白雲去来

蜷川正大の日々是口実

鎌倉を散策。

2009-01-12 02:23:49 | インポート

一月十一日(日)晴れ。

 九時まで寝ていた。朝食は、昨日、中華街で買ってきた華正楼の肉マン。中華街では色々な店の肉マンが売られているが、私は、華正楼のものが一番好きだ。そういえば、愛媛の矢野隆三会長も、華正楼のものが一番と言っていた。以前は、お土産は満福楼と決めていたが、今は代が変わってしまい、行くことはなくなった。

 シュウマイのお土産は、何といっても関帝廟通りにある清風楼。この店のシュウマイは横浜のポリシーでもあると思っている。

 朝食後は、自宅の片づけをして、正午から、甥を連れて家族で鎌倉散策に向かった。東戸塚のダイエーに車を置いて、横須賀線に乗れば、十五分ほどで鎌倉に着く。そこから江ノ電に乗り換えて長谷へ。もちろん大仏見学である。正月の連休とあってか、すごい人出である。

 鎌倉の大仏に初めて来たのは、確か小学校の四年生の時で、通っている塾の遠足だった。それ以来、幾度も来ているが、当然ながら、その時々に思い出がある。困ったことに、風景と言うものは始末が悪い。たかだか三、四十年では変わりようがなく、ただそこを訪れた人だけが老いて行き、変わって行く。

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前列右側の女の子の後ろで帽子を被っているのが私です。 クリックしますと大きな画面で写真が見れます。

 

 大仏様をお参りし、その裏にある有名な与謝野晶子の歌碑を見る。その碑には晶子が明治三十七年にここを訪れたときに詠んだ歌が刻まれている。

 かまくらやみほとけなれば釈迦牟尼は 美男におわす夏木立かな

 しかし大仏は、釈迦牟尼ではなく阿弥陀如来である。歴史学者ではなく、歌人なので、まあいいか。ということで、そのまま刻まれている。確か、川端康成の「山の音」で読んだ記憶がある。

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美男ですよねー。

 

 帰り道に、うどん屋に入ったが、こだわっている割には、素人仕事で、まあ味はそれなりに悪くはなかったが、うどんで八百円はチョット高いんじゃないの。悪いけれど四百円がせいぜいですね。

 江ノ電で、また鎌倉駅に戻り、小町通を歩いて八幡宮に向かう。途中、小町通で、菊岡ノンコさん姉妹が経営している、和紙の専門店「社頭」に寄り、新年のご挨拶。その後、人で溢れる八幡宮を参拝。

 参拝の後に、帰路につく。鎌倉に来れば、駅前の「井上の蒲鉾」で、さつま揚げを買うのが、お決まり。しかし本当は、大磯にある姉妹店の「はんぺん」が美味いのだが、残念なことに、鎌倉の店では売っていない。帰りの横須賀線も混んでいた。

 自宅に戻り、夕食を済ませた後、十時発の深夜バスで青森へ帰る甥を皆で見送って、蜷川家の一日が終わりました。

コメント (2)
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