白雲去来

蜷川正大の日々是口実

御即位奉祝式典に出席。

2019-05-03 12:08:06 | 日記
五月二日(木)曇り後晴れ。

御即位奉祝委員会(実行委員長・近藤誠)の主催による「御即位奉祝式典並びに奉祝行進」に参加するために東京行き。保土ヶ谷から新橋へ。下車して都営三田線に乗り換えて「春日」という駅で下車。会場は出口のすぐ脇。大熊雄次氏と待ち合わせて会場へ。

実行委員長の近藤誠さんや実行委員の方々にご挨拶。一時に開式。皇居遥拝、国歌斉唱、三大神勅奉読、聖寿萬歳の国民儀礼の後に、講演会。講師は、産経新聞の宮本雅史氏。宮本氏とは随分と長いお付き合いをさせて頂いている。氏が沖縄で勤務している頃、二度ほどご挨拶に伺ったことがあった。昨年の群青忌にも参加して頂いた。宮本氏の講演は「御代替はりー我々の役割は」。

お二人目は、尊敬している埼玉大学名誉教授の長谷川三千子先生。演題は「御即位を奉祝する」。大変良い内容であったが録音が禁止ということで残念だった。

終了後は、犬塚博英先輩や野里、鈴木、久保田の諸氏と上野の居酒屋で反省会と四日の「日本の国体を守る会講演会」の打ち合わせ。二時間ほどで終了し、正論社の諸兄と別れ、大熊雄次氏と合流。犬塚先輩と同郷の方の経営する居酒屋に転戦。しばらく飲んでから、京浜東北線で帰宅。

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今上陛下の御代、令和元年を寿ぐ。

2019-05-03 11:08:38 | 日記
令和元年・五月一日(水)曇り後晴れ後雨。

今上陛下の御代、令和元年を寿ぎ、ご皇室の弥栄と天皇陛下、皇后陛下のご健勝をご祈念申し上げます。皇尊弥栄。

昨日の天気予報では、一日雨とのことだった。起きた時は少し雨が降っていた。玄関に国旗を掲げ、皇居を遥拝。今上陛下の一連のご即位の儀式が始まる直前から、何と雨が上がり陽が射してきた。神威を感じずにはいられなかった。正に日本は神国であると言うことを実感した。昭和・平成・令和と三代の陛下の御代の下で生きていられることに感謝している。

日本の全国各地で御代替わり、新天皇のご即位でお祭り騒ぎである。決して水を差すつもりはないが、寿ぐ気持ちはあってもはしゃぐ気にはなれない。それは、「天皇が勅定(ちょくじょう・天皇が親しく定めること)あそばされるべき『元号』が内閣によって決められたのは國體隠蔽である。新たなる元号は本来、御即位された天皇陛下の勅定によらなければならない。新帝御即位前の『新元号』の決定、上御一人の勅許・聴許を賜らずしての元号の決定は國體隠蔽である」(『政治文化情報』第四〇二号、発行四宮政治文化研究所)。という理由からだ。

このことに関しては、「新元号事前公表問題を考える有志の会」の人たちが、全国より反対の署名活動を展開したり、抗議活動を行った。その人たちの声明文「元号の本質を破壊する『新帝御即位前公表』に反対します」の中から一部を抜粋させて頂く。

「たしかに、現在の元号法において新元号を 天皇陛下がお決めになることにはなっていません。しかしその規定には『皇位の継承があった場合に限り(元号を)政令で定める』とされています。そして政令にはかならず 天皇陛下の御名御璽を賜ります。これにならえば、五月一日の御即位の日に新帝から御名御璽を賜る元号が政令としてはじめて発せられなければなりません。かりに、のちに政令を経ることになろうとも、政府の閣議決定のみで事前公表が行われれるのだとすれば、それは皇位の継承とはなんら関わりのない『政府の元号』の公表ということになります。はたしてそれが、日本の伝統に照らし、また国民から愛され、親しまれる元号になり得るでしょうか。これは皇位継承と密接にある元号を蔑ろにする以外のなにものでもありません。私たちはここに、政府による『新帝御即位前新元号公表』に反対し、歴史と伝統に基づく改元がなされることを求めます」。

正論以外の何ものでもない。結果的に、元号の御即位前の「事前発表」は阻止することは出来なかったが、御代替わりの時に民族派が、こういった正論を掲げ、運動し戦ったことは歴史の中に刻まれるに違いあるまい。

今日から、愚妻が青森に帰郷するので上の子供と一緒に空港まで送る。夕食は子供たちと一緒に、静かに、かつ感慨深く令和を寿ぎ、食した。

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