九月四日(金)晴れ。
朝食は、昨日買ったマグロの残りを「ズケ」にしたものと「サバの文化干」にとーふの味噌汁。懐具合の悪いのが続いているが、家での飲み食いにケチケチしていられない。(と言う程のものではないが)何たって、一日の楽しみは食にあるのだから。
今日は、古いおつきあいの方の会社の三十五周年のお祝いが、中華街のロイヤルホールであり、出席した。その会社の会長であるI氏と知り合いになったのは、もう四十年も前のことだ。とある民族派団体に関係をしており、その団体の運動を通して知り合った。その後、何十年も合うことがなかったが、偶然に町内会の仲良しさんが、I氏と昵懇で久しぶりに再会をはたした。なんでも最近は、作家の大下英治氏らとも親交があるらしく、大下氏の勉強会の場から電話をいただいたこともある。
六時開場ということで、十分ぐらい遅れて会場に入ったが、ものすごい人だ。なんでも二千人くらいの人を招待したらしい。一つのホールでは入りきれずに、一つ上のホールも貸し切るという大宴会。実は、そこの会社の十五周年か忘れたが、小林旭がゲストの時に行ったことがある。その時は、これほどの大人数ではなかったが、大したものだと思った。
知り合いもずいぶん来ているのだが、何たって身動きができない。入り口で大下英治氏と会い、正面に案内するのがやっとのことだった。デビ夫人や細川たかし、そのほか相撲取りや芸能人、ゼネコン、政治家などI氏の交際の広さと、これまで歩んできた人生の「成功」の道がうかがえる。関内のママさんやキレイどころなど知った顔がたくさんおり、店に誘われたらかなわんと思い、中座しようと出口に行けば、何と鈴木邦男さんとバッタリ。「あれ?お知り合いなんですか」と聞けば、「蜷川さんから紹介されたんじゃなかったけ」。いやそんなことはない。I氏とは、民族派の集まるような会合で一緒になったことはないし、つい最近再会したものの、二十年以上のブランクがある。あらためてI氏の顔の広さに驚いた次第。
立食が好きではなく、食べ物も取りに行きたくとも身動きもできない。結局、飲まず食わず、I氏に挨拶も出来ずに会場を後にした。仕切り直しで藤棚の「やまと」へ行く。友人を呼び出して一時間ほど。その後「一休」へ転戦するが、カツオもサンマも売り切れとのこと。仕方がないので「かまぼこ」で飲む。帰ろうと思ったら、やはりI氏のパーティー来ていた幼馴染のO氏から誘い。「だんらん亭」で昔話に花が咲き、閉店まで飲んでしまった。
朝食は、昨日買ったマグロの残りを「ズケ」にしたものと「サバの文化干」にとーふの味噌汁。懐具合の悪いのが続いているが、家での飲み食いにケチケチしていられない。(と言う程のものではないが)何たって、一日の楽しみは食にあるのだから。
今日は、古いおつきあいの方の会社の三十五周年のお祝いが、中華街のロイヤルホールであり、出席した。その会社の会長であるI氏と知り合いになったのは、もう四十年も前のことだ。とある民族派団体に関係をしており、その団体の運動を通して知り合った。その後、何十年も合うことがなかったが、偶然に町内会の仲良しさんが、I氏と昵懇で久しぶりに再会をはたした。なんでも最近は、作家の大下英治氏らとも親交があるらしく、大下氏の勉強会の場から電話をいただいたこともある。
六時開場ということで、十分ぐらい遅れて会場に入ったが、ものすごい人だ。なんでも二千人くらいの人を招待したらしい。一つのホールでは入りきれずに、一つ上のホールも貸し切るという大宴会。実は、そこの会社の十五周年か忘れたが、小林旭がゲストの時に行ったことがある。その時は、これほどの大人数ではなかったが、大したものだと思った。
知り合いもずいぶん来ているのだが、何たって身動きができない。入り口で大下英治氏と会い、正面に案内するのがやっとのことだった。デビ夫人や細川たかし、そのほか相撲取りや芸能人、ゼネコン、政治家などI氏の交際の広さと、これまで歩んできた人生の「成功」の道がうかがえる。関内のママさんやキレイどころなど知った顔がたくさんおり、店に誘われたらかなわんと思い、中座しようと出口に行けば、何と鈴木邦男さんとバッタリ。「あれ?お知り合いなんですか」と聞けば、「蜷川さんから紹介されたんじゃなかったけ」。いやそんなことはない。I氏とは、民族派の集まるような会合で一緒になったことはないし、つい最近再会したものの、二十年以上のブランクがある。あらためてI氏の顔の広さに驚いた次第。
立食が好きではなく、食べ物も取りに行きたくとも身動きもできない。結局、飲まず食わず、I氏に挨拶も出来ずに会場を後にした。仕切り直しで藤棚の「やまと」へ行く。友人を呼び出して一時間ほど。その後「一休」へ転戦するが、カツオもサンマも売り切れとのこと。仕方がないので「かまぼこ」で飲む。帰ろうと思ったら、やはりI氏のパーティー来ていた幼馴染のO氏から誘い。「だんらん亭」で昔話に花が咲き、閉店まで飲んでしまった。