白雲去来

蜷川正大の日々是口実

群青忌の実行委員会。

2015-09-19 22:38:42 | 日記
九月十八日(金)曇り時々雨。

朝から体調悪し。トイレに入って水を流そうと思ったら便器が真っ赤である。うーん参った。午前中に歯医者に予約を入れているのだが、歯医者さんにお尻の具合を見て貰う訳には行かない。連休明けまで我慢するか。

一時前に、野村先生の盟友であり、伊勢原の同じ場所にお墓のある盛田正敏氏と待ち合わせた。昨年の群青忌以来一年ぶりである。来月の群青忌のご挨拶を兼ねて近況報告を。

三時に松本佳展君に迎えに来てもらい東京行き。今日は、群青忌の開催に際して実行委員会がある。さすがは連休前の金曜日、高速道路は渋滞。結局十分ほど遅れて到着。出席予定だった正田暢鍵氏のご母堂が本日未明に亡くなられたとの報有り。群青忌の会議よりも、まずはその対応に追われた。その後、群青忌の細かい打ち合わせをして終了。十月二十四日(土)の群青忌の案内は、各自行うことに決定したので、大熊雄次氏の原稿をアレンジして、とりあえずフェイスブックやブログで案内をすることになった。

私の好きな蕎麦屋、「甲州屋」で打ち上げ。体調が悪いので酒を控えようかとも思ったが、まっいいか。とお茶割を四杯程度飲んだ。案の定これがたたって帰宅後は熱が出て、アイスノンなど家族に迷惑をかけた。※群青忌の案内状です。クリックしますと拡大します。コピー、添付等はご自由にして下さい。どなたでも参加出来ます。

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舞の海の「相撲俵論」が出色である。

2015-09-19 21:47:18 | 日記
九月十七日(木)雨。

朝食は、サンマの塩焼き、納豆、大根の味噌汁。という秋の日の庶民的なメニュー。いやこの時期の最高のメニューかもしれない。朝食の後に事務所に行き、原稿書き。野村先生のご命日が近くなると、「群青忌」の準備で何かと気忙しい。早いもので、今年は没後二十二年、二十三回忌となる。

野村先生の獄中句の中に、「獄中十年目」と題して、石廊を出でて鰯雲「また秋か」がある。この句が好きだ。

今日は、下の子供の誕生日である。夕食の食材を買いに行きながら、「そごう」で誕生日のケーキを買った。十七歳か。恙なく育ってくれて、そのことを神様に感謝している。この子達が大きくなった時、今のように中国や北朝鮮にナメられないような国防力の充実した国になって欲しいと思っている。そしていつまでもアメリカの庇護のもとに平和を貪っているような武士の魂を喪失した国と国民ではなく、皇室に対する忠誠心と国家に対する自己犠牲を誇りに思うような国になってほしいと願っている。

産経新聞に連載されている舞の海の「相撲俵論」が好きだ。先日、愚妻の里に帰郷した際に「わんど」という「海の駅」で友人と話をしている舞の海を見かけた。サインでも貰おうと思ったが、プライベートな時間を過ごしているのに失礼かと思い止めた。

先日のコラム、「デモも景気も祭典も『国があってこそ』も出色だった。

今回はどうしても相撲のことを書く気になれない。テレビの天気図には、初めて耳にする線状降水帯が居座っていた。早く太平洋側にそれてくれないかと、手で払いのけたくなる。暴れ出した川は堤防を決壊し、民家や田畑を飲み込んでいった。津波よ、雨よ。まだ復興を遂げていない東北を、そして東日本を沈める気か。現場には勇敢に自然災害に立ち向かい、次から次に命を救う自衛隊員の姿があった。

男性がしがみつく電信柱にもう少し踏ん張ってくれと祈る。男女がそれぞれ抱えた2匹の犬には、ヘリコプターに乗り込むまで大人しく抱かれていてくれと手を合わせた。強風で苦戦しながらも必死に助け出す隊員を見ていると、「いとしきニッポン」(石井英夫著、清流出版)の最終章「祖国」で引かれた画家藤田嗣治(つぐはる)のエピソードを思い出した。

彼は戦時下に戦争画を描いたことで「戦争協力者」として、戦後になって画家仲間からの非難を浴びた。人が無数に重なり合って刺し合ったり打ち合ったりする絵を見たことがある。実際は国民の戦意をあおるものではなく、戦争の恐ろしさを伝える、むしろ“反戦画”だったのではないか。藤田は追われるように日本を離れ、パリに移住。再び祖国の地を踏むことはなかった。「祖国を捨てたのではない。祖国に捨てられたのだ」と夫人は聞いた。もっとも、繰り返し聞く音楽、普段口にする食事は日本のものばかりだったという。

のちに手記で戦争にまつわる絵を描いた理由について語っている。
「この恐ろしい危機に接して、わが国のため、祖国のため子孫のために戦わぬものがあったろうか。平和になってから自分の仕事をすればいい。戦争になったこの際は、自己の職業をよりよく戦争のために努力して然るべきものだと思った」言葉を失い、ひれ伏すしかない。

いま、事が起これば存在自体を“違憲”とされがちな自衛隊に頼るしかなくなる。災害だけに限ったことではない。有事が起きたとき、海外で同胞が命の危機にあってもこのままでは黙って見ているしかない。自衛隊がここまでしてくれたら救えたのにと悔やむのか、自衛隊がここまでしてくれたからこそ救えたと感謝するのか。

デモで声を張り上げるのも、景気対策も、スポーツの祭典も「全ては祖国があってこそ」。藤田はこうも語っている。「何んとでも口は重宝に理屈をつけるが、真の愛情も真の熱情も無い者に何ができるものか」と。(元小結 舞の海秀平)

益々彼のファンとなった。

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民主主義を守れ。守れ。と共産主義者が叫んでいる。不思議だ。

2015-09-19 13:26:45 | 日記
九月十六日(水)曇り。

大行社の役員会議に出席するために東京行き。電車に揺られて本を読んでいると、ついウトウトしてしまう。この電車の中で居眠りをすると言う行為は、アメリカなんかでは考えられないことらしい。コソ泥、置引きが横行していて、居眠りなんかとんでもないと、以前テレビに出演していたアメリカ人が言っていた。地下鉄などの治安の悪さを象徴しているエピソードだ。そのテレビに出演していた外人が、日本に暮らしていて、一度電車の中で居眠りをしてみたいと何度も挑戦したが、身に沁みついた習慣とは恐ろしいもので、眠れなかったそうだ。日本は平和で良い。

会議では四宮正貴先生に次いで意見発表をさせて頂いた。四時半に帰宅。お世話になっている方より「さんま」をご恵送頂いた。今晩は、刺身に塩焼きに、カレー風味焼きと楽しむつもり。

「安保法案」が愈々大詰めとなってきた。あの国会前に集まっている連中を見るとどうも違和感を感じてならない。マスコミは「市民団体」などと言うが、テレビで見る限りは労組の旗や幟が林立している。当然日の丸の旗などは一本もない。簡単な話だ、これでそこに集まっている連中の思想が一目瞭然で分かる。

大行社の小針政人君の名言ではないが、「民主主義を守れ。守れ。と共産主義者が叫んでいる」。私も和して「平和憲法を守れ。平和を守れ。と暴力行為を行っている」。所詮は、自分たちの気に入らないことは、全てダメで、自分たちのやることはどんな理不尽な事でも許されると言う思考の持ち主の集まりだな。

夜は、サンマを肴に酔狂亭で月下独酌。広沢虎三の「森野石松」の一節。「馬鹿は死ななきゃアー、治らなぁーい」。を繰り返して聞き、呵呵大笑。

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もつ焼きの名店。

2015-09-19 13:05:52 | 日記
九月十五日(火)晴れ。

夕方に、お世話になっている人たちと共に、「もつ焼き」の名店、「い志井」の二俣川店にご案内された。噂は聞いていたが、訪れるのは初めてのことである。店の雰囲気は良いし、スタッフの笑顔は良いし、何と言っても味は天下一だった。もう少し若かったら、ここで修業をさせて頂いて、地元で店でもやりたかった。

その後関内へ転戦。リニューアルオープンした「HIRO」へ行き、紅灯の粉黛相手に一時間ほど杯盤狼籍。その後「サリーズバー」へ流れた。帰ろうと思ったら、山崎雅夫君に誘われてもう一軒転戦。久しぶりに大破・轟沈の夜でした。

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野村先生のお導き。

2015-09-19 12:47:21 | 日記
九月十四日(月)晴れ。

大行社の丸川仁本部長のご母堂が逝去なされ、大熊雄次、松本佳展の両氏と共に通夜式に行く。五時半に鶴見駅の東口で待ち合わせ。斎場へ。大行社の三本菅会長や幹部会員の皆さんらが先着していたのでご挨拶をする。ご焼香の後、お斎を済ませて丸川氏にご挨拶をして斎場を後にした。

その後、久しぶりに蒲田の「八幸」へ行く。親父も女将もことのほか元気そうで安心。適当に飲んでお会計を済ませて帰ろうと思ったら、カウンターで一人で飲んでいる若い人から声を掛けられた。「蜷川先生ですか」。いや「先生などではありませんが蜷川です」。何でも野村先生ファンで、『さらば群青』を読んで今日初めて「八幸」へ来たのだと言う。こんな偶然は珍しい。一年に幾度も行かないお店で初めて来た野村先生のファンの方とお会いする。正に野村先生の「お導き」でしかないと思った。K学院大学の三年生と言う青年と再会を約して別れた。※『燃えよ祖国』最新号の見出しです。見本誌は千円です。ご連絡下さい。

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