「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

『少年の日の思い出』

2009年02月10日 |   中1 
中1国語で『少年の日の思い出(ヘルマン・ヘッセ)』を学習しています。
あらすじは、「少年が出来心から友達のちょうの標本を盗み
返そうとしたけれどちょうは壊れてしまった」という苦い思い出を語ったもの。

「ちょうの収集」は生徒に馴染みがない上に
日本語表現もちょっと古めかしくて読みにくい。
そのため、教科書改訂のたびに消えるかな~と思っているのですが
「良心の呵責」がテーマになっているためか
しぶとく掲載され続けている作品です。


今日は最後のまとめであらすじの確認問題をやってみました。
すると、驚きの答えが…

問1.「僕」が熱烈にほしがっていたちょうで、
   エーミールがさなぎからかえしたちょうの名前を書きなさい。
  生徒の答え→クジャクママママ
  字が汚くて「ヤ」と「マ」と「ユ」の区別がつかない…。
   正解→クジャクヤママユ

問2.そのちょうを「僕」はどうしましたか。
   次の(  )に当てはまる言葉を書きなさい。
    盗みだし、ポケットの中で(   )しまった。
  生徒の答え→食べて
  ちょうを食うか!しかも「ポケットの中で」?
   正解→つぶして

こんなとんちんかんな答えを書く生徒もいるんです。
まあ、ほんの1人・2人ですけど…。
ふざけて書いてるんだろうな~と思うことにしました。