閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

過去帳と仏事録

2022-03-03 07:25:00 | 閃き
当家4代目の私は母から仏事を引継いで9ヶ月が経過した

仏壇の移動、菩提寺の総代就任等目まぐるしい変化である

本年1月、父の27回忌を迎えた

通常、こういった法要は期日前に行うのだが、命日が正月明けなので失念してしまった

総代として正月に菩提寺参りをする筈がコロナで寺側からの申し入れもあり、参拝したのは半ば過ぎである

菩提寺では新年にその年に迎える法要と戒名が掲載されて見れば判るのだが、正月明けでは間に合わない

従って、カレンダー等に記録して失念を防ぐ必要があるが、今までは何も手を付けていなかった

そこで仏具屋へ行き仏事録は無いか訊ねたが無いという

仕方なく通販で和紙帳を購入し過去帳と仏事録を合わせたものを作成することにした

これは父の23回忌と祖母の17回忌を共に失念して慌てて母が一緒に行った記憶がある為である

その後に行った祖父の50回忌も合わせて期日と場所、内容、布施額までを書き留めた


家がどの程度継続し、誰が引継いでくれるか知る由は無いが、それでも今出来る事だからと下手な毛筆で綴った

当家の初佛は2代目である祖父の長女であったこと

曾祖父母、祖父母、父の命日と享年を再確認出来たことは、私のとって大切なことだ