白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「酒仙」には程遠い。

2017-05-01 11:14:28 | 日記
四月二十八日(金)晴れ。

たまに、本当にたまにだが、床屋さんなどで、洗髪する際に下を向くと、すごい眩暈に襲われ、一瞬死ぬかと思うことがある。ちょっと体調が悪いとすべて酒のせいにされる。人に体調のことを言うと、「飲み過ぎじゃないの」と言われるので、なるべく言わないようにしている。正直言って、そう言われると、「俺の何が分かるんだ。ウルセェーよ」と心の中で毒づく。まあ言った自分が悪いのだが、他人が、真剣に自分の体のことを心配してくれるはずがない。(少しいるが)。

最近は、ほとんど毎朝、「しじみの味噌汁」を飲んでいる。そして酒を飲むときには、必ず、「しじみエキス」を服用している。気休めではない。酒を美味しく飲むための療法である。酒を飲まない人には、分からないだろうが、そうしてまでも酒を飲みたいものなのだ。

「酒に関する覚書」というものを書いたのが山頭火。それによると、 
酒は目的意識的に飲んではならない、酔は自然発生的でなければならない。酔ふことは飲むことの結果であるが、いひかへれば、飲むことは酔ふことの原因であるが、酔ふことが飲むことの目的であってはならない。何物をも酒に代へて悔いることのない人が酒徒である。求むるところなくして酒に遊ぶ、これを酒仙といふ。悠然として山を観る、悠然として酒を味ふ、悠然として生死を明らめるのである。

まあ私は、山頭火や李白のように「酒仙」には程遠いが、あえて言えば、酒を楽しむ「酒楽」とでも言おうか。そんな訳で、夕方久しぶりに松原商店街に行き、新しく出来た魚屋さんで「かつお」を仕入れて、酔狂亭で月下独酌。

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カールビンソンよりもカールおじさん。

2017-05-01 10:38:07 | 日記
四月二十七日(木)雨後曇り。

テレビを見ると、コリアレポートの辺さんと、元共同通信の磐村さんと言う人の顔を見ない日が無い。しかし、日本には北朝鮮の専門家と言うのは、この人たちの他にいないのだろうか。お隣の、それも極めて危ない国のことを、もう少し専門に研究する機関や人がいても良いと思うのだが。ゴールデンウイークも近いと言うのに、物騒な話ばかりが、連日、報道されている。カールビンソンよりもカールおじさんでも行かせたらよいのに。

私は、軍事には全く素人なので、空母カールビンソンというのが、どのくらい凄いのか良く分からない。そこで、手軽に調べてみた。何でも、カールビンソン級の空母を「ニミッツ級」と呼ぶらしい。「ニミッツ」と言うのは、私でも知っている、アメリカ海軍の軍人で、最終階級は元帥。第二次世界大戦中のアメリカ太平洋艦隊司令長官兼太平洋戦域最高司令官である。その名前を取った「ニミッツ級航空母艦」は、アメリカ海軍の原子力空母の艦級である。世界で初めて量産された原子力空母の級(クラス)であり、四十年以上の期間をかけて、順次に改正されつつ全十隻が建造された。世界最大級の軍艦としても知られる。就役期間が長く、工法や設計の変更も行われてきたため、小分類として四番艦以降をセオドア・ルーズベルト級、九番艦以降をロナルド・レーガン級と呼ぶこともある。(ウイキ)ナルホド。

いわゆるニミッツ級は、全部で十艦あり、それぞれニミッツのように人の名前が付けられている。そのほとんどが大統領経験者である。①ニミッツ②アイゼンハワー③カール・ヴィンソン④ルーズベルト⑤リンカーン⑥ワシントン⑦ステニス⑧トルーマン⑨レーガン⑩ブッシュ。という具合である。日本も、せめて十艦とは言わないが三艦ぐらいは欲しいものだ、「赤城」「加賀」「飛龍」と名づけて。

夜は、友人らと自宅の近くの「はまいち」にて、時局を肴に痛飲。久しぶりの大破・轟沈。

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