燃料電池車

昨年末に発売が開始されたトヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」

新年を迎え、トヨタ自動車は5680もの燃料電池に関する特許を全て無償公開すると発表した

事実上、燃料電池車では世界トップを走っているトヨタ自動車は思い切った決断をした


燃料電池とは、水素を酸素と化学反応させて電気を作る電池の事で、燃料となる水素を補充してやれば充電は必要無い

排出されるのは水だけで、環境に優しく化石燃料に頼らない夢の電池と言われていた


「MIRAI」は水素ガス満タンで650キロ走る事が出来る

但し、燃料の水素を充填する水素ステーションの設置に３億円必要なので、インフラの整備が課題と言われている

燃料電池は再生可能エネルギーで発電した電気を利用して水素を作る事が出来るので、自動車だけでなく電池の世界でも期待されている


そんな美味しい技術を無償で誰でも使っていいと言っているのだ

確かに特許は持っていれば独占できるが、広がりは無い

取り敢えず水素ステーションを整備しなければ車は売れない


政木和三氏が数々の特許を無償公開したのを思い出す

様々な国で利用され、新たな技術として定着する事を願う

トヨタ自動車の決断に賛同する


因みに妻は5680もの特許を日本で申請するだけで18億円かかってる事に驚いていた

研究開発費はもっと莫大なのだよ