えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

長時間試乗キャンペーン

2023-06-16 | 車関連
知り合いから連絡があり、メーカーの行う長時間試乗キャンペーンに申し込んだところ、翌日にディーラーの営業から連絡があったという。
なんでも「○○様の担当になりました△△と申します」と電話がかかってきたという。
ちょっとヒアリングをさせていただき、試乗の流れを進めたいとのこと。

私からすると当たり前な流れであり、驚くものはないのですが、当人は困惑したという。
そもそもキャンペーン自体、抽選の様なものを期待していたらしい。
つまり当選したお客様に好きに乗ってもらって、気に入ればディーラーサイドにフィードバックくらいを思っていたのでしょう。
すっかり腰が引けてしまった彼は、試乗を断ってしまったという。
これもメーカーは想定内で、直接連絡を取ることにより、ふるいにかけるという意味合いがあるのです。

この手のもの、入口はあくまでメーカーHPでありますが、実際の車両手配などはディーラーが行いますから、ディーラーの販促活動と捉えるのが妥当です。
30年も前、既にこのキャンペーンは実在した。
当時BMWの325iクーペを24時間借り、箱根に行った記憶があります。
その当時でも返却の際には、がっちりアンケートとヒアリングをされたものです。

長時間の試乗体験は得られるものが大きいとは思いますが、その使い方はレンタカーとは一線を画します。
知り合いは微妙なラインで、興味があって短距離の試乗はしたことがある。
そしてもう少し知りたくなり長時間を望んだということ。ここまではパーフェクトです。
ただ彼の家では、奥様が実権を握っており了承をもらわない事には何も始まらない程。
この奥様という方が、ハイブランド志向でワゴンタイプを嫌う。(営業のバンみたいに見えるからだそうです)
今回試乗を試みようとしたのはワゴンタイプであり、他の選択肢は無いに等しい物でした。
私が考えるに、100%無いのだろうなと思う話。
つまり彼は、買えない車だけれども、メモリアル的に味わってみたいと思ったのではないかと。
絶対に買わないと知っているなら、レンタカーを借りるのが本筋かと思われます。

売らない店を持つメーカーも増えてきました。
先日のボルボもそうでしたし、日産などでもブランド体験型店舗なるものもあるようです。
24時間などというものではありませんが、60分、90分くらいの試乗ができるものらしい。
検討初期段階の客を取り込むに有利と思われる施策ですが、この手の客は同乗されない乗り方を好んで長時間試乗を希望する方が多い。
んー、どちらも悩ましいでしょう。

私が長時間試乗で借りることができるなら、当たり前すぎるが911

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