今年は春が来ないかもしれない
日に日に暖かくなるに違いない
桜も咲くに違いない
しかし、そこに喜びがなければ春じゃない
コロナは帝国を築こうとしている
類い稀なる感染力と正体不明を武器にして
人々の顔はこわばり、蟻のように物資を抱え込む
そしてコロナに覆いつくされた春でも
僕は目を覚ますなり
怠く不快なベッドで生きるのが嫌になり
そして数時間後、玄関のドアを閉め
ギリギリの社会人になるのだ
日に日に暖かくなるに違いない
桜も咲くに違いない
しかし、そこに喜びがなければ春じゃない
コロナは帝国を築こうとしている
類い稀なる感染力と正体不明を武器にして
人々の顔はこわばり、蟻のように物資を抱え込む
そしてコロナに覆いつくされた春でも
僕は目を覚ますなり
怠く不快なベッドで生きるのが嫌になり
そして数時間後、玄関のドアを閉め
ギリギリの社会人になるのだ