白雲去来

蜷川正大の日々是口実

なぜ五月の蠅はウルサイの。

2017-05-19 14:45:08 | 日記
五月十六日(火)晴れ。

子供の頃には、あんなにたくさん見かけたハエが、最近ではほとんど見かけなくなった。下水処理や道路が舗装されて「水たまり」がなくなったせいだろうか。何年か前に、野村先生のメモリアルツアーで、フイリピンはマタブンカイという海岸のホテルに泊まった時、食事時にハエが沢山いて煩わしかった。五月の蠅と書いて「うるさい」と読む。これは五月のハエが特にうるさい所から来ているそうだが、なぜ五月の蠅がうるさいのか。散々調べたが、やっとあった。気象予報士の「あまたつ」さんが書いていた。

「気象的に、ハエが活発に活動するのは摂氏二十五~三十度で、湿気が多いほど元気なんだそうな。しかし五月の全国的な気温は二十五度以下で、六月のほうが五月蝿い季節だという。ではなぜ五月? 五月蠅いの五月は旧暦の五月で、現在の六月にあたるという。現代ではこれからハエがうるさい季節」。と言うことでした。

世は、共謀罪、北朝鮮問題、韓国の新大統領の寅さん、いや文さんか、そしてトランプさんなどの問題で侃々諤々、喧々囂々と本当に五月蠅い。それなのに私は、五月蠅いのウンチクか。まあ機関誌と違ってお金を頂いている訳ではないので、勘弁して下さい。機関誌と言えば、読者の方々にアトランダムに「日米安保に、賛成・反対」「辺野古移設に、賛成・反対」というアンケートを行い、ご意見があればメールか原稿用紙でお寄せ下さいと、お願いしている。単純に賛成・反対とは決めかねるのは承知している。それでも、読者が安保に対してどう考えているのか、が理解できて興味深い。

生魚にアニサキスとか言う虫がいて、その虫のいる魚を食べると恐ろしいことになるらしい。カツオ好きの私としては、本当に恐る恐る口に入れている。そんな訳で、今日は、焼き魚にしました。

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大夢祭

2017-05-19 13:41:07 | 日記
五月十五日(月)晴れ。

良く寝た。六時に起床。風呂に入ってから、ホテルで朝食。と言うと、何か豪華な感じがするが、ところがどっこい、安いビジネスホテル。ツインで一泊八千円。シングルだと五千円の安宿である。だが部屋は清潔で、この値段なら二重丸。酔っぱらって寝るだけなら十分である。

朝食。これも文句も言えない。ご飯は、おにぎり、汁物は、味噌汁とオニオンスープの二種類。おかずになりそうなものは、ウインナーとポテトサラダと野菜のサラダ。他にパンやフルーツがチラホラ。まっこんな物でしょう。ただ、朝食を一日の一番大事な食事としている私にとっては、人生の大切な一食をダメにした感じがした。チョット大げさか。

十時に、ロビーに全員集合。皆で細川医院を表敬訪問。細川先生にご挨拶をしてから護国神社へ。まず花房東洋先輩にご挨拶。ご子息の仁さんもお元気そうだ。神社の境内には胡蘭成の書による「大八洲」の石碑が目をひく。(こらんせい=浙江省に生まれる。汪兆銘政府法制局長官に就くも、汪と意見の対立あって辞職。ジャーナリストとして漢口大楚報社長をつとめた。一九五〇年に日本に政治亡命。一九七四年、台湾の中国文化学院(現在の中国文化大学)で教えて台湾の文壇にも影響を与え、同大学から永世教授の称号を受けたが、一九七六年に台湾からも追われる。日本では筑波山に居を構え、数学者の岡潔や物理学者の湯川秀樹、日本浪曼派の保田與重郎、川端康成等々と親交を結んだとされる。一九八一年、東京都福生市で永眠)

正午より、大夢祭斎行。祭文奏上は坪内隆彦氏。奉納演武などあって一時間で終了。その後、大夢館へ移動して直会。出席者を代表してご挨拶をさせて頂いた。一時間ほどしてお暇する。岐阜から名古屋へ。新幹線にて新横浜。自宅に戻ったのは八時を回っていた。

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