閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

余剰と予備

2012-10-19 08:55:32 | 閃き
新聞には相変わらずの日本経済の低迷が報じられている

業種によっては業績好調な会社もあるだろうが、多くは業績低下に苦しんでいる

業績が悪ければ、社員の賞与も減る

収入が減れば消費も減る

こんな理屈は小学生だって判る


そんな苦しい中でも、いざという為に貯蓄をする

将来に不安があるからだ

従って益々消費は減る

その貯蓄は余剰では無く予備である


政府は急遽、経済対策に乗り出した

その費用は予備費を充てるという


一般に予備費は文字通り予備的に使用するもので、余剰では無い

多額の国債(借金)をしておいて、ただでさえ節約しなければならないのに、使いまくっている

選挙前の人気取りとしか理解出来ない


ある経済研究所は、本会計で決定された予算も正しく使われていないのに、予備費を使うのは理解出来ないとコメントしている


財政再建を目指しているなら予算を余したらどうか

政府の感覚は、余っているてと次年度予算が減らされるとばかり使いまくる官僚と変わらない


経済が予想外に悪化した為に緊急に行うから予備費で良いというのなら

こんな経済状態で消費税を上げたら益々悪化すると修正したらどうか


悪化しない様に予備費を使うというなら

消費税を上げなくても、財政再建出来るだろう

支離滅裂と言うしかない


年末になれば来年度予算を審議しなければならない

一日も早く解散して民意を反映して欲しいものだ

間食

2012-10-18 07:18:17 | 閃き
子供の頃、お腹が空いて夕飯まで待てなくて、つまみ食いをしてよく叱られた

現代の様に豊富に様々な食材が有るわけではないから、夕飯をつまみ食いするしかなかった

間食をすると、ご飯が食べられなくなるとも叱られたが、育ち盛りの頃は、そんな事は関係無かった

今ではコンビニも身近にあって、小腹を満たす事が容易にできる


先日、妻の買い物に付き合った時に、スーパーにあるタコ焼き屋でタコ焼きを購入した

時間は午後7時を過ぎていて、お腹が空いていた

お腹が空いている時は買い物をし過ぎるらしい

買い物を終えて、タコ焼きを食べた

美味い

お腹が空いているから尚更だ

すると不思議に空腹感が無くなった


買い物を済ませて夕飯を作ったが、量を大幅に減らした

直ぐに満腹になった

今頃になって母の小言が身に染みる

確かに間食すると夕飯が食べられなくなる


きっと当時の母は、私の様にその事を実感していたのかもしれない

歳を重ねても間食は控えなければならない

来年の手帳

2012-10-17 12:49:29 | 閃き
この時期になると既に来年の手帳が販売されている

私はシステム手帳派だ

毎年、能率の手帳を使用している

実は購入してからが忙しいが楽しいのだ


先ず専用ファイルに綴じる
それから、一年間の記念日、祭事、イベント、休日など事前に判っている事柄を全てを記入する

記入しながら来年の妻の誕生日は土曜日だから、どこかへ出掛けるかなぁとか、この連休を利用して薪割りをしようとか

時間が掛かるが楽しい作業だ


システム手帳は予定を記入するだけではない

最近ではスマフォのアプリに予定を登録しておけるので便利になったが

システム手帳には日記のように記入できる

余程の几帳面でなければ、いつも手元に置いて、メモでも何でも書く

メモなどを書いたら、直ぐに書くスペースが無くなるが、足りなくなったら何枚でもメモ欄を増やす事ができるのがシステム手帳の良いところだ


実際にメモした紙が無くなったり、用が終わったと捨ててしまって、もう一度見たいと思っても見られないなどという事が無い

只、不便なのは嵩張る事と重い事だ

従っていつも携帯しておく事は出来ないから、プライベートでは困る事がある

しかし、付属のペンに凝ったり、新しい書式の用紙を見付けるとワクワクしてくる

手で書く事が少なくなって文字を忘れてしまう事の防止も出来るかもしれない

システム手帳は一度始めたら止められない

結婚記念日

2012-10-16 08:36:27 | 閃き
昨日は我々夫婦の33回目の結婚記念日だった

25回目の銀婚式には、両親や仲人さんに記念品を贈ったが、結婚記念日には取り立てて何かをする事など無かった


結婚当初は結婚記念日を祝っていたが、その内忙しくなって何もしなくなった

ただ、妻は毎年一人で祝っていたのかもしれない


次女夫婦は、結婚記念日には二人で自分達の結婚式のビデオを観て、当時を思い出して泣いているそうだ

今時では、そんな方法も善いのかもしれない


今年は仕事のスケジュールが、またまた空いたので、妻を誘って食事に行った

食事といっても近所に最近出来たイタリアンレストランで、大衆向けのリーズナブルなお店だ


改めて今までの結婚期間について感謝を述べ、これからの事もお願いした

改めて、面と向かってするのは照れ臭いが、大切な事だと感じた


ユックリと食事をしながら夫婦の事についてだけを話した

そんな会話はいつでも出来るようだが、改めて場を設けると意外と素直に会話が出来た


決して豪華でなくてもよいから、話しがしやすい場所へ行って話す事

健康で何事も無く過ごす事ができたら、来年も食事に行きたいと考えている

今更 iPS

2012-10-15 07:33:32 | 閃き
今更だが、ノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授は日本人にとって真に誇らしく喜ばしい事だ

様々な報道で報じられているが、今更だが触れたいと思う


iPSとはinduced pluripotent stem cellの頭文字を組合せたもので

人工的に誘導した、多様性のある、細胞分裂できる幹細胞という意味になる


簡単にいえば、受精卵の様に、様々な細胞に分裂変化出来る細胞のことだが

その細胞を人工的に作る事に成功したのだ


何故凄いかといえば、iPS細胞は、心臓等の筋肉や神経、胃腸や皮膚に至るまで様々な個別の能力を持った細胞を作る事が出来る可能性があるからだ

従って、取り替えができなかった臓器を人工的に作ったり、病に侵された臓器に対する薬の効果について検証出する事に有効なのだ


中には倫理的に問題が発生するという議論が繰り返されている

人造人間に繋がる可能性があるからだ


欠点の無い、完璧な人間を作る事が出来るかもしれないが

個性が無くなるかもしれない


妻は、Xメンみたいなミュータントができるかもと心配していた

日曜日のバンキシャを観ながら、そう呟いた

返す言葉が無かった