白雲去来

蜷川正大の日々是口実

貴方たち、ちょっと「五月ハエよ」。

2019-05-23 11:40:07 | 日記
五月二十日(月)晴れ後雨。

今朝は、マグロの刺し身に筋子にタラコ。朝から浪人には不釣り合いなぜいたくな食事だ。送ってくれた人に感謝しつつ食した。そう言えば、古代の中国では、冬至から百五日目あたりを「寒食」といって、一切火を使わないで食事をする日があるそうだ。(その故事が好きだが、長くなるので省略)。我が家の今朝の食事も、それに倣ったものではないが、ただ切るだけで、火を使わなかった。我が家流の「寒食」の日だ。

そう言えば、最近都会では「ハエ」を全く見なくなった。良いことだが、下水やごみの処理が良くなった証拠だろう。私の子供の頃は、ハエが飛び回る頃になると、電球の下に「ハエ取り紙」を吊るしたものだった。何年か前に、野村先生のメモリアルツアーで、先生の愛したフイリピンのマタブンカイという鄙びた海のリゾートに行ったことがあった。食事の折に、ハエが飛びまわっていて、手で追い払いながら食事をするという、煩わしい思いをした。本当に「五月蠅い」存在だった。

五月の蠅と書いて「うるさい」と読ませるほど、その昔、この時期のハエは人や食卓につきまとった。随分前にテレビのドラマの中で、若い女性の俳優が「貴方たち、ちょっと、ごがつはえよ」。と言って、思わず笑ってしまったことがあった。台本に「五月蠅い」と書いてあったのを、そのまま「ごがつはえ」と読んでしまったのだろう。町からハエがほとんどいなくなった今、「五月蠅い」と言う漢字も消えて行くのだろうか。

ニンジンが好きで、天ぷらやマリネにして良く食べる。夜は、そのニンジンのマリネに新生姜の甘酢漬けに、朝の「寒食」で最後の「茜霧島」をお供に、酔狂亭にて独酌。

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さつま揚げからスキャンスナップまで。

2019-05-23 10:52:44 | 日記
五月十九日(日)晴れ。

家族揃っての朝食は、親子丼に大好きなさつま揚げ。さつま揚げは便利で、甘辛く煮ても良し、軽く焼いても良しく、そしておかずにも酒の肴にも合う。浪人の味方でもある。もう一品は、今が旬のアサリの味噌汁。食後は、事務所にて機関誌の編集。リースのプリンターの調子が悪く、だまし、だまし使っている。以前使っていたヒューレットPが良いのだがリース代が少々高いので二の足を踏んでいる。また、昨年暮れに、便利だった「スキャンスナップ」が壊れて修理に出してみたら、新しいものに交換するのと変わらないと言われ、ナメンナヨ。結局、以前から使ってるエプソンのスキォナー「GT-X820」で何とかしているが、このスキャナーは性能が良いが、一枚ずつしか取り込めないのが難点である。

今は、便利になって、このエプソンのスキャナーと「読み取り名人」というソフトを組み合わせて使うと、印刷した活字がワードに入れてから変換が出来る。そしてほとんど誤字がない。聞けば、このシリーズで手書きの文章も取り込み、変換が出来る「手書き名人」とかいうソフトも出ているらしい、どうしようかと考え中である。手書きの原稿を頂いた時は、直接パソコンに打ち込むのではなく、「ドラゴン・スピーチ」というソフトを使って「読み上げ」で入力している。しかし、これはかなり古いソフトなので、識字率が八割程度だ。これもそろそろ交換しようかと思っている。

機関誌の創刊当時は、まだパソコンがそれほど普及していなくて、ワープロで入力したものを、別紙に割り付けして印刷所に持って行ったものだ。もっと前は、活版で「活字拾い」をして機関誌を作っていたのだから、正に隔世の感がある。便利にはなったが、写真の加工ソフトの「フォトショップ」などを入れようと思うが、毎月使用料を支払わなければならない。大した金額ではないのだが、毎月というのが、恐ろしい。フリーソフトもあるようだが、使ったことがないのでちょっと怖い気がして使っていない。そのうちにどなたかこういったことに詳しい方がいたら、アドバイスを受けようと思っている。

夜は、我が家の家族と、仲良しさんご夫妻とで、藤棚のお好み焼屋「ポン吉」へ行った。初めてのお店だが、中々良かった。

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