強い風を真正面に受けながら、長い坂道を登っていく
背中に重たい荷物を背負いながら、長い坂道を登っていく
ここはどこなのだろう?
朦朧とした意識の中、ふと想う
この坂道を登り始めた頃は、まだ四つんばいだった
大人たちは笑っている
決して馬鹿にされているのではない
その愛らしい姿は、大人たちを幸福な気分にさせたのだ
振り返っても、スタートした場所は全く見えない
ただ、酔っ払いのようなジグザグの足跡が残っているだけ
気がつけば遠い昔と同じ、四つんばいになっている
腕に精一杯の力をこめ
2本の足で立つ
風に寄りかかるように前かがみになって
進め。進むんだよ
もうまっすぐには進めない
だから少しだけ斜め前へ
だから一歩だけ斜め前へ
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背中に重たい荷物を背負いながら、長い坂道を登っていく
ここはどこなのだろう?
朦朧とした意識の中、ふと想う
この坂道を登り始めた頃は、まだ四つんばいだった
大人たちは笑っている
決して馬鹿にされているのではない
その愛らしい姿は、大人たちを幸福な気分にさせたのだ
振り返っても、スタートした場所は全く見えない
ただ、酔っ払いのようなジグザグの足跡が残っているだけ
気がつけば遠い昔と同じ、四つんばいになっている
腕に精一杯の力をこめ
2本の足で立つ
風に寄りかかるように前かがみになって
進め。進むんだよ
もうまっすぐには進めない
だから少しだけ斜め前へ
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