ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

天才・草野マサムネの世界

2017-11-16 22:03:25 | 歌詞
自分で詩を書いていて、「ヘタクソだな」とか「これはまあまあ」とか漠然とは感じるけれども、結局、自分で書いたものは、よくわかりません。アクセス数とかで判断しています(笑)なかなか自分を客観的にみるのは難しいことです。あの太宰治でさえ「自分の作品はよくわからないけど、人の作品ははっきりわかる」と記しています。

作詞の世界にも、何人も才能を感じさせる人はいます。その中でも、僕が真っ先に思いつくのはスピッツの草野マサムネです。「ロビンソン」の頃から、すでに独特の世界観は感じました。その後も次々と素晴らしい楽曲、歌声とともに、草野さんの洗練された歌詞が耳に残りました。

大きな力で空に浮かべたら、ルララ宇宙の風に乗る「ロビンソン」

幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて 隠したナイフが似合わない僕を おどけた歌でなぐさめた 色褪せながら ひび割れながら 輝くすべを求めて「空も飛べるはず」

草野さんには、よく使われる表現ですが、歌詞が空から降りてくるようにも思われます。もしかしたら、もがいて書いているのかもしれませんが。

倒れるように寝て 泣きながら目覚めて 人混みの中でボソボソ歌う 君は何してる? 笑顔が見たいぞ 振りかぶって わがまま空に投げた「魔法のコトバ」草野さん凄い!


優しい光に 照らされながら あたり前のように歩いてた 扉の向こう目を凝らしても 深い霧で何も見えなかった ずっと続くんだと思い込んでいたけど 指のすき間からこぼれていった「若葉」。この曲、スピッツの中でも好きですね。

コメント
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