「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

だん違い

2014年04月19日 |   中3 
まだ新学期が始まったばかりで学校の進みも遅いので
どのクラスも国語の授業で漢字の復習を取り入れています。

今日の中3クラスの国語では、中2で習った漢字を復習。
これがなかなか苦戦していました。

「囲炉裏」「だんろ」と読み仮名をつけた生徒が1人じゃなかったり
「昨今」を「さくこん」はまだしも「こん」とか「きんこん」とか結局半数以上が不正解だったり
そこまで難しくないだろうと思っていただけにガッカリしました。

漢字の書きでは、「 カダン に水をやる」という問題で「花」「花
と書いている生徒がけっこういて愕驚。
それだと小学校レベルの漢字問題なっちゃいますけど…。

仕方がないのでヒントとして、「カダンのダンはつちへんに~」と言いかけたら
「センセー!ダンれい(←元宝塚)のダンですか?」という質問が。
「それは確かきへんだったような…。」と答えたら
「じゃあ、ダン蜜(←セクシー系)のダンですか?
さて、どうだっただろう…としばらく考え込んでしまいました。
「それ、つちへんつちへんだったらそうです。」と、とりあえず答えましたが
結局どっちにしろ書けなかったらしい。言ってみただけかい。なんだよー。

しかし、生徒にとって身近な漢字は
社会科の歴史用語とテレビに出てくる人名くらいなんだなあと
30題くらいの漢字問題のヒントを要求されながら感じました。

「ヒレツのヒは「卑怯者!」のヒです。」と言ってから解答を板書したら
「卑弥呼のヒって言ってくれたら書けたのに~。」とブーイングを受けたし。
ヒントのレパートリーも変えていかなくちゃいけなそうだなあ…。