閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

諸行無常

2012-10-25 06:53:40 | 閃き
ご近所の尼寺の住職が突然亡くなった

最近、この様なブログが多くなったが、特別な場合なので書くことにした


尼寺に赴任されて以来、30有余年の永い間、我々住民の為にお世話頂いた

庵じゅ様と呼ばれ、本当に気さくで優しい方だったので、参列された方々を始め、宗派の導師が通夜説法の中で、涙ながらに話された事が印象的だった


住職の葬儀に立ち会うのは二度目だが、一般の葬儀とは違っている

沢山の導師の方々が一同に会しての読経があり

蜜糖やお茶を供する三名の大導師


参列した多くの方達も、突然のお別れに涙した

私と妻はご近所の方々と一緒に葬儀の裏方でお手伝いした

勿論、葬儀社がその殆どを担当していたが、庵じゅさまの親族の方達のお世話や、僧侶の方々の接待などを受け持った

私達家族にとっても、父や祖母の葬儀は勿論の事、子供達も小学生の頃にお世話になったので、今ではお経を空であげる事が出来る

妻は、未だ治りきっていない利き手の火傷を摩りながら、早めに手当てをして戴いた思い出していた


歳を重ねると、哀しいお別れに出会う機会が増えてくる

ブログを読む方には申し訳ないが、書き記して後世に伝えたい

心より御冥福をお祈り申し上げる