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書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

一生お金に困らない方法とは?「サイコロジー・オブ・マネー」とは

2024-08-19 11:05:29 | お金について
朝方涼しかったので、
今日こそ涼しいかなと
希望を持ったのもつかの間。
やはり暑くなってきました。

60代の知人が
「節約やめた」と言っていました。
その理由は、
「ゼロで死ね。」
この本を読んだからだとか。
本の趣旨を一応説明しておくと、
①若いうちは貯金より体験。
②子供には生前贈与
③老後の備えをした上であとは
楽しみや寄付に使う。

その方は子どもがいない、
年金はある程度もらえる、
蓄えもある程度ある。
それでも、
年金でいろんなことをしているので、
日々の生活は節約、だったとのことです。
でも、これを読んで~~。

賛否両論ありますが、
「じゃあ、使い切ろうか」という方は
案外少ない。

というのは、やはり今の日本で
使い切るには抵抗がある。
使い切る、というほど持っている人は
そのままでも楽に暮らしている?


節約やめたと言う方は
日々の生活に多少の無理をしていた方かな?

これまでは前置きです。
面白い本を読みました。
「サイコロジー・オブ・マネー」
(モーガン・ハウセル・2021年刊)

「ゼロ=」を調べているときに、見つけた。
直訳すると「お金の心理学」
心理学、好き、

本は、
「どんな専門家も、
お金に対して理性的、科学的な
判断はできない」
その理由は、
皆、自分の経験に基づいて
判断しているから。
「人々のお金への見方は事情が異なる
世界で形成される。
ある人にとっては完璧な判断が
ある人にとっては狂気の沙汰になる」

これをビル・ゲイツなど様々なお金持ちや
リーマン・ショックや大不況の際に
人々が取った行動で見ていく。

いや、とにかく面白いです。
短い的確な言葉でサクサクと
説明してあるので、飽きずに読める。

著者の投資、
ひいては人生の目的は
「安心して過ごせること」
そのための方法が本には満載。

ビル・ゲイツはなぜ金持ちになったのか、
あの大金持ちはなぜ没落したのか、
あの貧しい人はなぜ資産家になったのか?
貧しい人がなけなしのお金で
宝くじを買うのはなぜか~~?
などのエピソードも満載。

キリがないので目次を。
①おかしな人は誰もいない。
②運とリスク
③決して満足しない人たち
④裕福になること、裕福であり続けること。

この本で目から鱗だったのは、
目的のない貯金が最大の価値を生む」

ええ!そうなの?
目的がないのに貯金しても仕方ない、
と思っていた私は少しびっくり。
その理由は、
世の中はサプライズばかり起きるから。
それに備えて、 
すべてを投資に回さず現金を残しておく。

なにより大切なのは「日々の節約」
著者自身、
どんなに収入が増えても生活は変えず、
貯蓄率はどんどん上がっていく。
名だたる投資家バフェットもそうですよね。

お金で買えるものは時間と自由。
「好きなときに、
好きなことをする自由」
そして変動あるなしにかかわらず
ぐっすり眠れること。

私と同じだわ(笑)
私が投資をしないのは、
個人的に失敗しているから。
多くの人は自分の経験から判断する、
に匹敵。

断っておくと、
節約の本ではなく、
投資の本です。
その方法も納得、
こういう投資ならしようかなと
思うほど。
しないけどね。

先々の不安もなく
ぐっすり眠れる今の暮らしに満足。
上がるにせよ、
下がるにせよ、
気苦労は増やしたくない。

まだまだ言い足りません、
かみ砕いて、
いろんな場所で紹介したいと思います。

最後までお付き合い
ありがとうございます。
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