五月尽(日)晴れ。
良い天気である。どんなに不幸な出来事が身近にあろうとも、当たり前だが私の日常が変わるわけはない。申し訳ないと思いつつも、朝食は、サンマの干物、納豆、もやしの味噌汁。昼は、昔ながらのナポリタン。夜は、近くの魚屋で買ったマグロの刺身、「まさし」の餃子、トマトサラダ。お供は「黒霧島」に〆は「ジョニ黒」のロックをダブルで一杯。
酔いにまかせて、ふと思い出したのが、好きな大木惇夫の「南支那海の船上にて」と前置きした有名な「戦友別盃の歌」。
言うなかれ、君よ、別れを
世の常を、また生き死にを
海原のはるけき果てに
今や、はた何をか言わん
熱き血を捧ぐものの
大いなる胸を叩けよ
満月を盃(はい)にくだきて
暫し、ただ酔いて勢(きほ)へよ
わが征くはバタビアの街
君はよくバンドンを突け
この夕べ相離(あいさかる)るとも
かがやかし南十字星を
いつの夜か、また共に見ん
言うなかれ、君よ、別れを
見よ、空と水うつところ
黙々と雲は行き雲はゆけるを
道の兄だった元楯の会の故阿部勉さんもこの詩が好きだった。詩を朗読した森繁久彌のCDを持っている。
良い天気である。どんなに不幸な出来事が身近にあろうとも、当たり前だが私の日常が変わるわけはない。申し訳ないと思いつつも、朝食は、サンマの干物、納豆、もやしの味噌汁。昼は、昔ながらのナポリタン。夜は、近くの魚屋で買ったマグロの刺身、「まさし」の餃子、トマトサラダ。お供は「黒霧島」に〆は「ジョニ黒」のロックをダブルで一杯。
酔いにまかせて、ふと思い出したのが、好きな大木惇夫の「南支那海の船上にて」と前置きした有名な「戦友別盃の歌」。
言うなかれ、君よ、別れを
世の常を、また生き死にを
海原のはるけき果てに
今や、はた何をか言わん
熱き血を捧ぐものの
大いなる胸を叩けよ
満月を盃(はい)にくだきて
暫し、ただ酔いて勢(きほ)へよ
わが征くはバタビアの街
君はよくバンドンを突け
この夕べ相離(あいさかる)るとも
かがやかし南十字星を
いつの夜か、また共に見ん
言うなかれ、君よ、別れを
見よ、空と水うつところ
黙々と雲は行き雲はゆけるを
道の兄だった元楯の会の故阿部勉さんもこの詩が好きだった。詩を朗読した森繁久彌のCDを持っている。