「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

思わぬオブストラクション

2020年01月24日 | 今日のお仕事 
中3生は学校で最後の三者面談が始まったようです。

願書にハンコを押す手続きが含まれるため
ボーダーライン上にいる生徒の中には、まだ迷っている者も。
それから、今日は担任の先生の助言に
疑問を感じて駆け込んでくる親子がいました。

生徒本人は職業科を志望していて、私たちの見立てだと
ギリギリだけど合格ラインを超えています。
しかし、学校では、将来のことや倍率を考えると
同じくらいのレベルの普通科に変えるべきと言われたそうです。
もう一度親子で相談しますと言って出てきたその足で
当塾に相談に来てくれました。

先生が勧めた普通科は、ここ数年倍率が高い上に
今年は他の普通科が定員減となる影響でさらに高くなると予想しています。
それに、生徒本人が職業科に進んで就職したいという希望を持っていて
お家の人もそれを応援しているので、あえて普通科を目指す理由もありません。

模擬テストのデータ的に問題ないので、心配なら
来月受験する最後の模擬テストのデータを見て
倍率が発表されてから変更することにして
今は、いちばん行きたい高校(職業科)に願書を出すべきです。
というアドバイスをしました。
親子そろって「よかった~。」と笑顔になり
生徒の方は「もっと勉強頑張ります!」と言って帰っていきました。

どうやら担任の先生は、数年前に下越地区から中越地区に転勤してきて
初めて中3クラスを受け持ったということで
近隣の高校の入試事情を御存じないようだとのこと。
それはちょっと不安かも。
他にも同じような不安を抱えている生徒がいるようなら相談に乗ります、
と声をかけることになりました。

こういうときのための学習塾です。大いに活用してください!