「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

ローマ字

2007年04月25日 |   中1 
小学生の保護者から
「子供が書いているローマ字が、自分が習ったものとは違う」
というお話を聞きました。

どうも小学校で教えているローマ字はヘボン式ではないようです。
「英単語を覚えるとき、ローマ字が読んだり書いたりする手がかりになったのに
 これじゃあ使えないじゃないですか?」
と心配されていました。それから
「学校で習ったローマ字だと、ウチの子の名前、カッコ悪いんです!」
とご立腹の様子。
ジュンていうんですが、ノートに Zyun て練習してあったんです!
 私は Jun だと思ってたのに…。Junの方がいいと思いません?」
(そうですねぇ…、としか言えませんでしたが。(^_^;))

パソコンでキーボードを打つときは、規則性があった方が覚えやすいので
ヘボン式でない方がいいかもしれない、とは思います。

でも、名前に限っていうと
なるべく外国人に正しい発音で読んでほしいわけで
そうなるとヘボン式の方が適しているように思います。


中1に宿題を提出させる際、名前をローマ字で書くように言ったら
やっぱりヘボン式で書く子はほとんどいませんでした。

チ→ti  ヅ→du は当然で、
ショウタ→Sixyouta には驚きを通り越して呆れてしまいました。

そんなとこに x が入るの!?(゜ロ゜;)
ローマ字ではなくて、パソコンのローマ字変換用の文字って感じ。
日本人だって読めなそうだが、外国人は読めるのか…?

改めて、ローマ字って何のために習うんだろう?と考えてしまいました。