中3国語では「おくのほそ道」の学習が始まりました。
「『松島』ってドコ?
」「『笠の緒』ってナニ?
」
「『三里に灸すゆる』ってナゾすぎる。
」
「『ひなの家』って、ヒヨコとかいるの?
」
と、相変わらず古文以前の初歩的な質問が続出。
ひとつひとつ丁寧に解説したあとに、冒頭部分の俳句
「草の戸も 住替る代ぞ ひなの家」
の季語と季節を確認しました。
「季語は『ひな』。これは『雛人形』のことです。
だから、季節は『雛祭り』の季節です。『雛祭り』はいつか知ってるよね?」
と、ぼんやりしていた男子生徒(姉がいる)にきいたところ。
「ええと、3月11日でしたっけ?」
それは東北の震災の日でしょ。
実際、ハロウィンは知ってるのに雛祭りを知らない生徒が増えています。
日本人として憂慮に堪えない…。
また、『平泉』の場面の問題で
「功名一時の草むら」について説明した次の( )にあてはまることばを
考えて書きなさい。
・義臣たちは戦い抜き、こぞって( )をたてたが…
というのがあったのですが、真っ先に出た生徒の答えが「城」。
そんなにすぐにたてられないでしょ。それも同じ場所にたくさんはムリ。
と言ったら間、髪を入れず「旗!」という声。
何の旗ですか!?「ここオレの陣地~」的な?
他にも「刀」「墓」と、こちらが思いも寄らないものがいろいろ出てきました。
『功名』って書いてあるよね?というヒントを出しても
「名前が書いてある棒…?
」などという意味不明な答えしか出てこなくてガッカリ。
正解は『手柄』です。
しかし板書しても「何ソレ?
」と反応が薄かったです。
目に見えないものを説明するのは難しいけど
想像すらできない生徒を見ると
精神的な豊かさとか心の成長といったことについて考えさせられました。
「『松島』ってドコ?


「『三里に灸すゆる』ってナゾすぎる。

「『ひなの家』って、ヒヨコとかいるの?

と、相変わらず古文以前の初歩的な質問が続出。

ひとつひとつ丁寧に解説したあとに、冒頭部分の俳句
「草の戸も 住替る代ぞ ひなの家」
の季語と季節を確認しました。
「季語は『ひな』。これは『雛人形』のことです。
だから、季節は『雛祭り』の季節です。『雛祭り』はいつか知ってるよね?」
と、ぼんやりしていた男子生徒(姉がいる)にきいたところ。
「ええと、3月11日でしたっけ?」
それは東北の震災の日でしょ。

実際、ハロウィンは知ってるのに雛祭りを知らない生徒が増えています。
日本人として憂慮に堪えない…。

また、『平泉』の場面の問題で
「功名一時の草むら」について説明した次の( )にあてはまることばを
考えて書きなさい。
・義臣たちは戦い抜き、こぞって( )をたてたが…
というのがあったのですが、真っ先に出た生徒の答えが「城」。
そんなにすぐにたてられないでしょ。それも同じ場所にたくさんはムリ。

と言ったら間、髪を入れず「旗!」という声。
何の旗ですか!?「ここオレの陣地~」的な?

他にも「刀」「墓」と、こちらが思いも寄らないものがいろいろ出てきました。
『功名』って書いてあるよね?というヒントを出しても
「名前が書いてある棒…?


正解は『手柄』です。
しかし板書しても「何ソレ?

目に見えないものを説明するのは難しいけど
想像すらできない生徒を見ると
精神的な豊かさとか心の成長といったことについて考えさせられました。
