閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

月見そば

2014-10-24 06:38:22 | 閃き
駅の立ち食い蕎麦屋

学生の頃から空腹を満たしてくれた店である

懐かしい味で、時折無性に食べたくなる

しかし、最近は電車に乗る事も少なくなり、食べる機会が少なくなっていた


学生の頃は小遣いも無いので、かけか、たねき

最近は、かき揚げがお好みだ


出張帰りで本日は直帰

電車が駅に着く頃には小腹が減る時間になっていた

改札を出ると、学生時代の様に自然に立ち食い蕎麦屋へ向かっていた


注文するのは月見そば

月見そばは特別なのだ


先ずそっと蕎麦をつまみ、かけ蕎麦を味わう

そして、汁を啜る


頃合いをみて卵の黄身を破り、麺に絡めて口に入れると芳醇な黄身の味が堪らない

その後は卵でマイルドになった汁と一緒に楽しむ


折角の玉子入りの汁を残しては申し訳無い

月見だけは、汁を飲み干さない限り、卵を全て味わえない

健康の事もあり最近は汁を飲み干さない事が多いが、月見だけは別だ

だからこそ、いつもは食べずに我慢している


月見と、とろろは同じである

出汁に溶けた卵や芋が堪らなく旨い

だから慌てずにゆっくりと楽しむのだ


満腹と満足のお腹を擦りながら帰路に付いた
コメント
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