい。

ラーメン屋でさ、料理が来るのを待っている時に、何か不穏な感覚に襲われたんだね。

ちょっと・・・お腹が痛いなぁ。

ちょっとお腹が痛いのなんて別にいいんだけど、不穏な痛みなんだよ、不穏な。あれぇ?この痛み・・・なんだか知ってるぞ?あれぇ?

この前の謎の腹痛は右腹だったんだけど、今回は左腹。まさしく、まさしく、結石の痛みにクリソツではないか?

一人、黙々と、トントンと腰を叩く。トントントントン。机が揺れる。
ちょっと強めに、ドンドンと腰を叩く。ドンドンドンドン。机が揺れる。

おだちゃんが聞いて来る。どうしたの?

ちょっと、お腹が痛いんだよね。

お腹が痛いのになぜ腰を叩く?それはね、腰を叩いてズキズキとお腹が痛めば、それは結石の動かぬ証拠。

痛みはそれほどひどくはならず、ご飯を無事に食べ終えて、キャンプ場へ。
不穏な痛みはあいかわらずで、一人トントントントン腰を叩きながら、タッタッタッタとランニング。不穏な痛みが激痛に変わる前に、石を落としてしまわねば。

そんなわけでね、お腹に爆弾を抱えたまま、明日の朝、フェリーに乗るんだよ。

心配でしょ?おれ・・・ちょー心配。
あぁぁぁ、怖いよぉ。

旅の終わりに見えた虹、日記。

2013-08-20 20:08:37 | Weblog

今日の午後は、散らかし放題のマイキャンプサイトの片付けに勤しんだ。
バイクのリアタイヤの不安を少しでも和らげるため、30キロ分の荷物を宅配便で送った。

片付けがひと段落して、ハンモックに寝転んでふと空を見る。・・・あるじゃないか。・・・虹が。青空の真ん中にスッと一筋の虹がかかっているじゃないか。なんとも不思議な虹空だ。どこにも雨は降っていないのに虹が。これが、八丈島スカイマジック。

旅の終わりに虹が見えた。このまま、なんとか、無事に旅が終わりますように。空のエンターテイメント。


ピーターラビット空日記。

2013-08-19 20:42:45 | Weblog

島は雲が綺麗だ。島の雲はどこも綺麗だ。八丈島の雲も綺麗だ。
夕暮れ時に釣りなんかをしていると、暇だから、ずっと雲を見ている。

千切れ雲が、形を変えながらゆっくりと流れていく。それは、ロマンチックであったりファンタジックであったりメルヘンチックであったりコミカルであったり・・・いつまで見ていても飽きない。
そのうちに、辺りは暗闇に包まれていてハッとする。もう帰らなきゃ・・・。

夜は夜で、月明かりに照らされて揺らめく雲を見ている。ハンモックに揺られながら雲を見ている。月明かりが作り出す陰影が、雲の形を立体的に幻想的に見せてくれる。いつまで見ていても飽きない。
そのうちに、知らないうちに眠りに落ちている。ゆらゆらと揺られたままで・・・。

歌うピーターラビットの雲が流れて来た。手には楽器を持っている。

そろそろこの島ともお別れだ。
僕は歌いに行かなければならない。

明日ものんびりと雲を眺めて・・・ピーターラビットともお別れだ。

先生との死闘日記。その三。

2013-08-19 19:16:20 | Weblog

三年前に八丈島で出会った「たーたん」という男の子がいる。当時中学二年生。今は高二。
中二当時からお魚博士か?っていうくらいに魚に詳しい。
メアドを交換したので、それからというもの、北海道だろうが沖縄だろうが石巻だろうが、釣れた魚の名前が分からない時は、写メを撮ってたーたんに送る。するとすかさず返事が来て、謎が解明!ってことになるのだ。お魚ご意見番なんだね。

今回のウマヅラ先生。なんだかウマヅラではなさそうな気がしたので、早速たーたんにメール。
返信されたメールにはこう書いてあった。

Re:
詳しくはわからないですが、ウマヅラハギではないです!
南の方のハギ系の魚は毒を持ってる場合も多いので食べないことをオススメします!

ガーン。ウマヅラ先生はウマヅラハギではなかった。しかも、毒まであるなんて。。。ガーン。
でも、たーたんの言うことは絶対、なのである。

まぁ、あれだよ。釣り上げたあと、触ってみたら、ぷにゅぷにゅして気持ち悪かったから、そのまま海へ返してあげてね、結局食べるつもりはなかったんだけどね。
コジキ先輩が健在だったら、持って帰ってきたけどね、多分。

写真を見ながらね、ビーチサンダルの倍くらいあるから、60センチくらいあったね。とおだちゃんに言ったら、こう言っていたよ。
「60センチでも8メートルでも、食えなきゃ意味ねーんだよ!」
だって。

ひどくない?あったまきちゃうよなぁ。

おわり。

先生との死闘日記。その二。

2013-08-19 15:55:07 | Weblog

魚を誘うためにコマセを撒く。コマセっていうのは、アミエビ。ちっちゃいエビみたいなやつね。コマセが海面付近を浮遊している辺りにガッコウ鈎を投げ込んで、待つ。

フグやらなんやら、大きい魚やらなんやらが集まってくる。狙いはウマヅラ先生一本。

おっ、ウマヅラ先生の登場です!

狙いを定めて、うりゃぁ!とガッコウ鈎を跳ね上げる。ウマヅラ先生はなかなかの素早さで鈎を避けてコマセだけを食べながらゆうゆうと泳ぐ。
何クソ、うりゃぁ!うりゃぁ!

ガシッとした感触が竿を握る手に伝わった。やりました!ウマヅラ先生を遂にゲットです!

しかし、ここまでは去年もやっている。去年は、ここで、ウマヅラ先生のあまりの重さに糸が切れた。が、今年は違う。太いラインと、そしてタモ。タモってのは玉網。魚を掬う大きな網だよ。

ここで叫ぶ。「おだ!タモー!」

おだちゃんは面倒臭そうに振り返り、「本当にタモいるの?」

おいコラ。おいコラ。と言ってしまいたいじゃないか。おれとウマヅラ先生の宿命の対決のクライマックスに、面倒臭そうな顔をするんじゃないよ。しかも、まだタモを組み立てていないじゃないか?

「タモ、タモ、早く、早く」である。

おだちゃんは、これまた面倒臭そうにタモを組み立て始めるのだが、これがまた、網が絡んでなかなか組み上がらない。

おいコラ。おいコラ。

組み上がったタモをおだちゃんが海へ。ウマヅラ先生のいる場所へ。サッと掬い、勝負あり。

ターラーララ~ターラ~ララ~。情熱大陸のエンディングテーマが何処からか聞こえてける。

おれは、おれは、ついに勝ったぜ。やったぜ。やったぜ。やったぜ(エコー)。

揚げたウマヅラ先生の写真をパチリ。よく見ると・・・気持ち悪い。なんか・・・トロピカル?あれ?ウマヅラ先生?ですか?

キャンプ場には顔見知りが多い。四年になると、まぁ、顔見知りがいる。顔見知りと言っても、旅人の顔見知りではなく、地元の人というか、キャンプ場に半分住み着いている人というか、完全に住み着いている人というか・・・。

コジキ先輩という人がいて、通称先輩なんだけどね。みんながあの人はコジキだって言うから、コジキ先輩ね。
その先輩が、堤防にいるウマヅラは美味いって言ってたんだよなぁ。だから、四年も戦い続けたんだけどなぁ。とりあえず釣り上げてキャンプ場に持って帰れば、なんとかしてくれるだろう・・・と。

今年、キャンプ場に着いてコジキ先輩を探したのだけれど、先輩はいなかった。方々に尋ねると、先輩はもうここにはいないとのこと。
元々、悪さを重ねて街に居られなくなって、キャンプ場に住み着く形になっていた先輩。今年、行政の手によって追い出されてしまったのだそうだ。今は島を出て、内地にいるような話。

コジキ先輩の名誉のために言っておくが、コジキ先輩は乞食ではないよ。ちゃんと働いてたし。コジキ先輩を乞食と呼ぶ人の方が、どちらかというと・・・だったような気がしないでもない。

あぁ、コジキ先輩に会いたいなぁ。

と、そんな物哀しい話ではなくてね。これはウマヅラ先生との格闘の話ANDウマヅラ先生を美味しくいただけるのか?という話なのだよ。

つづく。

先生との死闘日記。

2013-08-19 11:14:51 | Weblog

ムロアジはね、いくらでも釣れる。よほどタイミングが悪くなければいくらでも釣れる。40匹くらい釣って、食べきれないなんてこともある。だから、ちょっと飽きる。

おだちゃんは釣ったムロアジに針をかけ、泳がせてカンパチを釣ろうとしている。でも、まだ、一向に釣れない。

ムロアジ釣りに飽きたから、釣ったアジを切り身にしてエサにする。何かがかかればもうけもの。さばいてる途中で、半身にしたアジが美味しそうだったのでパクリ。しんせーん!歯ごたえぇ、おいしいぃ。

なんてことをやりながら、いよいよ、今日の釣りは佳境に入る。

苦節四年。八丈島四年目。毎年敗れているウマヅラ先生との戦い。
去年は釣ったものの、重くて上がらなかった。そして逃げられた。結構でかいのだ。今年はおだちゃんをそそのかして、タモを買って来てもらった。ウマヅラ先生が掛かったら、「おだ!タモー!」と叫ぶのだ。

ウマヅラ先生との戦いのために、去年の冬に、宮城県石巻の釣具屋で最強ガッコウ鈎を購入してある。そう、僕の心は一年中ウマヅラ先生との戦いの中にあるのだ。

つづく。

溶けちゃってるぜ八丈島、日記。

2013-08-18 10:06:44 | Weblog

釣りは結構やったし、海も結構入ったし、山は登りたくないし、バイクのタイヤの溝はないし、暑いし、おだは坊主頭の上にTシャツを被ってるし(暑さしのぎ)、上杉謙信みたいだし、笑っちゃうし・・・。

別になーんにもしなくていいから、なーんにもしないっていう。
陽射しが強すぎるから、ただただ日陰で寝そべってダラダラ過ごすっていう。

あぁ、溶けちゃいそうだ。溶けてなくなってしまいそうだ。

上杉謙信が海へ行こうって言ってるから、海にでも行くかなぁ。

告知。

2013-08-18 00:23:31 | Weblog
そういえば・・・とかで始めたらいけない事なんだけど。
8/24はミニアニーのライブがあるよ。
場所は大宮駅西口から徒歩五分くらいのライブバーBプラス。
ミニアニーと言いつつ、フルメンバーによるアコースティックの曲もたくさん。楽しいと想うよ。

先日ミホから送られてきたセットリストを眺めながら想ったことは・・・こりゃあ、解散ライブよりも、復活ライブよりも・・・貴重なライブになるなぁ。

ぜひぜひ、お見逃しなく。

満天の星空日記。その三。

2013-08-16 22:43:17 | Weblog

スタンドで給油をして、リアタイヤクライシスの話を店員のおじさんに告げる。
おじさんはなかなか親身に話を聞いてくれた。

パンクやタイヤ交換の修理は出来るが、タイヤが無い。タイヤを注文して届くまで一週間はかかる。なぜなら、ここは八丈島だから。

おじさんは、マグナのリアタイヤのツルツルな部位をグイグイ押しながら言う。

うん、いけると思うよ。・・・そんなに薄くない。もう少しは走れるよ。

まぁ、そう言われても不安なのは当たり前だ。去年の北海道、まさかバーストするとは思わなかったのだから。まだ大丈夫、が悲劇に変わるまでの時間の短さったらなかった。
そんなストーリーをおじさんに伝えたりもしたのだが、おじさんは言う。

ワイルドにいきましょう。このタイヤで走り切りましょう!

ぴかりーん。

ワイルドにいきましょう。ワイルドに行きましょう。・・・ワイルドに生きましょう。うん、おら、ワイルドに生きるだ。

他にも諸々の事項があったのだが、そこは端折って。
夜は近くの港へ釣りへ。もちろんバイクで。

小さいムロアジを五匹。明日の釣りの餌用に釣った。
陽が暮れて、辺りは闇。釣りの当たりも消えて、辺りは闇。
堤防の上でゴロンと寝転んでみる。夜風が心地いい。闇が濃くなっていくに連れ、夜空に星が浮かび上がってくる。

わぁぁぁ。

そういうことなんだ。バイクのリアタイヤが危機に陥っても。こんなに忙しかったんだよと、なんだかんだ言い訳しても。暑いだ寒いだと、長袖のラッシュガードを脱いだり着たりと繰り返してみても。

あぁ、満天の星空じゃないか。そう、ここには満天の星空があるじゃないか。

あぁ、なんてちっぽけな事であたふたとしているのだろうか・・・僕は。ワイルドにいきましょうよ。ワイルドに走りましょうよ。

なるようになる。なるようにしかならない、その中で。ワイルドにやりましょう。

満天の星空の下より。しんぐ。

おわり。

満天の星空日記。その二。

2013-08-16 22:26:37 | Weblog

今日、八丈富士の中腹までバイクで上った。相当な坂道だったわけで・・・八丈島へ来る前からツルツルだったリアタイヤが心配になり、覗き込む。

おぉぉぉぉ!破れかけてる!

ゆるゆると坂道を下りる。その途中でパチパチパンパンとリアタイヤから音がした。

あっ、終わってしまった。あっ、今終わった。あぁぁ・・・終わっちゃったなぁ・・・である。

携帯電話も圏外のような場所である。もうこのままゆるゆると下るしかないのである。さらにスピードを落としてゆるゆると下る。このままどこかのスタンドへ直行だな、と。

そこへ、背後から接近して来た原チャリバイク。先に出発したはずのおだちゃんが声をかけてきた。

何やってんの?

もう終わったんだよ。タイヤが破れちゃったんだよ。パチパチパンパンって音がしちゃったんだよ。
ちょっとおれのリアタイヤはどうなってるか見てくれないかな?

ん?見たところなんともないけど・・・。

えっ?まぢ?まだ終わってない、ってこと?

走りながら、坂道を下りながらの会話である。そこでマグナのエンジンが止まる。ガソリン切れだ。惰性で坂道を下りながらリザーブタンクに切り替える。エンジンは再びかかったが・・・なんとなく、踏んだり蹴ったりな感が漂っている。

おれはガソリンスタンドに寄って帰るから、先に帰ってくれ。

おだちゃんは、ビューんと音を鳴らしながら坂を駆け下りていった。

リアタイヤがまだ破裂していないことが分かっても、いつ破れるか分からない状態は依然続いている。

僕は、トロトロと坂道を下り、街中を抜け、馴染み風のガソリンスタンドを目指すのである。

つづく。

満天の星空日記。

2013-08-16 21:54:10 | Weblog

完全に個人的なミスである。言い訳無用の事柄である。・・・だけど、やっぱり少し・・・言い訳がしたい。

仕事を辞めるまで、相当忙しかった。昼夜交替制の仕事で不規則に過ごしていた。
仕事を辞めた当日の朝から目まぐるしく忙しく過ごした。
福島レコーディングツアーを九日間。

八丈島へと渡る前日の一日。わずか一日。わずか一日しかチャンスは無かったんだ。そして、その一日は八丈島行の準備で忙殺された。

そもそも、その一日でさえも、福島レコーディングツアーの予備日に設定されていた。予備日となっているからには、その一日が我がモノになるかは未定だったわけで・・・。

何をツラツラと書き並べているか・・・そう、そこなんだ。
時間が無かったんだ。あったっちゃあったが、無かったっちゃ無かった。

僕の愛車マグナちゃん。八丈島へと一緒に渡ってきたマグナちゃん。マグナちゃんのリアタイヤが・・・風前の灯火だと・・・。
そう、うん、そう、わかっているよ。去年の北海道旅でリアタイヤがバーストして、60キロレッカーをされたばかりじゃないか・・・と。命からがら生き延びて、もう二度と同じ過ちは繰り返さぬと誓った・・・と。

このまま八丈島での数日間を乗り切ったとして・・・、竹芝桟橋から嵐山まで帰る道程・・・無理だろ?って感じ。

むむむ・・・なのであるのだよ。

つづく。