白雲去来

蜷川正大の日々是口実

めまいがするような大人数のパーティーだった。

2015-09-05 17:04:08 | 日記
九月四日(金)晴れ。

朝食は、昨日買ったマグロの残りを「ズケ」にしたものと「サバの文化干」にとーふの味噌汁。懐具合の悪いのが続いているが、家での飲み食いにケチケチしていられない。(と言う程のものではないが)何たって、一日の楽しみは食にあるのだから。

今日は、古いおつきあいの方の会社の三十五周年のお祝いが、中華街のロイヤルホールであり、出席した。その会社の会長であるI氏と知り合いになったのは、もう四十年も前のことだ。とある民族派団体に関係をしており、その団体の運動を通して知り合った。その後、何十年も合うことがなかったが、偶然に町内会の仲良しさんが、I氏と昵懇で久しぶりに再会をはたした。なんでも最近は、作家の大下英治氏らとも親交があるらしく、大下氏の勉強会の場から電話をいただいたこともある。

六時開場ということで、十分ぐらい遅れて会場に入ったが、ものすごい人だ。なんでも二千人くらいの人を招待したらしい。一つのホールでは入りきれずに、一つ上のホールも貸し切るという大宴会。実は、そこの会社の十五周年か忘れたが、小林旭がゲストの時に行ったことがある。その時は、これほどの大人数ではなかったが、大したものだと思った。

知り合いもずいぶん来ているのだが、何たって身動きができない。入り口で大下英治氏と会い、正面に案内するのがやっとのことだった。デビ夫人や細川たかし、そのほか相撲取りや芸能人、ゼネコン、政治家などI氏の交際の広さと、これまで歩んできた人生の「成功」の道がうかがえる。関内のママさんやキレイどころなど知った顔がたくさんおり、店に誘われたらかなわんと思い、中座しようと出口に行けば、何と鈴木邦男さんとバッタリ。「あれ?お知り合いなんですか」と聞けば、「蜷川さんから紹介されたんじゃなかったけ」。いやそんなことはない。I氏とは、民族派の集まるような会合で一緒になったことはないし、つい最近再会したものの、二十年以上のブランクがある。あらためてI氏の顔の広さに驚いた次第。

立食が好きではなく、食べ物も取りに行きたくとも身動きもできない。結局、飲まず食わず、I氏に挨拶も出来ずに会場を後にした。仕切り直しで藤棚の「やまと」へ行く。友人を呼び出して一時間ほど。その後「一休」へ転戦するが、カツオもサンマも売り切れとのこと。仕方がないので「かまぼこ」で飲む。帰ろうと思ったら、やはりI氏のパーティー来ていた幼馴染のO氏から誘い。「だんらん亭」で昔話に花が咲き、閉店まで飲んでしまった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

へそで茶が沸くわい。

2015-09-05 11:31:52 | 日記
九月三日(木)晴れ。

テレビを見れば、中国の例の「歴史ねつ造パレード」のことばかり。一体、どうすれば、あのように堂々と嘘がつけるのか。厚顔無恥・・・。常識では考えられない。何が「抗日戦争勝利70年」だ、へそで茶が沸くとはこのことだ。日本軍がかつて戦ったのは蒋介石の国民党。その頃の八路軍(共産軍)は、日本軍からは「共産匪」と呼ばれた単なるゲリラでしかなかった。ちなみに「匪賊」の「匪」(ひ)とは「悪者の意」で、徒党を組んで出没し、殺人、略奪を事とする盗賊。(「広辞苑」)という意味である。

昭和二十年、ポツダム宣言(アメリカ・イギリス・中華民国・ソビエト連邦が共同で発した日本への降伏に関する勧告)を受諾し、武装の解除を命令する陸軍中央部にたいして、当時の支那派遣軍の総司令官であった岡村寧次大将は、八月十一日、「百万の精鋭健在のまま敗戦の重慶軍に無条件降伏するがごときは、いかなる場合にも、絶対に承服しえざるところなり」と電文を送っている。しかし翌日、昭和天皇が宣言受諾を決定した旨伝えられると、岡村大将は考えを改め「承詔必謹(しょうしょうひっきん=詔(みことのり=天皇のお言葉)を承れば必ず謹め」=(天皇の決断を承り実行すること)を隷下将兵に厳命し降伏する。降伏した支那派遣軍、岡村寧次大将は九月三日に中国軍に対し降伏調印する事となるが、この時の中国側代表は中華民国政府陸空軍総司令、何応欽(かおきん)大将だった。

また、習近平は、中国国民に対して「中国人民は巨大な犠牲を強いられながら、世界の反ファシズム戦争勝利に大きな貢献をした」と、また嘘をついた。ファシズムの定義は様々だが、誰もが認めるものは、「一党独裁」の政治体制にある。ファシズム国家とは、共産党一党独裁の中国そのものであることが分かっていない。

新型のICBM(大陸間弾道弾)や数々の新型兵器を誇示し、軍国主義国家であることをアピールした中国。国会周辺に集まっている人たちは、「アメリカの戦争に巻き込まれるな」とは言っても、「中国の軍拡、日本を射程に入れたミサイルを撤去せよ」とは決して言わない。ここに、彼ら、彼女らの真意があることを知らなければならない。

夜は、肴を求めて松原商店街をさまよう。さつま揚げ、魚孝でマグロを買い求め、酔狂亭で月下独酌。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする