先日、作詞家の阿久悠さんが亡くなりました。勿論、数々のヒット曲を生み出してきたことは知っていましたが、改めて振り返ると想像以上ですね。「えっ、この曲も」という感じです。沢田研二、ピンクレディーなど私が子供時代によく耳にしていた曲がやはり印象深いですね。
最近は、安易に歌手が作詞も兼ねるというケースが目立ちますが、どうかと思います。なかにはサザンの桑田さんのように詞に関しても才能を発揮する人もいますが、ほんの一握りでしょう。たいていは自分の狭い世界観を歌詞にしているだけで、広がりがありません。その辺にも今の曲の限界を感じます。
おそらく阿久さんに書いてもらった曲を歌った歌手たちは阿久さんの描くさまざまなヒーロー、ヒロインを演じられて楽しかったのではないでしょうか。凡庸な詞にそれなりのメロディーをぶらさげて、満足げに歌っている歌手はある意味では不幸なのかもしれません。
最近は、安易に歌手が作詞も兼ねるというケースが目立ちますが、どうかと思います。なかにはサザンの桑田さんのように詞に関しても才能を発揮する人もいますが、ほんの一握りでしょう。たいていは自分の狭い世界観を歌詞にしているだけで、広がりがありません。その辺にも今の曲の限界を感じます。
おそらく阿久さんに書いてもらった曲を歌った歌手たちは阿久さんの描くさまざまなヒーロー、ヒロインを演じられて楽しかったのではないでしょうか。凡庸な詞にそれなりのメロディーをぶらさげて、満足げに歌っている歌手はある意味では不幸なのかもしれません。