白雲去来

蜷川正大の日々是口実

季刊『大吼』の原稿を入稿。

2015-06-01 10:31:31 | 日記
五月二十四日(日)晴れ。

日曜日、家族はそれぞれ休み。私は毎日が日曜日。朝食は、ウインナー炒め、コロッケ一個、目玉焼きにキャベツの千切り添え、松茸のお吸い物。昼は、蒸し麺を使ったソース焼きそばにほうれん草のスープ。夜は、鶏肉と大根の煮物、ナスとひき肉のオイスターソース炒めに、私だけのカツオの刺身。こうして酔っぱらい非生産的、ぐーたら親父の一日が始まって、終わる。食事と食事の間は何をしているかと言えば、ほとんど大したことはしていない。

それでも昼間、季刊『大吼』の編集長の小針政人君から電話が入り、「あのー原稿の締切日ですけれど」。スマン、スマン、オスマントルコのソープランド。と平身低頭して夕方までかかってようやく仕上げた。「夜霧のブルースに憧れて―上海紀行」である。最近の若い人は「夜霧のブルース」と言っても分からないかもしれないが、昭和二十二年に発表されたディック・ミネのヒット曲である。といっても私が聞いたのは石原裕次郎がカバーしたもので、同名の映画にもなった。最も、聞いたのは中学生ぐらいの時だったので、歌の意味など、深くは考えなかったが、それが後年の「上海好き」となってからは、私の愛唱歌となった。まあ人前で歌ったことはありませんが。それでも期日に遅れずにぎりぎりセーフで入稿出来てホッとしました。※写真は、上海のガーデンブリッジと児玉誉士夫先生や川島芳子などの定宿だった「ブロードウェイ・マンション」。

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