えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

FERRARI

2024-07-07 | Weblog
公開初日、フェラーリを観てきたのです。
今でこそポルシェに傾倒していますが、ずっと好きだったのはフェラーリ。
大人になって、買って維持することができないと理解してからなのか、今ではすっかりポルシェ党となった。
そもそもガレージというものを持てないならば、フェラーリなんてあり得ないと私は思ったのでしょう。
別荘地に置いておき、隔週ごとに遊びに行ったついでに走るなんてことが出来ればいいですが、近所のタワーパーキングから出して乗るにもポルシェは抵抗がないのだと思います。
そのどちらも買えずに終わる可能性は高いですが、夢は夢として。

伝説の男、エンツォの物語というくらいしか知らずにチケットを取った。
この時代は既に苦労人という風でもなく、気高きビジネスマンであった。
ベネロペクルス演じる妻との確執、愛人との逢瀬、息子への想いなど、重いようで重くない演出がレースを邪魔をしなかった。
かと言ってレース主体の映画でもなく、フェラーリという会社の第二創業期の足掛かりを描いた物語なのでしょう。
とにかく、この時代の写し方が上手な映画で、しぐさやファッション、他人との関わり方など見入ってしまうもので、一切退屈をしない映画であった。
ドラマであるから家庭で観てもなんて思うかもしれないが、あのフェラーリやマセラティのエグゾーストノートを味わいたい。
汚れ役を演じたベネロペクルスでしたが、若い頃のピンナップシーンをみてトムクルーズが惚れたのが分かります。
私にとっては、今年一番の映画でありました。

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