閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

旅の恥

2016-11-17 09:31:45 | 閃き
70歳を超える会長兄弟の元気さには驚いている

10年以上前からベトナムに来ている兄弟は、最近来るようになった私には比べられない経験と人脈をお持ちである

今回、我々のサポートを頂いた方も古いお友達の様だったが、会長に大きな借りがあるのか平身低頭である

カンボジア出身という若者がベトナム語と英語を駆使してお友達の手足の様に動いていたが、経験不足なのか、コミュニケーション不足なのか、どうもうまく回らない


会長が10年前に経験した遊びをもう一度したいと、我儘を古いお友達にしていたようだった

私は別行動で仕事をしていたので、その詳細は判らないが夕方合流して食事に行く時には相当な盛り上がりであった

しかし、行った海鮮レストランに日本酒が無いと騒ぎ、その後いったお店では約束が違うと大騒ぎになり大変なご立腹になった

古い友達はカンボジアの若者を叱り飛ばし、カンボジアの若者は右往左往しながら店の従業員ともめている

傍から見れば誰が観ても会長が我儘を言ってお店の従業員に対して怒っているように映るのだが、会長は古い友達に約束が違うと怒っているのだ

日本語が理解できないカンボジアの若者やお店の従業員たちは訳が分からないので、可哀そうになり会長を必死になだめた


日本なら決してそんな要望をしない会長なのだが、10年前に体験したというベトナムが懐かしいのだろう

でも、時代は移り変わり、感覚も変化している

旅の恥はかき捨てという時代ではない